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 アクアイグニス@りんくうタウン [大阪]


'22 6月4日(土)
とうとう大阪新居にバイク2台が揃ってしまった。
で、とうとう週末晴れ、ということに。

では(仕方がない ^^;)、大阪から初めて二台でどこかに行くか?

大阪近郊では別に行きたいような場所は思いつかない。
と言って奈良県に行くのも芸がない・・・
というので”湾岸高速道路で関空”と決める。

湊町入口から大阪環状に乗り、信濃橋あたりで「関空アッチ→」の表示を頼りに弁天町から堺市湾岸地帯の高速道路を走る。
ただし、例によって準備が万全ではなく簡易ドラレコの電源が入ってなかった。
ちらと見える大阪湾岸の光景も風光明媚とはほどとおい巨大産業地帯の真っただ中。
通行車も殆どが運送トラック。
産業構築物や湾岸施設の膨大な連なりに港が日本産業の中心だった栄光の時代とその凋落に思いを馳せ・・・なかなかの見ものといえばそうなのだが、帰りは別のルートで(^^;とか暗黙の合意も。

堺市を過ぎ、「泉大津PA」という標識発見。
こんな産業道路にもPAか?と一応見学に。

高速道路からは一階下のバイク駐輪場に駐車し、泉大津PA見学。

内陸側の下り車線のPAに駐車したので、メイン展望所のある登り車線PAまで5階の陸橋を渡る。

思ったより大がかりな施設で、展望所は11階。
レストランのある3階より上はどうやら法人事務所ビルらしい。

大阪湾に張り出した埋め立て地公園内の複合施設のようだ。

大阪湾と港湾デポジット施設が一望に。

あまり期待してなかったのだが、この光景はなかなかの見ものだった。

天気もよく、海の色もそこまで産業産業色してはいない。
ときおりやってくる小船舶の立てる波も白く、湘南ヨットハーバーのよう。
湘南ヨットハーバーなんて行ったこともないのだが(^^;

でも、あの辺、本当にヨットハーバーらしいぞ(^^♪

反対側の内陸部も一応偵察。

ベイエリアの比較的新しい集合住宅の向こう側、泉南の山脈との間にぎっしりと住宅が詰まっている。
いつも関空からの帰りの列車で、大阪の空の玄関に続く地帯のあまりにも雑然として野放図な家並みに”初めて来日する方にはこの大阪がどう見えるのか?”とか気にもなっていたのだが、例のザールブリュッケン体験からは”ソレも面白かろう”という見方になったのを思い出す。

この間、ヨメはこの近く居住の友人にりんくうエリアの観光・行楽スポットを尋ねている模様。
三階のレストラン・売店見学。
高速道路上のPAらしく、一応道路状況案内カウンターもあるようだ。

レストランもまずまずのコストパフォーマンスのようで、ここで食っていくか迷う。

続いて、連絡橋をわたった下り車線PAの3階も見学。

どちらも同様規模の設備だった。
人は自由に上下車線施設を行き来できるのなら、一か所にマトまっていた方が合理的とか思う。
だが連絡橋が少々長過ぎるので、主たる顧客のトラック便の乗員が手早く腹を拵えるのに渡るというのは無い、と見極めた設計かも。

ヨメの友人との長い協議結果も参考したが、やはり最初に目についたりんくうエリアの施設、アクアイグニスに行くと決定。

泉佐野南ICで降り、海に向かってしばらく行くとアクアイグニス発見。
駐車場に車はまばら・・・バイク置き場を探すが見当たらないので勝手に車止めを越えて駐車場に侵入。
後ほど、係のおネエさんからバイクは無料なのでそれで結構、との解答を得た。

駐車場からは関空連絡橋がすぐ隣に見える。

あ、マーライオンか!

