秘境大杉谷(三重県)で遭難未遂 ロマンチック街道・バイエルン...
[バイク/野外徘徊]

湖南湖東(滋賀県)ダム湖探索

2009/9/4(金) 午後 0:07
八月最後の土日はヨメと奈良公園や名阪天理東IC付近を周ってたのだが、黒バイクで後を走るヨメが
赤バイクのタイヤがぺちゃんこだと指摘してくれた。
あれっ、そうだっけ?
どうも最近よくエンストするし、エンジンがよくうなるなぁとは思ってた。
そうだったのか。

以前のタイヤ(ブリジストン バトルウィング)ではエアが不足すると路面の凹凸をひらって来て乗り
心地が悪くなったのだが、それがなかったのでエア不足とは思ってなかったのだ。
今のミシュラン アナキーではまた特性が違うようだ。
サスペンションはあまり変わらないが、車体が重く、カーブで時々スリップする。
よく考えたらこれはかなり危険な空気圧不足の症状だ。

ガススタンドで空気圧チェックすると、ぺちゃんこだった。
あぶないところだった。

2台で走行するメリットとして、後から前車の走行をチェックできるということもある。
ヨメに感謝の意を示すの図。

さて、9月初日は台風一過、からりと晴れ絶好のツーリング日和。
タイヤの空気圧も正常になったことだし、久しぶりに一人で遠くの道を探検せねばなぁと思う。
しかし、意を決して出るのは既にお昼前という筋金入りの軟弱さ。

今回は滋賀県・湖東三山の裏道から多賀まで行くこととする。
ダイソーで買った滋賀県地図で見るとなかなかダム湖が多そうだ。
最近ご近所の穴場、白川ダム湖のすがすがしさに味を占め、「近隣ダム湖探索」をツーリングテーマに
するかなぁ、とか企てているのである。

名阪道路五月橋ICを降りたところの名張川。
ここは荒れ果てた三重県道785で殆ど交通量はない。この前来たときは通行止めだった。逆走して奈良県道4号になると有名な月ヶ瀬渓谷。同じ名張川なのに格差はすごい。

月ヶ瀬大橋を渡り、県道伝いに伊賀市から滋賀県甲賀市を走行。
丘がちだが基本的には平野で、腐るほどあるゴルフ場を縫って網の目のように路面の良い県道・広域農道が
走っている。アミダ状にいろいろ走行して楽しめる所だ。

ダム湖発見。大原ダム。しかし、どうしょうもないため池風だった(^^;

国道1号線にある道の駅「あいの土山」で昼食の予定だったが、新名神高速道路の高架をくぐったら「一般来場者駐車場」という矢印があった。
新名神の「甲賀土山サービスエリア」に外から入れるらしい。
このサービスエリアは上下線ともに立ち寄れる設計だが下道からも入れるのだ。もちろん人間だけ。
ちなみに、上下線の駐車場は遊歩道で繋がっているので、バイクなら押して行って逆走することができる。←それにどういう意味があるのか熟考中。

昼食後、国道1号を横切り県道9号で青土ダム湖。
私のバイク免許取得一周年記念にヨメとタンデムで来たところだ。

ちょっとした公園もあり、休日は家族連れでにぎわっているところだが、今はもう夏休みも終わりで誰もいない。上流側では湖が婉曲しダムも見えないので広大な水面に遠くの鈴鹿山脈が映える。
やはりここですね。最良の昼寝スポット。

しばし、キャンピングチェアで眠りこけていると風が強くて既に肌寒くなる。
それではいよいよ、ここから北上開始。

国民宿舎「かもしか荘」からR477の蔵王ダムに立ち寄るが、ここは見事に殺風景。
 
途中で県道182に右折し西明寺に突き当たり
せまい農道を通って何とか永源寺に達する。

永源寺ダム湖。

さて、ここからが本日の探索の目的地県道34。湖東三山の裏山越え。
しかし既に夕刻。
前回の三重県宮川ダム大杉谷で遭難しかけた状況をちらりと思い出す。

しかし、軟弱な割りには安逸な人生にも馴染まない私は、やはり北上を続けるのであった。
県道34は案外走りやすい道だったが、奈良県によくある山中の林道もどきで特に用事もないかぎり通る道ではないなぁ。というのが結論だ。

途中、情けないことに舗装県道の上を直に小川が横切っている部分があった。ここだけ排水用の石畳になっていて、偶然水が流れてしまったわけでもなく、確信犯的に橋を架ける手間・費用をケチり、直接道路上を川に横切らせているのである。

最終目的地と仮設していた犬上ダム着。
何の変哲もない実直な小規模ダムだったが、樹の植え込みの気配があり、なんとか公園風にという努力も見えないことはない。
こんな所で多少色気を出してもしかたないよ、と思いましたが。

無事山を降り、多賀町から一気に名神高速で、と思ったが土日ではないことに思い至り、
R307→県道49伝いに三重県に戻り、名阪道路で帰宅。

おっと、最後にご近所の白川ダムに立ち寄り、滋賀県の同輩達の近況を報告。


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