D4 ラ・コスタ朝食と D4 フェアフィールド岐...

 D4 諏訪から美濃へ  [長野・岐阜]


'21 7月21日(水)2
本日から折り返し、帰路ツーリング。
帰路はどこかでもう一泊することに決めていて、以前に宿泊した美濃観光ホテルが良かろう、とネットで調べてみた。
美濃観光ホテルもいいが、おなじ美濃市に同程度のビジネスホテルが新しく開設され、マリオット系列らしいので今回はソチラを試すことにして昨夜予約。
何しろ私はマリオットのVONVOY会員なんで(入会無料^^;)、割引特典があるのだ。

では3連泊した蓼科ハーベストから出発。

美濃まで行くには中央道で来た道を引き返し、土岐JCTで北陸道に分岐すれば一直線だが、出来れば伊那から権兵衛トンネルで中山道に抜けてのんびり飛騨路を下りたくもある。
前回の駒ヶ根ツアーではそのルートで下り美濃観光ホテルを見つけたのだった。

東急蓼科リゾート敷地からビーナスライン(k192)に合流。

しかし、そのまま諏訪ICから高速に乗るのも芸がないので、前回の蓼科撤退時のようにK50で岡谷に抜けることにしている。

意外と時間がかかる町場の信号道をやっと通り抜け、山越えの県道50へ左折。

K50はすぐカーブし諏訪湖の対岸山を駆け昇る勾配になる。
で、多分ここだろう。・・・とバイクを道端に寄せ停めて後ろを見る。

「ここ、覚えてる?」と尋ねるがヨメの記憶容量はあまりにも乏しいのだ。

ここで前回の蓼科の帰路に諏訪湖を背景に写真を撮った。
ま、それを思い出したのでK50にしたということもある。

2012.5.3 同所 →
こうして10年近く前の光景を並べておくのも面白い、と私は思うんだが。

県道50はすぐに峠を越え、なだらかな斜面を辰野に向かって下っていく。

こういうのどかな道をゆっくり遊びながら走るのがツーリングの醍醐味だが、すべてがそういうワケにはいかない。

辰野に下り、高速には乗らず一番端の県道19を伊那方面へ。
しかしもう真夏の正午過ぎ。
あまりスピードを出せない町場道は暑くてかなわん。
交差点にあったセブンイレブンの駐車場に一時避難水分補給、前後策を検討。

ツーリングとしては伊那谷の両側に山並みがあり、遠景は悪くないハズだがとにかく町場の信号道はあまり快適ではない。
前回もソレに参ってしまって伊那から権兵衛トンネルで飛騨に抜けたのだった。

信号待ちで見える天竜川対岸の木曽山脈。
アレをみるとソチラに右折したくなるのだが。
しかし、この暑いのに信号の多い下道では参ってしまう。
今回は伊那ICからやはり高速で素直に岐阜まで戻ることにする。

タマには交通量のない快適なツーリング道路にも遭遇するのだが。

伊那市の町場に入り、高速に乗る前にどこかで昼食とガスの補給をしなければ。
町場にはCOCO’S始めファーストフードチェーン店は散見するのだが、まだそんなに腹は減っていない。

高速入口の右折を少々通り過ぎ、何とか公園の案内があったので左折。
公園沿い道路にマクド。
とにかく駐車場へ。
店内で適当に席を確保。
まだ腹が減っていないので冷たい飲み物だけ。

私「アイスコーヒー、氷抜きで!」
回答「アイスコーヒーは自動で抽出した熱いコーヒに氷が入いりますので。」 さよか。
ヨメ「アップルドリンク、氷なしで!」
回答「アップルはパックそのまま出しますので」 さよか。
ま、とにかく一人100エンちょっとの値段でゆっくり休憩できるのはありがたい。

