ジャンカラとスシロー@ .. [私家版野外徘徊記]

 天保山と八幡屋公園


'22 7月18日(月)
3連休最終日、一度くらいバイクに乗らないと。
しかし猛烈に暑いので、単にバイクの調子を見るだけに。
大阪湾シリーズのうち手軽な天保山遊園地に高速道路で10分で・・・と決定。
お昼を天保山で食べるつもりで、12時にバイク支度をして一階の駐車場に降りる。

 ・・・ BMWシルバー号のエンジンキーがない!

家中探し回ったが、結論。
先週土曜日、白バイクで中央図書館に行ったが、キーは白号とシルバー号の二つをカナビラにまとめて駐車場に行き、白号で図書館。
帰宅してキーを所定の位置に置いたのが最後の記憶。
今見ると白号のキーしかない。
やはり、一つしかないシルバー号のキーはどこかに( ;∀;)

図書館に電話したが落とし物はない。
BMWディラーに電話し、エンジンキー購入の手続きと費用確認。

それでもやはり予定通り天保山に白号タンデムで行くのだ。

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前回、前々回の大阪湾シリーズでは天保山までは下道で行ったので、今回は高速道路神戸線の天保山ICまでの初走行。
10分少々、530エン。

天保山マーケットプレイスのバイク駐輪場は先週確認しておいた。
バイクを置いてとりあえずシーサイドタウンをひと廻り。

暑いが、さすがの三連休の人出。

先週、間違えて大阪シティバスで一人で来てしまい、場違い感に見舞われ、日常世界から疎外され、危うく鬱発作に見舞われるところだった。
だから高速道路でヨメを連れてきたのだ。

こんな感じで、世間の連休モードに波長を合わせるという試みなのだ。

今更顔隠しても(^^;

懸命に疎外されまいと、世間にしがみつく。
だが、目が泣いている。
これは風呂敷ではなく。 ジンベエくんだったのだが。

ではこれで?
しかし、目がどこかうつろ(^^;

サンタマリア号乗り場からは外にクルーズ船が入港しているのが見えた。

まずまずのクルーズ船。
もう自由に外国航路を?
いや、国内ツアーのヤツかも。

一応岸壁のサンタマリア号を見に行く。 ヨメに隠されてしまっているが(^^;

出発が遅れたので手早く昼食にせんと。

マーケットプレイスに戻り、フードコートを見て回る。

その奥の「食いしんぼ横丁」に。

前回は誰もいず、うら寂しい昭和横丁だったが流石に本日は適当に流行っていた。


しかし休日の混雑する施設ではあまり食べる気にならない。

ヨメはしきりに外の街路の食べ物屋に行こうとかいうのだが。
いや待て、三階にもうすこしまともなレストランがあるのだ。

先週食った「がんこ」もその他も本日は満員で待ち列が。
しかも平日の格安ランチなし。
あきらめかけて戻りかけるとトンカツ屋がある。
そこまで休日値段でもなさそうだし、もう面倒なので入る。

「かつ楽」は待ち列なく、店内も適当に空きテーブルがあった。
どうやら他の3階レストランは海が見えるのに、ここだけは建物内部の廊下に面していてなにも見えないのが理由かも。

私はかつとじ膳。 

ヨメは何を遠慮したのか、沖縄豚のトンカツ80グラム。
「やっぱりカツ少ない、120グラムにしたらよかったぁ」と泣き落とされ、とじのカツ2切れとソースカツ一切れをトレード。

しかし例によって食べてるうちにどちらが何をどう食ったのか(^^;
最近では珍しくなったアクリル板が活発なトレードの邪魔になり、中央の裂け目が主たる交易場所になった。

もくもくと食べ、Youtubeにかじりつくヨメと無くしたエンジンキーに付いていたエネキーの停止法を調べる私。
期せずして世間サマ標準のうつむき黙食に完全同調。

ヨメはご飯とキャベツのお替りを要求。
私もその消費を影ながら援助。
連休行楽地のレストランだったが、意外とすんなり食事が完了して一安心。
とにかく、本日の目的は「高速道路で天保山に行ってメシ食って帰ってくる」だったのだ。