アレはマーライオンではないようだ(^^♪

ソレはアベノハルカスではないようだ。

なんだか有名なアクアイグニスにしては駐車場はガラ空き・・・
大丈夫なん?と思っていたが温泉はちゃんと営業していた。

やはり、関空がフル操業ではないのでまだ客の出足は本格化してないのだろう・・
もっぱら三重県湯の山温泉のアクアイグニスに親しんでいた我々にはこの規模では少々肩透かし。湯の山温泉並みの大規模温泉ではなく隣のホテルの付属浴場とかいう性格か?

それでも新しい清潔な建築で関空連絡橋や大阪湾の見開き眺望を売りにした浴槽はそれなりの眺望感はあった。
温泉の質はほのかな茶色のやわらかいすなおな湯。
温泉目的では内外一つずつの浴槽だけではかなり小規模なので、ゆっくり滞在する程の施設ではない。
今のところ平日ならガラガラだと思えるので、昼間のんびりしたいならいいところかも。
でもまあ、あまり予備知識も準備もなく、ただ行き当たりばったりに決めた目的地にしてはまずまずの目新しさがあり、まずは成功か。

で、さて一風呂浴びて食堂で昼食にしようとすると、なんと昼の営業は3時で終わりとか。
ウチの標準昼食時間は午後3時(^^;

仕方がないので休憩所の簡易カフェでピザ980円(ちっこい)を買いシェア喰い。

ちっこいので、ピザを二人分注文してたとしても、もやはり物足りんのは同じだろう。

食後、再入浴。
夕方になると流石に人は増えてくるようだ。
平日午後、ひとりでゆっくり浸かりながらの海を見にくるならいい施設だろう。
しかし高速料金2000円近く支払って来るところではない(^^;

ヨメは女湯の湯舟縁に寝そべって動かんおバさんが居た、とフロントに一言文句を付け、無事^^;入浴終了。

せっかくなのでバイクを回して海を背景に撮る、と。
あれれ、車が増えてる。

それじゃバイクが見えん!

こうか?

もう一台もついでに並べて。

相変わらずヨメは電話中なのだ。

では帰るとするか。
帰路は湾岸ではなく、山側の高速道路、阪和道を経由することにする。

りんくうタウンは広大な面積の地域のショッピングセンターで、普通の家並みはなく、でっかいアウトレットと駐車場だけが目に入る大規模開発の人工タウン。
車が前提の地域だな。
中心付近に「りんくう温泉」という大規模日帰り温泉がある。
それでアッチは人が少なかったのかも。

泉佐野ICから阪和道に。 このあたりからやっとウチの簡易ドラレコ稼働。

金剛山脈の麓で大阪、和歌山に分岐。

さすがに山側は緑が豊かで交通量もそんなになく、新緑の快適ツーリングを愉しめた。

岸和田SA発見。

こんな狭いところに入れられん、と?
ヨメがぐずぐずしている間にすぐ横におニイさんが駐輪し、サッさと建物に去って行く。

サービスエリア内見学。
さっきのピザだけでは物足りんので、ここで何か喰うことにする。

岸和田名物・ワンワン鳴き豚のカツカレー980円。

これも値段のワリにはちっこいが、ま、そんなもんだろ。
例によって二人でシェア。 スプーンが二つ (^^:
一度くらい自分も買えよ>ヨメ。

シーズン故か燕の巣にヒナがいたるところに。

トイレを済ませ、帰路に復帰。

当初アテにしていたど真ん中経路の三宅-久宝寺間だっけ?が6月から3年間!通行止めとかで、そのまま松原JCTから近畿道に直進。
もう堺市あたりからは景色もただの大阪環状産業道路。

東大阪で高速13号に分岐。
後はいつもの永田から難波湊町。

ちょいと永田ー高井田間が渋滞気味だったが、そこまでのエグいやつではなかった。

初めての大阪発2台ツアーだったが、”関空脇まで一周コース”は大阪周辺にしてはまずまずのツーリングだったか。
しかし高速料金二台分はバカにはできん。
どこか下道でいい行程はないものか。

vo:[アクアイグニス@りんくうタウン] 2022/6/6(月)14:22 <Re:2022/6/6(月)14:40>
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