マクドの駐車場で男の子がやってきて珍しそうにバイクを見ている。
子供がついて来てないのに気が付いた母親があわてて連れ戻しにくる。

はやく行きなさい。・・ しかし、この子は惜しそうにバイクを振り返る。

手を振って男の子に合図するヨメ。
多分あの子供は近い将来バイクに乗ることになるだろう。
それがどういう結果になるのかわからんが、ヨメの一瞬の行動が一人の人生を決めてしまった責任は大きいのだ。

それではガス補給してから高速へ。 お昼はどこかのSAでいいだろう。

GOOGL地図で確認したENEOSのステーションがなかなか見つからず、少々迷って発見。
しかし、どうも流行ってなさそうで価格も思ったより高い。
一応、乗り入れたが後ろでヨメが「ヤメ!」とか言ってるので、「エネキー使えますか?」という断りの呪文を使って素通り。
まあ、後150キロくらいはいけるだろ。

このまま直進すれば権兵衛トンネルだか・・・こんなに暑くなければソッチだったのに。
町場からかなり離れ中央道伊那ICに。

中央道に乗ってしまえば幅広い自動車道路で車もそんなに多くなく、100キロ走行風はそれなりに涼しい。

それに視界は町場の上を通り越し、両サイドにアルプスと木曽山脈が涼し気に見える。
やはり今日は高速道路しか選択肢はなかったな。

では最初の休憩を駒ヶ岳SAで。

SA端のバイク駐輪所に置いたシルバー号が勝手に私の後ろ姿を撮影していた。

ああ、頭頂が真夏の太陽に応えて輝いている(^^;。

上り線同様大規模SAでレストランも複数。
そうなんだよね。 前回の長野は「駒ヶ根ソースカツ丼ツアー」だったもんね。

むむ、これで昼食は決まりか、とは思うが、まだ腹はへってないのだった(^^;

ソースカツ丼に後ろ髪をひかれつつ、駒ヶ岳SAを出、表の冷房のよく効いたデイリーヤマザキで涼みつつ、おにぎり購入。

店内にイートインはなく、表のテントの日陰でおにぎりを食し、後の行程と頭頂光の問題の解答を試行する。
やはりリアップは一日二回塗布することにしよう。

それにしてもなんちゅう夏の直射じゃ。
14:45駒ヶ岳SA出発。

中央道を疾走するヨメ。
車が少ないのにヨメの後ろにピタリとくっついてくるヤツがいる。
左車線に変更して後ろのヤツに追い越し車線譲れ、と指示してもがんこに追い越し車線を走りつづけるヨメ。
しかたないので、私が速度を緩めてヨメの後ろに回った時の映像。
ヨメは「知ってたけど、イヤがらせでわざとどかんかった」と?おいおい。

別に停止するほどの用もないのだが、一応阿智PAに寄る。

恵那山トンネル付近が工事中なんでその情報確認もある。
小規模PAで店舗はこれだけ。
店舗とトイレの間にベンチがあるのでそこで休憩。

私はヘルメットを取っているのに、ヨメはそのまま休憩に。
ここでちょいとだけおやつ。
小さいPAだがここに停車している長距離配送車は多い。

小さいPAだがガソリンスタンドもある。 タンク車が停まっている。
しかし高い(178エン)のでヨメは給油はここでは止めとくと。

一車線対面通行の恵那山トンネルから中津川ICの区間。
なんだかここでは常に雲が多く、雨の気配も。

恵那SA到着。
前回、ここからうっすらと噴煙を上げる御岳が見えたのだ。

しかし本日は雲が厚く、木曽山脈は見えない。
フードコートでコーヒー休憩。

ヨメはしきりに商品を撮っている。
これか?

なんか、コレはさっき(記述現在)食ったヤツか(^^♪
白バイクのタンクが軽くなりすぎているので、ここのスタンドでヨメだけ給油。

お嬢ちゃん、ちゃんと一人で給油してもらえましたか?

