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GOTOみなべ H&R WAKAYAMA MINABE(泊) |
GOTO週末一泊シリーズNo.4は和歌山へ。 HOTEL & ROSORT WAKAYAMA MINABE を予約。 京奈和道+阪和道で直接行けば3時間、余裕の昼前出発。 先ずはガス補給。 晴天温暖の土曜正午、ガソリンスタンドは満員盛況中。 京奈和道 橿原北ICから御所道へのバイパス国道も渋滞中。 裏道の曽我川・高取川土手道に廻る。 国道の渋滞とは無縁の狭い路地道で川と街路樹の少々の風情も。 京奈和道御所五條区間へ左折で。 ・・・前の大阪ナンバーが入口直前で左車線の普通道路の方へ。 前方が空いたので、スピードアップして追い越す。 しかし突然この車が右にウィンクしながら、元の京奈和道車線に。 どうやら二車線道路の普通通行帯とお間違えのよう。 京奈和道は高速仕様道路だが、片側一車線しかない。 前方のお間違え車は次のゆずり車線で道を空けてくれた。 本日快晴なれど、黄砂の影響か遠くの山は薄霞で冴えない。 ガソリン補給後一時間でかつらぎ西SA。 快晴の土曜日で満車のにぎわい。 これからのルート検討。 どこかで高速を降りて海沿いを走らないと時間が余り過ぎる。 この間、ヨメは売店でイチジク芽キャベツ等購入中(後ほど判明)。 お昼時なんで少しだけ腹にいれてもいいんでは? ではここのレストランに席をとって。 和歌山ラーメン700エン。 売店で買った山菜おこわ350エン、とイチジク。 では京奈和道を続ける。 京奈和道有料区間から阪和道に合流。 狭い京奈和道から広々とした阪和道に出ると、有料道路の実力が。 車線が広いというよりも、無料区間アリの道路はやはり混み合うというのか。 和歌山市域を疾走するヨメ。 この区間は既に一度ご走行済。 海南ICで降りて、R42で海岸沿いをたらたら行くことにする。 海岸線に沿って走る国道だが、この区間ではあまり海が見える場所はない。 ちらりと和歌山海浜工業地帯を抜けた辺りの岸壁内港見晴らしが見えたが、停まって撮影する場所はない。 R42のこの区間は片側一車線の産業幹線道路で車列が途切れず、景色も中途半端な町場が続く。 途中のコンビニで更に海岸線に近い地方道路を物色。 有田川の有田大橋を渡ってから国道を逸れることにする。 R42は左折するのだが、そのまま直進し、・・・道なりに浜の方向に。 有田・簑島漁港に着いたようだ。 広い集荷用の広場があるが、この時間はもう閑散としている。 一応海の写真を撮っておく。 バイクを停めて私は海の方に行くが、ヨメは陸の方角に。 漁港手前に天ぷら販売店があった、とか。 天ぷら製造販売店「天乙本店」。 さすがの品ぞろえ。 もちろんヨメは自家用土産用名目で適量を仕入れた模様。 後で地図上で調べると、もう少しこの集荷広場を行くと「簑島漁協直営新鮮市場のうたせ」というのがあるようだ。 産直販売店好きのヨメが気が付かなかったのは幸い(^^; この道路は漁港で行き止まり。 一度R42にもどり、県道20号に右折して和歌山の入り組んだ海岸線を走る。 県道20号で最初に遭遇する海岸線の眺め。 右が先ほどの簑島。 左がこれから行く御坊・白浜・・・の手前由良くらいか。 やがてまごうことなき沿岸道路になり、「湯浅町」の標示が目に入る。 なんだかおかしいが、ここで急に私の両親の出身地がこの辺りだったことを思い出した。 子供の頃、両親が湯浅の・・とかよく言ってたのだった。 うむ、そうだったなぁ。 こんな明るい海沿いの・・ いや、今は明るい海沿いだが70年前はさびれた汚いチンケな・・・だったかも。 少々の感慨が去来。 別に私のセンチメンタルジャーニーの意図はまったくなかったのだが、偶然海沿いを走るとそこが私の両親の出身地だったのだった。 K20号はこの後少し町場に潜り込み、多少迷路アミダ状に分離し山田川に阻まれる。 山田川に架かる道路橋を渡り、湯浅醤油の工場看板を見ながらもう一度海沿いの道を試す。 県道175? 突如、せせこましい漁港の町場が広々とした建造物のある公共用地になる。 広川町役場。 おや、これは全くの偶然だが、実はこのお役所が私の以前の本籍地管轄庁舎だったのだ。 「和歌山県有田郡広川町大字広」というわけだ。 偶然というのはこのGOTO一泊シリーズの第一回で先月滋賀県水口に行ったが、帰路、ついでに現在の本籍地所轄庁舎を見に行ったりしたのだった。 何となくホホウとかの思いもあり、広川町役場施設を見学する。 当然本日は休館しているので中身は判らない。 しかし福祉施設やその他、種々の公共事業所も混在するかなりの大型庁舎。 大きな人権の垂れ幕がいずこも同じ複雑な地域問題も存在することを示している。 資金は豊富そうで、公用車も多数。 