和佐又山キャンプ2

 高取林道・明日香 [奈良]


'13 5月12日(日)
5月12日(日)
土曜日は雨模様だったが、日曜午後すっかり晴れたようだ。
遅い昼食を野外で済ます用意をしてとりあえず出発。
 
先週のツーリングでチェックした道の駅「吉野路大淀iセンター」から、走りやすい県道222→255をもう一度走行することにする。
ただし、ヨメの先導で。
 
さて、どうかな?
道、覚えてるかね?
 
先週走ったような道は自力で走行していただきたいもんだ。
土曜にご自分専用のバイク買ったんだから(笑)。
(今の黒バイクは私のお古)
2つの京奈和道(高速仕様無料区間)と高取バイパスをアミダ状につなぎながら、何とか自力で吉野路大淀iセンターに到着。
 
途中の県道35で一回後ろを見て私の指示を促すというカンニングをしたのだが。
 
これで私が死んだ後でも、ここに野菜を買いに来るくらいはできるはずである(笑)。
 
何という事か!
ヨメが道路地図を見てルートを検討している(風に見える)。
 
で?
さぁ・・
 
地図見るまでもなく、道路にR169右、県道222直進の大きな看板が出るだろ。
たまには道路標識も見て下さい。
 
前回県道255を走行中に野菜直売所のカンバンを見つけたので、そこまで行く予定。
道の駅を出て直進すると、道は左折しR169の側道になる。
吉野川沿いを走るR169とは違って、山側の大きく起伏する道だが、道路状態がよくて交通量の少ない道で、アップダウンの連続が走っていて面白い。
 
255沿いに「野菜直売所」の表示はあったのだが、どうももう営業していないようだ。
裏の運動場でゲートボールをしている人数名。
 
停車して少し探検。
展望台、みはらし台という指示板があり、昔は整備された公園地区であったようだ。
しかし、今は半分放置状態。
人は居ず、無造作に建っている平屋の作業場に繋がれている犬が、こちらを見てしっぽを振りながら吠えるばかり。
 
「みはらし台」まで行ってみる。
吉野川は見えないのだが、対岸の山間にかすかに大きな寺の伽藍が確認できる。
あそこがたぶん吉野の金峯山寺だろう。
 
おおきな送電線の鉄塔施設があり、どうやらこの送電施設を建設するときに周囲を公園風に整備したような気配。
(旧)野菜直売所の隣側には「きのこ園」の表示もある。
一般の見学ができるような雰囲気なのでついでに偵察。
 
大規模なキノコ工場(農場)で稼働中のようだが無人。
「御用の方は奥の入り口へ」の張り紙にしたがって奥に回ってみるが、どこまで行っても人がいない。
キノコの培養は室内で栄養さえ与えておけば勝手に生育するので、日常的には人手が不要なのかも。
従業員は毎日元野菜直売所の裏でゲートボールしているんろう(^^;。
人影もなくのんびり散歩できたのはいいが、気温は夏日のようだ。
吉野が大宇陀の方向に走ろうと思っていたが、あんまり暑いので県道15号で山の中に入ることにする。
 
山の谷道なので眺望が効かず、明日香から吉野に抜ける道は他にもあり、走行した記憶は殆どない。
昨年、がけ崩れで通行止めになっていたので、明日香側から侵入して静かな渓流沿いで休憩したのだが。
 
期待通り涼しい森林道だったが、眺望のきく場所はない。
ここの峠が明日香村と高取町の境のようだ。
で、ですね、ここに進入禁止・通行止めの横道がありまして。
高取林道というらしいのだが、林野庁の進入禁止の金属板バリケードで防御してある。
「進入禁止」フアンにはたまらないロケーションですね(笑)。
 
軽自動車一台が駐車中で、すでに先客がいる様子。
 
とりあえずヨメを偵察に出す。
OKサイン。
進入するとすぐ林道が山腹に出、吉野の山並が望める。
明日香側の渓流沿いで昼食と思っていたが、では本日はこの林道で昼食場設営。
 
林道奥から散策者の姿。
挨拶代りにヨメが「この道、行くと何があるんですか?」と尋ねる。
「お城が。」とのこと。
 
あ、そうか。
これは高取城址まで伸びている林道なんだ。
なるほど、そういう位置関係だったんだ。
 
食事中、軽自動車の主も奥から帰ってくる。
山菜摘みのご夫婦。
「いい天気ですねぇ。」
「上に行くともっといい場所あるよ。」とか。
 
食後、もっといい場所を探索に行く。
しかし、ちょいと遠そう。
高取城址まで行く勇気もないので、途中で逃げ帰る。
 
林野庁の注意書きには、林道に入るには事前に申請する必要ありとあるが、ただのハイカーなら別に許可もいらんだろう。
 
進入直後には山火事注意のおおきな幕もあった。
狸の気配もあり。 
明日香村に降り、農道・バイパス伝いに壺阪寺口まで行って、本日の往路に合流する予定。
ヨメのアタマ越しに見えるのは明日香村の畑の上の鯉のぼり。
 
先行し、明日香村の農道を ↑(このあたり)  走るヨメ
 
壺阪寺口まで走っていてものどかな道だが、高松塚古墳やキトラ古墳その他日本史有数の史跡が目白押しの豪華な行程であるのは言うまでもない。
ヨメの先導でどうにか壺阪寺口から県道やバイパス伝いに京奈和道に到達し、後は一直線。
というところで、お巡りさんに
ストップをかけられてしまう。
 
どうやら前方で追突事故発生のようだ。
追突車を迂回するのに前方に見える観光バスが、後ほど対向車線に乗り出すことになる。
京奈和道は高架で一車線しかないので、事故が発生すると大渋滞になってしまう。
要注意。 
origin: [吉野路大淀iセンターから明日香・高取林道(2台)] 2013/5/15(水) 午前 2:26
和佐又山キャンプ2