国立国会図書館関 過負荷の虫歯治療..
[団塊の段階的生活]

夏はあけぼの

2007/8/16(木) 午後 0:55
先週「過負荷の犬」という記事で、お隣さんのお犬サマをあてこすったところだ。

するとこのお犬サマ、なんと突然他の家族もひきつれて引っ越して行ったのだ。
どこかで私のこのささやかなブログを見、恥じて身を退いたのか?

犬の世界でもネットのインタラクティブな影響はすさまじい速度で広まっているのだ。
この記事をネットに流してから引越しへの流れは実にすばやかった。

フロイトサマは、実はこのブログ記事→引越しという因果関係は逆だといっている。

意識はしていなかったが、先ず隣人の引越しの気配が数日前から私の深層意識に
入り込み、その心理的影響が今まで遠慮して公言しなかったお隣さんへの苦言を
書かせるトリガーとなったのだ。

まあ、とにかくリタイア在宅生活の頭痛の種だった、隣のお犬サマの声が先週から
ぴたりと無くなった。隣は現在空き家で、玄関ドアにつるしてあるガスの開栓票が
いかにもソレらしい。

気が付くと猛烈に暑いが、くっきりした大気がこれが夏休みだぞ!と言っている。
せみ時雨の中の得がたい静けさが戻ってきた。

長い前置きになった。
「過負荷の犬(2)」で報告した矢田山の「子供の森」に早朝5時から出かけた。

涼しい透明な大気が木々と芝生の間に凛として満ちていた。
静かである。
人の気配も犬の喧騒もこの時間にはない。

夏が始まってから、ちょっと怪しい(?)深夜走行ばかり繰り返していたが、
この早朝の山間の静謐には、さすがにこのうっとおしい精神もきれいに浄化
されてしまう。

持参の折りたたみイスにずぼらに寝そべり、足を木のベンチに投げ出す。
ポットのコーヒーを飲みながら、リーガル・サスペンスに読み浸る。

至福の時というべきか。

私にはあなたの生活を邪魔する気はまったく無い。
頼むから、私のつつましい生活のささやかな安息を邪魔しないでくれよ。


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