橿原神宮 佐保川土手

 宇陀アニマルパーク [奈良]


'14 3月22日(土)
3月22日(日)
三月も大詰めの三連休最終日。
気候がかなり春的になり、冬中ちぎれていた私の右足もようやくここにしてくっつき、それでは今年第一回目の野外ラーメンを開宴すると決定。
 
場所:宇陀のアニマル・パーク
何故かよくわからんが、何か催しモノをやってる、とか、かな、とか、ヨメのこと故すべてが曖昧。
前日21日(土)には「まほろばキッチン」で開店一周年で記念セールとか、それと間違えてたとか、ま、何でもいいが。
 
←とりあえず行った「まほろばキッチン」
(21日)
 
かなりの人出だったが、催しものとしては表にテントの売り場が数軒。
多くが店内に出店している店の特設売り場であまり大したものでもなかった。
 
ただ、店内に新しく大きな鮮魚売り場が開業していて、ここだけは掘り出し物がいっぱい。
500円のでかいサバ寿司を買った。
 
 
 
ついでに、その前日20日(金・祝)はご近所のホールで地元合唱団の合同演奏会。
 
三連休だったが、んなワケで最後の日曜になり、天気もまずまずなので終に今年第一回目の野外ラーメンを決行することになったのだ。
 
どこでもいいが、せめて針テラスくらいまでは行かなきゃね。


先ずは天理ダム公園。
少しだけ咲き出した桜に豆+赤バイク+冬の間に随分栄養をお貯えになったヨメ。
複雑にからんだ冬枝にうっすらとピンクが乗っているのもすがすがしい。
花は本日咲き始めたばかりというような初々しい風情だが、すでに公園地上では昼食を拡げる組が次々と場所を占めていく。
見れば屑籠に溢れたゴミ、地上に散乱するゴミがすでに満開。
 
花は愛でるが、ゴミは放置、更に大音量で高校野球中継を流すおっさんも。
きっとにぎやかなのがいいんでしょうねぇ。
私もこれからは心を入れ替え、皆さま方のように昼食ゴミはその場に放置するように努力するつもりなんですが、やはり人目が気になってどうしてもそれができない。
しょせん私はつまらん二流の人物にすぎないのだ。
 
天理ダムの上方から禁断の農道を伝い、新道の広域農道から笠山へ。
 
久しぶりの赤バイク快走。
やはりこのバイクで大気の中を疾走する爽快感は。
 
すれ違うバイクから手を挙げて合図するヤツも2名ばかり。
バイク乗りの待ちかねた春の喜びかな。
その気持ち分からんでもない。
 
笠山から県道・広域農道・ただの農道を伝い宇陀アニマルパーク着。
我々は裏側の職員通用口より入ったが、正面駐車場は満車状態で入りきれない車が表の道路から列を作って渋滞していた。
しかし別段特別な催し物をやっている様子でもなく、わずかに体験乗馬とか、子牛のミルクやりとかの日曜プログラムが書いてあっただけ。
普段は誰もいないのに、この人ゴミは・・
と言うのは間違いで、よく考えると我々はまともな時間にこの公園に来たことがない。
夏の6時過ぎの夕涼みとか、正月一日とか、つまり閉園後の車止めのバリケードをすりぬけてしか来たことがなかったのだった。
公園のなるべく端っこ、目立たない場所に陣取ってお湯を沸かす。
この公園は火気厳禁。くれぐれもバーナーの使用は閉園中だけに。
 
というようなわけで、本年最初の野外ラーメンはどこかの安売りでかった特大ラーメン。
 
陽射しも暖かく、したがってまったく寒くはなく、本格野外昼食の季節到来。
 
 
つい昨年までは冬場でも野外昼食やってたもんだが。
 
 
子牛にちょっかいを出すヨメ。
 
しかし、この子はまったく反応せず完全無視。
 
 
 
こちらはイヤイヤながら相手をしてくれた羊さん。
 
すぐにアキて汚い毛皮を柵にこすりつけ、体を掻いてました。
 
あとは、ヤギとウサギとニワトリくらいですかね。
アニマルパークのアニマルたちは。
いつものように、あきのの湯の公園の横から宮奥ダム公園に抜け、大崎トンネルを越え、多武峰から明日香に周る。

ご近所周回のモデルコース。
本来なら明日香から坪坂・高取に周るのだが。
何かヨメは本日もまほろばキッチンに行くつもりらしい。
 
いつもとは逆に県道15号を右折し橿原方向に向かう。
 
途中、意外と静かな側道があり、そのまま探検すると不思議な静寂が支配する木立に囲まれた道に出た。
 
しかし、その後目測を誤り、耳成山を逆方向に迂回してしまい、かなり橿原市街に近い辺りで中和幹線に合流。
この辺り、国道沿い商業地区といった風情で車の渋滞もある。
この街区の外れに「まほろばキッチン」があるという位置関係。
 
「だまされてた!」とヨメ。
今まで大和川伝いに橿原昆虫館まで行き、いわば裏側(桜井市側)からしか行ってなかったのだ。
「畑の中にポツんとあると思ってたのに・・」とか、何だか勝手にボヤいている。
 
相変わらず新開店セールの魚屋ででかい鉄火巻き500円x2割引きで購入。
「近視眼鏡外して見たら、こんなでかかったとは!」とか勝手にボヤいている。
しかし、「こっちの方が重い」と何度も手で目方を測ってから買ったのはヨメである。
 
「帰りにカモ見に行く?」「いいけど?」
 
昨日もカモ見した大和川では本日、あまりカモの姿はなく、病院サギの山本病院跡の土手では不用意にバイク2台で進入すると、一斉に土手下で安眠していたカモ共が飛び立って逃げて行った。
それは一瞬だけの見事な光景だったのだが。
 
結局、家の近所の佐保川まで行きじっくりカモ見。
個数はそこまで多くはないのだが、小ガモにマガモは常に混在し、本日は何故か大和川のカルガモも一羽だけ所在無げに少し離れてウロウロしている、という具合。
野生カモのコロニーは一種類だけの集団が多いのだか。
それにここは適当な浅瀬がふんだんにあり、泳ぐだけではなくひょこひょこ歩いているカモも多い。
今まで知らなかったのだが、結局サギもカモもどちらもウチのブロックが奈良県下有数の観察場所なのかもしれない。
アニマルパークのエサやりで思い出した。
 
←このカモ達の人慣れ具合は尋常ではない。
場所はヘルシンキ駅の裏側緑地で2006年夏撮影。
 
ベンチでパン食ってたらそこらの鳥どもがよたよたと歩いて集まってくる。
まるで飼われている家禽のようだがれっきとした野生である。
ベンチはあったが別にクローズドな公園ではなく、広い水路に面していて、野生の水鳥が群れている。
そいつらが公園で人が物食っている気配がするとぞろぞろと列をなしてやってくるのだ。
 
近所の佐保川のカモ共は絶対に人間に近寄らないというのに、一体何が違うんだろうか。
  
これはカモじやないよな。
よくわからんがもっと大型の海鳥。
とにかくぞろぞろ集まってくる。
 
さすがのおヨメちゃんもちょっと腰が引けちゃってるようだ(^^;
 
いや、デンマークやない。ヘルシンキはフィンランド!>ヨメ 
origin: [アニマルパーク(宇陀市)でやっと野外ラーメン (赤+豆)] 2014/3/28(金) 午前 5:46
橿原神宮 佐保川土手