(D2) 蓼科東急リゾー .. [私家版野外徘徊記] (D2)蓼科湖の夕刻(�...

 (D2)白樺湖とビーナスライン 


'21 7月19日(月)2
それでは本日のツアー開始。
当然ビーナスラインを走行することになる。
出来れば美ヶ原まで行きたいところだが・・・時間はどのくらいかかるのか。
どこかで昼食することになるのか?

東急リゾート敷地を抜け、立体交差点からK192ビーナスラインに合流。
周囲はゴルフ場や公園で夏の朝を緑の中を疾走する快感。
すぐに多少の看板やガスステーションの賑わいが見え、10年ぶりの蓼科湖に至る。
すぐ手前のお寺公園で以前、隠れてカップラーメンを食した覚えがある(^^;

前回は白樺湖と同様、何となく寂れた古い、流行らない店が数軒湖畔公園に並んでいるだけで名前に魅かれてやってきたにしてはあまりにも貧相だったが?
しかしこの朝の蓼科湖はどことなく垢ぬけていて、以前にはなかった道の駅のガラス張りの明るい施設や広い駐車場が設備され、すっかりリニューアルして生まれ変わっているようだ。

夏の朝の日差しに輝く湖面にはレジャーボートがそこここに。

すっかり風光明媚な行楽地風になっていちゃって。

ははぁ、白鳥号だって現役で働いてるらしいぜ(^^♪

しかし今はここで遊ぶつもりはない。
ビーナスラインを辿る。
駐車場でたまたま横に並んでいたバイク2台の主も同時に出発するようで、若い男女の颯爽としたツーリング姿にしばし見とれ気後れするが、排気量と年齢では我々が圧勝だな(^^♪。

ビーナスラインはこれから山間山路になり、昔少しお邪魔した「桜が丘キャンプ場」も思い出した。
途中、北八ヶ岳ロープウェイ乗り場の看板も。
ソレに乗る手もあるが? 後で考えよう。

女の神展望台着。


あ、ソレは別に女の神サンではなくタダの神や。

こちらにも以前に来た覚えはあるのだが、多分天気が悪くなにも見えなかった。

今回は展望台らしい眺望にはなっていた。

しかし、この朝のハーベスト本館からの眺めとほぼ同じで、今となっては二番煎じ感は否めない。

やはりアチラの眺めの方が丘に張り出している臨場感が秀逸だったな。

5分で切り上げ、出ようとすると先ほどの蓼科湖で横に駐輪していたカップル二台が展望台には目もくれず駆け昇っていった。

ビーナスラインK192はここから下りはじめ、K40に左折合流、そのまま下れば白樺湖に至る。
白樺湖も嘗て見たよりは活気があり、建物もリニューアルされている模様。
迷わずそのまま湖周道路に左折し、湖を一回りすることにする。
途中、ちょいと休憩するつもりで道端の簡易駐車場、公共か私設か判然としないが、とにかく道端の空き地にバイクを置く。

たまたま通り越した空き地のお隣の家の垣根越しという感じの隙間から湖を眺めると、丁度真下によく整備された小公園が見えた。

なんだか、その家の裏庭のような位置関係だが、それにしてはあまりにも整備されているし塀のようなものもない。
空き地と家の隙間に雑草に覆われた踏み分け道のような降り道があり、どうやら公園に通じているようだ。

湖に降りられるなら本格休憩にしようと、キャンピングチェアを担いで降りてみる。
この小道からは公園には直接つながらず、木製通路から湿地を飛び越える必要があったが無事公園到達。


途中、その家の裏の植え込みを手入れしている方が見えたので声を掛けたが、振り向いてくれず。 まったく公園管理には関係なさそう。
半信半疑のまま、公園の東屋の柱にかかっていた表札をみるとやはり公共の公園だった。
公共の公園なのに入口が道端の雑草踏み分け道しかない?
いや、あの家が本来の入口広場らしき真横に建っていて、その家の駐車場にしか見えなかったのだ。(←翌日確信)。

とにかく安心して白樺湖畔ののどかでよく整備された公園に落ち着かせていただく。

東屋はあるが、やはり水辺に近い方がよかろう。

こんな感じで?



丁度白樺湖の中間点で、対岸には若草山が正面に。

拡大してみれば若草山ではなく、車山高原。

では、しばし。

では、お休みなさい(^^♪

15分くらいは眠れたか。
キャンピングチェアー積んできて良かった(^^♪
しかし、白樺湖もこの距離からだとやはり典型的な風光明媚な観光地に見える。
いつぞやの白けた白鳥号のうら寂しいたそがれた白樺湖とはまったく違う。
今回、再訪したのは東急リゾートの吸引力だったが、白樺湖も蓼科湖の立派に立ち直った姿を確認できて本当に良かった。
やはり数年前のインバウンド需要のおかげだったのかも・・・

しかし、もう午後1時も過ぎてしまって、そろそろ昼飯のことも考えないと。
どうする?このまま下に降りて茅野市街まで行くか、それとも?
白樺湖は別にビーナスラインを昇らずともR152から直接行けるのだ。