人込みで迷子になるヨメ。

あ、やっと発見。

マーケットプレイスの隅に臨時飲食場とかがあり、階段を降りるとかなりのテーブルが並んでいた。
しかし主催者の思惑どおりには地下倉庫疎外感覚の愛好者はいず、なんとなくうら寂しい場所だった。
私ごのみだが、本日の目的はソレではない。

「で、これからどうするん?」
私はヨメと大観覧車に乗り、先週の鬱気配を見返してやりたかったのだが、ヨメは「イヤ」と、そっけない。

それではついでに八幡屋公園の丸善インテックスアリーナを見学に、とバイクに乗る。
マーケットプレイスの隣が本来の天保山公園。
「何もなさそうだけど、ついでだから行ってみる?」と、ヨメの賛同を得る。

ヨメはどこかの口コミで「公園からの眺めはいい」というのを見たとか。

大阪港築港功労者の像。

日中友好記念の碑。

当初公園中央の展望台風に昇っても大したものは見えなかったのだ。

ちょいと裏の方まで回り込む。
ヨメが「アレ!」とか呼んでいる。

あ、ソレか!

なるほど、大観覧車はコチラから眺めればその全容が見えるのだ。

公園裏側は安治川で天保山渡し場が見える。

あれか?天保山の渡し船は。

そういえば、先日どこかの法事の際に大阪の渡し船の話題があったか。

アレは道路橋代わりで無料だよ。
いや、バス代わりなんで料金要る。

ま、無料ですね。
遠い記憶でもう一つ別の大正区の木津川の渡しに乗った記憶がある。
これはもう現在離れした古い大阪の記憶。

ヨメは河口越しに見える大阪市街の眺めがちょっといい、とか。
なに?モデルが悪い?

あ、なるほど。
なかなかの風情かも。


マーケットプレイスはありふれた行楽地だったが、天保山公園はなかなか静かで良かった。


いや、近場で遊べて、新しい角度の大阪も見られて良かった。

バイクに乗って5分の八幡屋公園に。

公園入口からバイクで押し入る。
かなり大がかりな緑地を大阪プールまで行くとヨメが尿意をもよおす。
え?大きな方か。
公園トイレが見当たらないので大阪プールの入口までまわり、プール設備ないのトイレを借りる。

やっと用を済ませ出てくるヨメ。 
左の受付奥に50米プールが見えている。

今度は喉渇いたと?

公園の反対側まで歩くと途中に地下に延びる階段があり「レストラン⇒」との表示あり。
なんだか倉庫にでも通じているような階段を地下に降りていくとレストランの入口はあったが今は「準備中」。
更に地下の奥のドアを入っていくと突然ロビー風の広間にでる。
これは丸善インテックスアリーナのエントランスロビーで、裏口の公園側の階段から侵入したことになる。
もともと半地下式のアリーナである。

とりあえず飲料自販機で冷たい紅茶ピーチ味を150エンで買い、窓際のベンチで休憩。
かなり暑い地上の公園とは裏腹の冷房のよく効いた明るい地下のホール。
これはなかなかの、文字通りの穴場だよ。

休憩後、ずかずかと遠慮しつつ地下2階に降り、サブアリーナ前の廊下で待機中のチアリーダー達をすり抜け、最奥の会議室まで見学。

更に左の廊下を伝い空いていた扉から広大なメインアリーナをちらりと盗撮。
うむ、公園の地下にこのような秘密の空間が拡がっていたとは。

ここで監視の目にとうとう発見されてしまい誰何される。
「もう退去時間過ぎてます。受付してますか?」
「すんません。チアガールのフアンなもんで・・・」
別にバリアもなく、地下深く侵入できたのだが、やはりココは有料施設内らしい。

アリーナの外から見れば施設全体は公園の緑に隠されてまったく競技場とは見えない。

一方の大阪プールは近代好みの巨大ドームが丸見え構造。
なかなか構図構成空間デザイン的には面白い公園だった。

というワケで本日の予定は終了。
再び天保山ICから高速環状線経由で帰宅。
最寄りの湊町出口には環状線外回りで迂回しないと行けない。
ソレを確認。
前々回、その分岐が多分ヨメには理解できんだろうと下道みなと通から帰ったのだった。

up:2022/7/20(水)0:43
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