佐用スターリゾートから 咲洲ATCからイケア鶴舞...

 佐用スターリゾートから万葉岬(3) [兵庫]


'22 10月1日(土)2
朝食にホテル棟のレストランへ。

ノンヘルつっかけ二人乗りバイクで。
バイクのシートがベトベトに濡れていた。
この湿気が朝の雲海の正体か。

道交法適用公道ではございません(^^♪


朝食レストランは満席。

結局昨日と同じ入口間際の席しか空いてなかった。

標準朝食が重詰めで一人一膳、味噌汁ご飯はお替り自由。

満席だったが、単独もしくは二人連れの席はすぐ空いていった。
奥の韓国語の団体さんはゴルフウエア姿。
早朝からゴルフ大会か。
ホテル宿泊組だと思われるが、もしかして早朝集合かも。

とにかく文化習慣が違うので団体さんになるとかなりの迫力で異文化の実力表明。
まあ、大昔の日本の”農協ツアー”団体さんもさぞかし海外で目立ったことだろう。
いや、しかしあの現象はすぐ数年で現地ルールを理解し沈静化したが、現在の近隣大国団体はもう20年近くも同じような行動を続けてる、とヨメ。

いや、ヨーロッパでもアメリカでもよその国の団体サンは常に結構うるさい。
アジア系はもともと騒音に寛容な文化だし、西欧系は動物的にうるさいし、日本人の行動様式だけが他人の顔色を気にする文化で、国際的には唯一の例外ちゃうか?
ま、我々より下の世代の国際標準化・グロバりゼーションの波は顕著やが、とか言ってるうちにやはり我々が例によって最終まで頑張っている客に。

食後、リゾートホテル敷地内を見学。

華やかなリゾートホテルだが、そこここにここ数年の危機のキズあとが。

元はカラオケルームや麻雀室だった棟も見学してみるともうもぬけの殻状態・・・

ヨメはフロントのおニイさんにその辺りの経営状況を臆面もなく聞き取り調査。
ここに宿泊し、別のゴルフ場に向かうのも結構いる、とか(^^;

”佐用の湯”は午後からの営業だが、今はキャンプ場になっているという嘗ての露天風呂を見に行く。

かなり広い露天風呂の敷地だが、いまも浴槽跡は残っていた。
その後ろ側がフリースペースのキャンピンググラウンドになっている。

その向こうは?
嘗てのゴルフコースだったのだろうか、今は分譲リゾート住宅地に。
もしかすると、先ほどの隣国ゴルフ団体はこちらの住人のゴルフコンペだったのかも?

30年前の花形建築家設計の豪華コンドミニアムにもどりチェックアウト準備。

この豪華な4棟から構成されている分譲コンドミニアムは今はホテルになっていて、平日宿泊客は我々のみとかいう状態。

ホテルとしての手入れはされていて、設備のメンテナンスもきっちりされているようだが、ところどころに荒れ方が透けて見える部分も。
このようなコンドミニアムの部屋に週末暮らすのはどうなのか?

ひょっとすると夜中に物音がしたりすると非常に恐ろしい夢を見たりするのかもな(^^;

門扉はきっちり閉めておかないと、鹿が入ってきて花壇を荒らすそうだ。

しかしこの宿泊は得難い経験だった。
もっと明白に荒れはててくれれば、またその古雅な呪いの館風佇まいに味が出、人気が盛り返すかも、とか思ったりする。

さて、本日の予定。
やはりもう土曜に宿泊できるようなところはなく、今日中に帰宅することで合意。
先ず、近くの西はりま天文台に立ち寄ってから、瀬戸内海まで直線で下り相生市の”万葉岬”まで行って海を見、高速道路で帰ることに決定。

帰宅してから簡易ドライブレコーダーのSDカードがうまく挿入されていず、この日の録画が不備発見。そういえば走行中に挿入口のフタがペラペラと風にはためいていたか(^^;