せっかくなのでもう少しビーナスラインを辿るか。
せっかく車山高原の中腹あたりを走っているビーナスラインも見えていることだし。

ということで、白樺湖を一周し、ビーナスラインを続ける。
白樺湖の尻尾あたりはやはり10年前に見たようなさびれ、潰れた商店も適当に残っていた。
インバウンド需要の二ニューアル途上なのに今度は疫病禍に襲われたのか・・・
少し湖周道路と国道・県道が入り組んでいて迷ったが、今度はK40になったビーナスラインを遡上。

途中でやっと簡易ドライブレコーダーの電源が緩んでいるのを発見。
電源とタイムスタンプを更新したのが丁度車山高原中腹道路上。

すぐに白樺湖を見下ろす展望台。

あ、ここだったなぁ。

前回、この白樺湖の遠景を見、草原で何か食べてから期待して湖に降りて行ったのだった。
そしたら。

ちゃんちゃん。

まあ、いろいろあったが今回の白樺湖はなかなか良かった。
一発でウチ専用マル秘休憩所も見つけちゃったし。

ビーナスラインを続ける。
しかし前回とは違い谷側の車線を遡上することになり、ガードレールはあるもののなんとなく走行上不安感が。
「いつも両側に木々がある奈良の山道山道になれてるんで、片側に何もないとちょっと」とヨメの感想。
ビーナスラインは霧ヶ峰から下ってくるのが正解だよ。
自然に右側の開けた谷の眺望も目に入るし。

とにかく霧ヶ峰まで行って何か喰わんと。

霧ヶ峰着。

ところがメイン施設の「霧の駅」は休業中のようだ。だだっ広い駐車場はガラガラ状態。

横の土産物屋兼食堂のメニューを見に行くがこれは全くの観光地値段。
我々の主義としてとても昼食に入れる所じゃない。

しかし何か喰わんと・・・と簡易店舗のじゃがバター500エンを買う。

ジャガイモ一個が500エンというのも観光地相場だが、意外とコイツはうまかった。

蒸かしたジャガイモはおジさんがその場で適当に潰してフネに入れて渡してくれるが、バターは取り放題。ホンモノのバターの香と適度な塩味がフカフカじゃがによくあっている。

もう大半くってしまったのに、まだバターを取に行くヨメ。

なんとなくこれで満足してしまい、それに天候も少々アヤしくなってきたようなので、本日は美ヶ原には行かず、ここから県道424で直接諏訪市街に降り一旦ホテルに帰ることにする。

コチラはビーナスラインとは裏腹の何にもないタダの一車線半の山道でうねうねと坂を下る。

途中で諏訪湖が見えると思っていたのだが、すっかり下ってしまっても角度の関係でまったく見えず。
諏訪市・茅野市の市街地はいずこも同じ町場の光景。
県道20号でとにかくビーナスライン線に帰る・・・つもり。

途中にENEOSのスタンドでレギュラー150エンを見つけ、給油。
これは異常に安い価格だった。町場の相場ではどこも154円より上。
おまけにセルフ式ではないのにエネキーが使え、更に2円引き。
ヨメは私のバイクの停める位置が悪いと文句を言い、ヘルメットを私に持たせ白バイクも押させる。

スタンドのおニイさん達二人はヨメの剣幕に苦笑いしながら(推測)、給油終了後に私の質問に親切に回答。
蓼科行きのR152は地図上ではこの道路に接続してるが、町場のややこしい下道なので、橋を渡ってもう一本下の道で行く方が簡単(道路名は同じk20)とか。
ご提案に従ってもう一本下道へ。
こっちのK20号は都市部動脈道路で全国一律道路沿いチェーン店の羅列。
どこかで昼飯?
ヨメが信号向こうに「かつ亭」を見つけるが、私はカツよりも?
結局また道に迷ったりするのだが、R152にも店はひととおり。
サイゼリア!、すき屋! ガスト!とその都度インコムで叫ぶが同意に至らず。
何となく、市街地外れにある信州そば専門店数件に候補が固まってきているのだが。

しかし、その前にやはりザ・ビッグに捕まってしまうのだ。
ちなみに、併設のイオン・スタンドのレギュラー価格は152エンだった。

一旦ザ・ビッグに足を踏み入れると一通りの食料を買い込むことになる。
今は信州そば屋で喰って、夜はスーパー惣菜で?
いや、一旦ホテルに帰ってスーパー惣菜喰って夜にまたソバ屋に?
最後に一旦ホテルに帰る案が通る。

タイムスタンプからするともう午後4時前だぜ。

これがビーナスライン開始のゲート。

そこから30秒後に東急リゾートに分岐する立体交差点。

部屋に帰り、やっと午後4時の昼食(^^;
今回はレンジ調理食品もしこたま(^^♪
up:2021/7/31(土)1:36
(D2) 蓼科東急リゾー .. (D2)蓼科湖の夕刻(�...