プラハ城(旧王宮)見学 .. [私家版野外徘徊記] 高級アパートとプラハ中...

 ストラホフ修道院図書館 (中欧いきあたりばったり6−2)


'19 9月18日(水)2
プラハ城前広場から左手のストラホフ修道院へ。

突然、どこかの建物から銃剣担いだ警備兵の一隊が出現。

まっすぐプラハ城へと行進していく。
あ、お昼休み終了で午後の勤務ですか、ご苦労様です。




思わず付いていこうとする方も。

そろそろコチラもお昼の時間なんだが。

この店は止めとこう。客の姿なし。

メインストリートの下はかなりの傾斜で下道が見えている。





こういう回廊は中世からあったような。


ストラホフ修道院着。



修道院構内に入ってもどこが図書館かわからない。
しばらくうろうろし、ベンチに座ってもういちど情報確認。

図書館は午後1時開館らしい。
あたりを見回すと、後ろの建物の扉の前にソレらしき表示看板あり。
あ、あれか。
実はあまりに平凡な扉の建物だったのでトイレだと思っていたのだった(^^;


午後一時、扉が開き我々を含め10名ほど並んでいた見学者が扉の中のチケット窓口へ。
[図書館見学 120tzc x 2 +写真許可 50Tzc]
撮影料50込みのチケットを見せれば入口で許可シールをカバンの上に貼ってくれる。
上のチケットではよくわからないので「二人で写真撮るけど、これで?」と質問すると、二名OKとのこと。
窓口横の階段を上がる。

すぐに「哲学の間」が。
図書館の見学はこの入口ゲートの後ろから。


む、なるほど。古色を纏った木と紙(あるいは羊皮紙)の整然と並ぶ静逸な空間。

天蓋丸ドームの空間の拡がり。

室内にも入れるのだが、「予約者のみ」ということだった。

図書館と言うと読書をするところだが、ここに机はない。
書庫と言うべきだろう。





廊下には博物学や聖書写本(ストラホフ写本も)の展示。












こちらが「神学の間」


装飾的にはこちらの方が華やか。












写真撮影許可がない見学者のカメラに、注意をしていたおジさん。

ヨメのカバンにシールがないので呼び止めたが、私が撮影許可付きチケットを見せ「ウチのヨメなんで。」と注釈。
「あ、それなら結構ですよ。 で、どこから?」
「日本です。」
「ああ、日本では・・」というようなお決まりの日本談義少々。
この世代ではやはりアジアといえば日本だったのだ。
少々クダけた勤務中のおしゃべりの後、ご本人にカメラを向け「撮影可ですよね?」
辺りの笑いは取れたと思う(^^;

私とヨメの会話を聞いてちらりとコチラを向いた美女の横顔。

ん、日本人というような。



美女ですね。


この旅行唯一買った絵葉書。

修道院を出て、少し奥の裏庭風の敷地にある地下ワインカーブ風レストランに入る。


修道院レストラン「PEKLO」





かなり薄暗いレストランで、料理もよくわからん(^^;
いかにも観光レストランだが、そんなのでも平気で入っていけるトシになったのだ(^^;




ビールと名物「グラウシュ」、それにグリルドチキン注文。

[Peklo 550czk ←¥2553]
凝った観光レストランだが、意外と安いじゃないか。
それにグラウシュはパン生地の中に入っているし、チキンにもパンが添えられていて昼食は完璧。
味も良かった。







地下ケイブの雰囲気はよくわかるのだが、料理がよく見えんなぁ。




ま、面白いレストランであることは確か。



これにて午前の観光予定終了。

帰りはメインストリートの一本下の坂道をたどる。


この道は王宮の丘の外周でモロ坂道。



家並みが途切れ、丘下の眺めが開ける。


















あれが通天閣。
前夜、まったく古都プラハの夜にはそぐわない京都タワーをやっていた、ぺシュート塔。





やがてマラーストラナの元の道に出る。




「魔法博物館」というホテル。
プラハには魔法や魔術、錬金術、異端、奇妙な人形、アシュケナージゲットーその他が地下でうごめいている気配が。
ホテルでスーツケースを回収、少し坂を下って本日のホテルへ。

左の建物がアメリカ領事館。警官が前を通る車を止めて車体をチェックしている。


途中の家の門飾りのライオン。

本日予約したホテルはメトロの聖ニコラ広場近辺。
歩いて10分くらいだが、広場を探してもホテルの看板等が見当たらない。
またしても一般住居改修ホテルで大々的にホテル名が大書されているわけではない。
いくら探しても見つからないので付近の別のホテルに入り、そこのフロントマンに教えてもらった。
ホテル・・・はこのホテルの裏側、聖ニコラ教会の向かいだった。


up:2019/10/17(木)5:35
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