天文台は佐用インターからごく近くだが、さすが山頂施設でかなりの登り道、ブラインドカーブもあり。

兵庫県立大学西はりま天文台。
手前のいかにも天文台らしいドームが60センチ反射望遠鏡の旧館で、奥の不愛想なヤツが本体の口径200センチを収めたメイン施設。

駐車場脇にはちょいとした食堂と宿泊棟がある。

周囲360度山地、天体観測には町の明かりが命取り。
そういえば昨夜は久しぶりにかなりの星空、デネブ他の星座を見た。

まずメイン棟の施設を見学。

玄関で靴を脱いでエレベーターで三階の観測室へ。

これが口径200センチの一般公開用としては日本最大の望遠鏡。
総合では5位とか。
しかし実際に覗けるわけではないので、”左様ですか”とつぶやいてスル―する他はない。

観測室は無人だがエンドレスビデオテープが一通りの解説を一人でやっていた。
ちなみにこの動画のBGMはスカルラッティのロ長調のソナタ。
このところ私が毎日の練習開始曲にしているので、ヨメが先に”あ、コレ♪はアレ♪”と気がついてくれた(^^♪

その他一般用の展示もいろいろ。
天体クイズ上級向け三択の10問をやってみた。
二つ間違えた(^^;
ちなみに「一等星は二等星と光量が??倍」、「膨張宇宙論を唱えたのは?」が私が間違えた2問。

別にそんなところに登らなくとも景色は下でも同じだろ(^^;

次に旧館も見学。

60センチ望遠鏡の他は天文台のスーベニアショップになっていた。
家庭用の天体地上望遠鏡も販売販売中。
確かに中学生頃にはそんなものに憧れた覚えがある。
しかし実際に買ったのは星座盤だけだったか。

これはデカい月球儀。

多分かぐや姫の実家は月の裏側にあるハズ。精査探索中。

天文台下芝生公園。 観光双眼鏡は無料。

正面に何とか城の廃墟が見える(ハズ)。

まずまずの天文台訪問、やはり無料が一番(^^♪
公園下に人間日時計あり。

現在時刻11時半と。

佐用から直線的に瀬戸内海まで走る予定で、適当にGoogle地図の経路をたどり、間違えて別の道路とか適当に。
天気のいい日曜なのでこの地域には単独・複数のバイクツアー中ライダーの数多し。
なんとなく自発的に合図をしてしまったりも(^^♪
ローソン三日月店で県道28号に右折し、道なりに県道44号で相生市まで南下。

途中上郡から竜野にかけて交通量は少なく、非常に広くて明るい山間の良く整備された道路が続き、付近の街路樹や緑に囲まれたモダーンな建築が楽しい地帯が続く。
そろそろガソリン補給するタイミングだったので168円だったが給油。
この地域にしては高めだが、よく整備されたこの辺りの土地の場所代か?

思わず停車してカメラを構えてしまう中空デザインの居住棟。

たまたま目についたので停車した交差点に「テクノ中央」という表示。
なるほど、ここは兵庫県立大学のキャンパスも含んだ大規模開発計画で作成された学研都市であるらしい。
調べると、やりこのプロジェクトには安藤忠雄サン他の建築家も噛んでいたようだ。

中心はこの”テクノ中央”らしいが、道路はその後も相生市にいたるまでずっと街路樹が植えられ気持ちよく走行できた。
もう一度走りに来てもいいな、と思わせた。

山陽道・播磨道の高架ガードを抜けると相生市街でそのまま道の駅”白龍城”の駐車場に入る。

駐車場の裏は相生湾、もう瀬戸内海である。

ちょいと道の駅の売店やレストランを見学。

しかしなんだろうかこのハデな中華風装飾は。
良くわからんが、白龍はPeronと読むらしい。
ペーロンか、何だったか?

日帰り温泉併設。
しかし道路をわたればマックスバリューを中心にしたイオンタウンなので、そちらで何か喰うことにする。


数軒レストランも並んでいて「和食のさと」が目についたのでソチラで昼食にする。
土曜の昼過ぎで満席で少し待たされた。
冬場には食べ放題「さとしゃぶ」を愛好していた時もあったが、最近は足が遠のいていた。
知らなかったが昼間はまずまず格安のランチメニューがあり、なかなかの人気のようだった。

私天丼定食。

ヨメちらし寿司定食。 何れも1000エン見当。
まずまず手軽ではないか?

