桜峠・美杉リゾート | 大和川・矢田丘陵 |
唐招提寺・矢田丘陵 [奈良] |
'13 6月8日(土)
昔見た「とんでもないものを買ってしまった夢」:弟の様子がおかしい。 「どうしたん?これ、買おたん?」 「うん。」 とてつもなく大きな箱が部屋の中に置いてある。 「なんでこんなもん、買おたん?」 「この手品おもしろい、と思た。」 ここでこらえていた涙があふれてくる。 大きな買い物をしたとき、時々その夢を思い出す。 SUZUKI Volty 250ccもなかなか小癪に当初鬱のタネになってくれた。 思っていたほどの性能はなく、結局400cc黒バイクを置き換えることはできなかった。 アレは何か私の鬱屈を紛らそうとして気分転換に衝動買いし、そのことがまた鬱屈のネタになってくるという・・ しかし、それはそれで250ccは「豆バイク」と名前も付いてガレージに居続け、そうなると町乗り用には黒バイク400ccを出すこともなく、使い倒すということになる。 今までは多少の私の見栄もあり、近くのスーパーやスポーツクラブに行くのにも赤バイク800ccを主に使っていたのだが、250cc豆バイクの簡便さは殆ど自転車替わりの気分である。 つまり手袋なしのつっかけ姿。ヘルメットは法律上省略できないが。 それに黒バイクでもあまり行かなかった極近ポイントがやたらと行きやすくなってしまった。 6・8(土)の唐招提寺前。 実はこの門前売店のソフトクリームが半額というのでヨメの命令で試食しに来た。 私がこの地に越してきて25年経つが、記憶ではその間ずっと工事用の仮設屋根の下にあったように思える金堂の修理も完了し、好天下で思わぬにぎわいだった。 実は2年前には完了していたのだが、極近の唐招提寺にはわざわざ行くという程の距離でもなく、近きが故にかえって行くこともなかった。 この日は黒バイク・豆バイクで極近町乗り走行試行中。 ウチ→唐招提寺は秋篠川土手道で10分。 まさに自転車感覚の距離。 その売店で見た割引チラシで九条界隈のパン屋さんに行き、そのまま裏山の矢田山に登り、「子供の森」で休憩試食。 ここも、あまりの近きの故に昨年も一度も来たことがない。 来てみれば静かな森林公園のたたずまいは健在で、これならまた昼寝にやってきてもいいな、と思う。 さらにこの日は「今度はHONDAで新車見に行こう!」とかで、奈良市のホンダドリーム店に行く。 そこで新車のCB400Fを見る。 しかし、その後ろに展示してあったNC700Sが大型バイクのクセに値段は前者より安く、ヘルメットも入る前部物入れをヨメがいたく気に入る。 更に「免許取得費6万円負担キャンペーン」の説明を聞き、すっかりその気になってしまう。 「よし!大型免許取る!」 |
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'13 6月9日(日)
←次の6/9(日)、赤バイク800ccでの路上走行訓練に励むヨメ。 曇天で、他に行けないということもあるが。 数回大和川土手道路周回後、浄化公園脇道路横で腹ごしらえ。 大型バイクでの走行は実は250ccより楽なのだ。 しかし、小回りや押し引きは別の話。 まあ、大型バイク免許の件、よく考えてくださいませ。 ヨメがソノ気になったのも、250豆バイク導入の副作用である。 この日は曇天雨予報でスポーツクラブで風呂→ザ・ビッグの定例ルーチンのみ。 一方、私も平日の町乗りは豆バイクになり、自転車感覚の副作用で裏山の矢田山山道を何度か登ってみた。 赤バイクでは決して上る気にならない細い山道である。 ←道の奥にひっそりと東明寺。 ここからはもうバイクは無理なハイキング道が「子供の森」まで続いている。 思い出した。 私がバイクの免許を取る前、50ccスクーターでここまで来たことがあった。 何年ぶりだろうか? 思い出して近畿自然歩道の看板のある山道をたどってみた。 途中に放置してある、脱輪した軽4の残骸。→ たしか、以前には荷台も見えていたハズだが、今はもう運転席しか見えない。 250ccにはやはりソレなりの乗り方があり、面白おかしく山道などを伝うのが似合っている。 その週はなんとなく、矢田山に数回登り入ってしまった。 夜9時前、人気のない子供の森上方で涼んでいると、突然懐中電灯の光が突き当たってくるということもあった。 「あ、すみません。いきものを見てるもので・・」とか。 うむ、夏の夜は豆バイクで矢田山に分け入り、夜の闇にまみれて「いきもの」にでもなりに来てやろうか。 origin: [豆バイクとの付き合い方] 2013/6/20(木) 午前 0:44
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