どんづる峯・PL平和祈念塔 明日香・高取城址

 神戸 [兵庫]


'12 11月23日(金)
三連休だったが、一日目は所用で神戸。朝から雨模様。
市街地からすぐ上に望める六甲山系は程よく色づき、午後には雨もあがったので神戸の町をしばらく散策した。
二日目もたいした天気にはならず、自宅待機。
そして三日目ししてようやく快晴。

神戸  明日香・高取城址 [奈良] 宇陀
'12 11月25日(日)

11月25日(日)
 どこ行く?
 さてね。もうそろそろ自分で決めたら? 
 うーん、紅葉とか?
 あ、それだね。
 
テレビのDボタンで文字情報を検索、奈良県紅葉情報もある。
奈良公園を始め、吉野、石上神社、明日香村、壷坂寺、高取城址といろいろ。
近所だけでも結構周れるではないか。
先ずは近所の大和川土手道と田圃のあぜ道。
 
ご近所の平地にも山から晩秋の気配が降りてき、川原にはススキの穂群、雑木林も色づき、市街地の街路樹のイチョウも黄色に盛り上がってりる。
田圃の向こうの山肌もところどろこ秋色のパッチワーク。
 
なんだ、わざわざ信州にいかなくても、近所でもいいな、とヨメ。,
秋の初めに一人でこの辺りをバイクで走る初体験し、すっかり地元の田圃風情が気に入った様子。.
 
天理教本部では何やら行事があるのかバリケードが設置してあったが、なあにバイクは歩道だって走れるのだ。
それにここの神さんはあまりカタイことは言ってこない。
 
難なく天理教本部ゲート前をつっ切り、天理サーキット(私称)を周り、
 
 
 
 
 
石上(いそのかみ)神社境内へ。
 奈良県紅葉案内に紹介されている割にはたいした紅葉は見当たらない。. 
その代わり、といっちゃナンだが、木の上に赤と茶の色が別枠で混じっていて、参詣人は専らこちらを撮影していた。
 
石上神社も日本最古の神社のひとつで、この鶏もなにかの意味はあるんだろうが、よくは知らない。
あまり訊かんでくれ。
 

この後、一応桜井市の笠山荒神の野菜直売所に行く予定だが、久しぶりに天理ダム公園の裏道から笠山に抜けることにする。
天理ダム公園の入り口には見事に真っ赤な紅葉があったのだが、奥の展望駐車場に登ってしまうとあまり大した眺望はない。 
秋色にさそわれて登ってくる車は結構多いが、だいたい即降りていってしまう。   
しかし陽射しがあたたかいし、ベンチもある。 
まあ、ベンチは冷たいのでキャンピイングチェアを。     
じゃ、お湯でも沸かしてコーヒーでも。   
結局、ここでラーメン昼食にする。

  野外用カップヌードル。→ 
 双方とも日清食品製だが、天理ザ・ビッグで一個57円の台積みで売っていた。 
右のトム・ヤン・クン味がなかなかそれなりの味で美味。  
 この日帰りにザ・ビッグによってみたがもう57円ヌードルの台積みはなかった。 
本日は67円のおわん型ヌードルだった。 
しかたない。それも買った。

    ←天理ダム公園裏山農道を走るヨメ。   

農耕車用に付き一般車両の通行をご遠慮ください、とある。 
しかしバイクならこっそり走れてしまうのだ。  
 この道はどこに通じているのか、とヨメは天理公園展望駐車場にやって来た車に訊かれたらしい。 
もちろん、ヨメの自力走行守備範囲外で答えられなかったそうだ。 
それでいいのだ。  

実は笠山荒神前の笠そばの野菜直売所に通じているのだ。→    

笠そばの方は連休の快晴日で、行列が出来ていたが、野菜はもう時間がおそく大したものはなかった。 
いも買ったん?    

 ここから初瀬ダム湖を抜け、長谷寺に。

 もちろん紅葉の名所であるが、当然拝観は省略。

  
門前の交通混雑を見学し、R165号線を少し下り、朝倉住宅街を抜け、倉橋溜池を素通りし、K37号で談山神社に向かう。
・・・予定だったのだが。  

 37号に合流したとたん車列が固まっていて、制服のオジさんが交通規制をかけている。 
あ、紅葉渋滞、と思ったがオジさんは「バイクならいけるよ、どうぞ!」というので車列をすり抜け山道を登っていく。 
幅員狭しの難所でまた渋滞。前方にすり出ると今度は若いガードマンのオニイさんが交通規制をしている。 
「バイクなら行けますよ!」と交渉するが、若いのはオジさんと違ってまったく融通が利かない。 
「まだ、行けるという連絡がないので・・・」と、マニュアルどおりの回答。 
上方から観光バスが下りてきたが、まだおニイさんは行かせてくれない。 
「じゃ、引き返します!」と憤然として腹いせにエンジンを噴かせ、ワザとおニイさんのすぐ傍をすりぬけてUターン。
下の農道から明日香に出る。

岡寺(紅葉案内掲載)前を通って祝戸公園展望地Bへ。   

石舞台や甘樫丘の方には観光客がいくのだが、こちらは相変わらず地元専用で静かである。   
まずは、丘にのぼり明日香村の国見をする。 
横でイナバウアーをするヨメ。        

いや、ソレはイナバウアーじやなくて!   
まあいいや。                      
ここは紅葉の名所には入ってないが、黄色の落ち葉が敷き詰められ静かで気持ちのいい場所だ。   
公園入り口までは諸車の通行をご遠慮ください、なのだがバイクなら、なんとなく入り口まで、つい、行けてしまうのだ。

ということもあり、この公園に来る人はそう居ない。        

 静かに秋の色が満ちている。

明日香から高取まで、高松古墳を抜ける農道を通り、壷坂寺に昇る。
 
さすが紅葉案内名所で、華やかな赤い色が賑やか。 
してみるとやはり赤い色がなければ名所には数えられないのだろう。 
信州にはナナカマド。                
 例によって壷坂寺の斜め拝観。→  

上から見下ろすと普段はそう多くない参拝客にあふれている。   
この道路の下に後方の大観音に通じる通路があり、参拝客の数組が我々の下をくぐっていく。  
 実はそのような構造だったとは、いままで知らなかったのだ。 
一度くらい正面から拝観したら?とは思うのだが。      

そして最終周遊地、高取城址。

これも紅葉の名所に数えられるほどには豊穣というわけではなが、赤・黄・緑のグラデーションには事欠かない。
 
やはり紅葉があるだけでは名所たり得ない。
 
ここには石垣がある。
 
石垣と紅葉のセットでめでたく紅葉名所にエントリーされるのだ。
 
一応12月初旬までと紅葉案内では記載されているが、これから色あせ、だんだん地味になっていくのだろう。
それに12月になれば誰も紅葉を見に行く気分にはならない。
あくまで11月、晩秋という季節感とのワンセットとしてのネウチである。
 
紅葉したもみじの落ち葉を集め、ちょいと女の子をやっているヨメ。
 
 で、ソレどうすんの?
 てんぷらにして食べる。
 
 
 
 
京名和道新規開通部分からスポーツクラブ経由で帰宅。おっとその前にザ・ビッグに寄ってラーメンも買った。


origin: [秋たけなわのご近所ひとまわり] 2012/11/27(火) 午後 3:47
どんづる峯・PL平和祈念塔 宇陀