天丼のご飯はまったくの白ご飯だったので、忙しそうな店員さんに邪魔しないように恐る恐るタイミングを計って「タレは?」と尋ねると、「あ、忘れてました(^^;」とか。
おいおい、相生。

しっかりと昼食いただきました。
このところバイクツアーでは昼はいつも野外食、もしくはSA食堂の一人分だけで誤魔化していた感じだったか(^^;

道の駅に戻り、最終目的地”万葉岬”へ。

前方左の橋を渡り、岬の右岸をたどったチョン先らしい。
走り出すと相生湾内の漁業・産業施設のクレーンが目につき、おいおい相生、本当に万葉岬って万葉集にも詠まれた景勝地なんかい?という感じ。

岬の突端のかなりの勾配傾斜登りカーブを昇り詰めるとホテル”万葉荘”に。
正規の駐車場はホテルのものしかなく、「当ホテル利用者以外駐車禁止」だが、もちろん後で見晴らし日帰り温泉に入り、展望レストランでコーヒーを飲ませていただきますので、バイクを置かさせていただきました。

岬突端の丘の展望公園からのながめ。

で、ここで私のカメラの電池切れ。
あわててバイクに戻り、バッテリー予備に入れ替えるが、そっちも充電できてなかった(^^;

おいおい相生(^^;


瀬戸内海、実に穏やかな内海の光景。

私はこの辺りは初めてなのだが、今朝は雲海をイヤというほど見てきたのでそれほどの(^^;
どちらかというと白い波頭のアクセントがないと物足りんような気も。

さて、万葉荘の展望レストランでコーヒーを。

と、レストランに行く手前ののどかな島影と岬のいかにも瀬戸内という光景。

島の周囲の牡蠣棚がクジラに群がるイルカのよう。

む、なるほど展望レストランからの光景はコレか。
ならわざわざコーヒーを飲みに行くこともないな(^^♪ 

ではこれにて退散ちゅうことに。おいおい、相生(^^;
ということでやはりこちらも無事無料見学終了、一目散退散、辿帰路。

途中のトンネルの入口に観光用浮き絵がはめこまれていて”相生ペーロン祭”とあった。
そうか白城(peron)はソレだったのか。
長崎のペーロン競技が有名だが、当地でも同じような祭りがあるらしい。

少し道がわかりにくかったが、交通量の激しい国道筋を少し走ると高速道路アッチ→の緑の表示板があり、首尾よく高速道路に。
神戸方向が山陽道、逆方向が播磨道とかになるらしい。
他播但道とかもあるので結構高速道路の路線はややこしい。

山陽道三木SAが比較的大規模だったので、こちらでコーヒー休憩し、ついでにホテルでいただいた県支援クーポンの残りを使うことにした。

泉寿庵の生きんつば、と栗もどこかで買ったのだったか。

先週の高速池田連絡付近の渋滞を避けるために今回は神戸から湾岸線で帰ろうと計画していたが、相変わらずGoogle地図は最短ルートしか教示してくれない。
まだラッシュ時間には早いし、土曜なので大丈夫だろうと先週どおり中国池田から11号池田線で。
少々危なかったが、そこまでの遅延はなく淀川を越せたので安心・・・と思ったが道路上の表示板に”阪神高速環状線外回り事故渋滞4キロ”の表示が。
なんとか環状線前の福島出口で下道に脱出。
私は道路がよくわかってないのだが、この辺りはヨメの縄張りだった。
阪神高速環状線で大阪市内をぐるりと回るより、福島から浪速筋直行で帰宅する方が早いのかも。

vo:[佐用スターリゾートから万葉岬(3)] 2022/10/7(金)0:44 <Re:2022/10/9(日)10:34>
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