次は土岐JCTから東海環状・北陸道に分岐する予定。
瑞浪ICを過ぎ、土岐JCTの標示を目で探す。

土岐JCTに近く、ちらりと「美濃加茂」という表示が見えたので、瞬間土岐JCTの行き先表示と混同し、「土岐出口」に左折してしまう。

この出口表示では「土岐」はよく見えず、美濃加茂と矢印がパッと目に入ってしまうのだ。
直ぐにJCTでなく、出口と気が付いたが、慌てずそのまま出ることにした。
昔だったら一方通行をUターンやらかすところだが(^^;

せっかくきっちり高速網のルートの予習は済ませてたのに、慣れないのでとっさに間違うこともある。
4日前の上り行程でも一宮で間違え一宮東で出てしまったのだった。
道端でGOOGLE地図確認。
このまま下道県道21号でそのまま美濃方向に行けるようだ。
それにずっと高速走行だったので、ここで下道もよかろう。

なかなかのどかな郊外線のK21を美濃に向かう。

道の駅発見。

道の駅「志野・織部」
え?ここが有名な織部の?
駐車場の上側には陶器工場のような建物も見える。
ここが織部焼の、か! 「それ何?」とヨメ(^^;
とにかく、施設本館に入ってみる。

もう閉館間際で殆ど人がいなかったが、明るくディスプレイされた店内には多数の焼き物雑器の展示と販売。
そういや、こういう雑器は瀬戸物というが、瀬戸市にも近い地帯だな。

K21を辿っていくと次第に町場になっていく。
県道にしては路幅が広くてよく整備されている。

しかし夕方のラッシュ時に重なったのか信号待ち渋滞が突然出現。
青待ちで二信号かかってしまう。
やはりその先の高速入口で上に上がろう。

可児御嵩ICに入る。

予定してなかったICなので入って分岐する方向を一瞬迷ってしまう(^^;
方向的には直進と思ってしまうが。
美濃は岐阜・高山方向だな・・・

すぐ次のIC「美濃加茂」だが、出口の下に「ハイウェイオアシス」とある。
なんだか面白そうなのでちょいと左折してみる。

矢印に従って左折し、かなりの距離を走らさせれ、サービスエリアとハイウェイオアシスとは別の場所と示される。
仕方なし、ハイウェイオアシスとは何なのか更に1ブロックほど走らされる。
SAってのは道路脇にあるもんだろ?普通。

突き当りの駐車場まで行って、これは高速道路設備者とは違う管理者の施設で、美濃加茂市のイベント公園に高速道路からでも運転者が入れるように無理に寄り道させたエリアだと判明。
とにかく、この施設の概要を見学に車止め柵から中に入る。

公園本体施設はもう閉館したのかガラガラ状態。
正面の建物には「ぎふ清流里山公園」の看板。

え?コレってその昔「日本昭和村」やってた建物じゃ?

偶然だが、前回「駒ヶ根ソースカツ丼ツアー」の帰り道に飛騨街道から迷い込んだところだった↑ あの時はゴールデンウィークの最中で、人で一杯だった。
昭和レトロブームが去って、すっかり改名してやり直しているのか?
それともインバウンド客がパタリと止まり、やむなく商売やめて普通の無料公園に?
もちろん当時は有料だったので中には入っていない。

入口からそのまま入ってちらりと中を見てみると、なかなか広く、整備された立派な公園風。
ヨメの記憶容量には一度来たことすら残っていない。

「アンタ、ここで木の陰でなんか食ったやろ? ホレ→」
「ああ、そういえば・・・
なんとなく・・・」
「ホンマか?」

ヨメの記憶容量に関しては既に書いた。

なにか半信半疑のままのヨメ。

「このオブジェ、面白い!」と急に話を飛ばし、とぼけるヨメ。

vo:[(D4)諏訪から美濃へ ] 2021/8/6(金)1:33 <Re:2021/8/13(金)20:17>
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