現在の本籍地愛知川庁舎よりよほど豊かそう。 思わす父母の故郷に敬意を表す。 道をたどると「稲むらの火の館」の看板。 この広湾の逸話「稲むらの火」で観光客は来るん?とか、知ってる人っているん?とか思うが、たぶん東北大震災時の津波報道の折に、この地方の美談も発見され全国区に? 「広川ピーチ(桃)」やない、広川ビーチ(浜)駅だい。 >ヨメ 広川町風力発電所のエアリアン。 アチラのは由良町のエオリアンだろう。 広川町で思わず時間を過ごしてしまった。 もう4時過ぎ、完全に西日になっている。 国道42号に戻り、みなべ町まで急ぐ。 R42号は相変わらず基幹産業道路で町場の商業地域は今ではどこでも似たり寄ったりの店舗が続く。 意外とこのR42号線の通過所要時間が長く、ホテルチェックイン予定の5時には遅れそう。 やっとホテルへの進入路を少し迷いながら見つけ、到着すればもう夜。 HOTEL&RESORT WAKAYAMA MINABE と何故だか全部アルファベットで標記するホテル。 白亜の大規模ホテル建築の広くて明るい玄関ロビー。 今年春先に串本で見学したここのチェーン店とほとんど同じようなイメージ。 と、いうか、このロビーを見て、春先に見学したホテルが同系列だったことを思い出したのだ。 部屋は広いツインでソファも簡易ベッドとして使えば三人でも余裕。 すでに窓外は暗く、夕日の海岸線の光景は見ることができなかった。 チェックイン列や同階隣接客室の同宿者の大半が幼児連れの家族だった。 廊下では大人子供が中華インバウンド系標準騒音レベルで家族内コミュニケーションに励んでいる。 私はエレベーターの中の掲示で気が付いた。 「当ホテルはミキハウス子育て総研のウェルカムベビーの宿に認定されました。」 ? ? ? ? むずかったり、大声ではしゃぎまわる子供を連れて星三個以上のホテルに宿泊するのは大変だとは思うのだ。 しかし、このホテルではそんな気苦労をしなくともいい、ということなの? ともかく、隣室のご家族の文字通り扉あけっぴろげの屈託のまったくない普段通りの家庭生活のはばかりのなさには・・・。 幸い、建物がしっかりしているのか扉を閉めると聞こえるということはなかったが。 乳幼児が宿泊しやすいホテルとはどういう条件なん? ホテルの廊下やレストランで幼児とその親が大声で怒鳴り合っていても他の客は苦情をあげない? ・・・いやな顔をせず、猫なで声で子供におべんちゃらを言う? まあ、この隣室のご家族は例外的だったにしろ、大半が乳幼児連れのホテル・レストランに紛れ込まされてしまった大人二人としては、そんなホテルだとは夢にもおもっていなかったのだし。 大体チャペルのあるリゾートホテルというちょいとスノッブなイメージとこのお子様天国との落差は。 まあ、とどのつまりはGOTOなんでしかたないが・・・ GOTO期間の大ホテルの宿泊者は、通常の宿泊客では考えられない層が大半という印象。 8月のスイスホテルに宿泊中、エグゼクティブラウンジで大声でのプライバシー大露出傍若無人会話に励む若い女性達に驚愕したのが最初だったか・・・ 週末のGOTO仕様のホテルに宿泊するちゅうことはどういうことか、ここでも認識を新たにいたしました。 何でまた私が、わざわざ土曜なんかに・・・ 流石のヨメも「平日休もうと思えばできるんだけども・・・」とかいきあたりばったり人生を反省している様子。 「もうキミもいつ退職してもいい身分なんだから、GOTO理由で会社辞めれば? つまり日本で最初の G O T O 退 職 ってことで(^^♪ 地下の大浴場温泉露天に入り、食事は大講堂の夕食バイキング。 あまり大したモンはないのだが、しかし入室時間指定された入口のGOTO難民の列は壮観だった。 夕食なしとの差額2000エンのバイキングなら安いというべきか(^^; 私は全くエサにはこだわらないし、量さえあれば文句はない人である。 そういう意味ではフランス料理のコースというより格安夕食バイキングの方が好みなんで(^^♪ なんやかや言ってるウチに、いつものことだが(^^;最後まで頑張る客となってしまっている。 子連れが大半なので、回転は早め。 逆にコーヒーをお替りし、じっとり食後をすごしている赤ん坊なんてのがいると、ちとコワい。 食後、ちょいと二階のパブリックエリアを散歩。 客層の悪さを差し引けば、建物設備のホテルとしてのハードは明るくて清潔で居心地はいい。 本日はチェックインしたのがもう夜だったのでホテルの立地周辺景観はまったくわからず。 明日に期待し、うるさい子連れを回避しつつ就寝。 もっとも子連れは夜も早いのでこの時間はホテルは静かだった。 up:2020/11/18(水)13:7
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