佐保川土手 吉野・蜻蛉の滝

 天理ダム・倉橋溜池 [奈良]


'14 4月7日(月)
4月7日(月)
天気もまずまずのようだ。

予定通りヘルメットをあてがったハハオヤ86を赤バイクに積んで近隣の桜見に出る。
 
出る前に「私と一緒に死んでもいいですよね?」と本人の意志を確認しておく。
私だって常にバイクに乗る時は万が一の覚悟を決めているのだ。
「自己責任でバイクに搭載されること承諾した」ことを明示的に相互確認。
 
自力では無理だが、昨年よりはスムーズに赤バイクのパッセンジャー席に収まれるようになった。
ヨメと合わせると、合計200歳を優に超える年齢が2台のバイクに乗りこみ、出発。
  
 
天理教本部前にて。
 
トイレを借りに行った建物には直接本部の二階渡り廊下に昇るエレベータが設置されていて、車いすが常備してある。
障害者専用の昇殿通路になっていた。
丁度いい機会。
そのまま風通しのいい天理教本部の掃除の行き届いた渡り廊下を一巡し、本部に参拝させていただく。
 
この年齢の女性にしては珍しくお寺参りに行く習慣はおろか、まったくの宗教心もない方だが、それは法事ビジネスと観光業だけに特化し山門を閉ざしてしまった仏教寺院の怠慢の当然の帰結でもあるのだ。(←何故か本気に怒ってしまうのだ)
そういうハハオヤでもここのカミさんだったら自然に信仰できるような心安さを感じる。
花見のついでにふらりと本部に吸い込まれ、何気なく天理の尊に拝礼できてしまう風通しのいい雰囲気がここにある。
内情にはまったく無知なので勝手にそう思っているだけだが。
 
天理ダム公園。

 
普段は人気のない少し荒れてもいる公園だが、この季節に限って人が集まる。
花見の宴に格好な広場がそこここにあり、市街地からのアクセスもいいので昼食だけ摂りにくる車も多い。
どうやら今がその時間帯らしく、公園最上部の広場は満員状態。
あろうことか、どこかの特別老人ホームの送迎バスまで登って来ていて、車いすのご年配男女の集団も。
 
しかし見たところ花に
見入っているわけでもなく、ただ訳もなく連れてこられただけで、いつものようにほけーとされているだけ、という方が大多数だった。
それとなくハハオヤが優越感に浸っているの手に取るように分かってしまう。
バイクに乗ってヘルメット被って来てるんだから。
 
昼食時間が過ぎたのか、特老部隊もその他の親子連れ等も帰ってしまったので、特老部隊駐屯地跡に我々が設営。
 
野外昼食にする。
といっても大したものを持ってこなかった。
 
 
 
 
 
そのまま天理ダムの裏山農道を抜け、わずかしか交通量のない新しい広域農道に出て笠ソバ・野菜直売所。
 
当初、ここでそばを食べるつもりだったが、各自まだお腹が空いていない様子。
帰りのまほろばキッチンで何か食べることにして山を下る。
宇陀道途中で倉橋溜池・公園から明日香まわりで桜井・橿原境界あたりのまほろばキッチンへ。
今回は耳成山横をすんなり抜けると直ぐ中和幹線に出、すぐ左がまほろばキッチン。
逆に明日香に出るにはこのルートを逆行すれば便利だな、と思う。
 
 
天丼がうまそうだったが、既にご飯もの終了とその店で言われてしまい、前回と同様別店舗のミニ海鮮丼セットを注文。
ただし、今回は3人で一人前をシェア。

うどんとミニ海鮮丼二つ付いているので、丁度三人一緒に食べられるのだ。
一口食べては獲物を反時計回りに回し、次を試食。
しみったれているが、それでいいのだ。
 
帰路イオンモールに行き、三人で食べ放題レストラン「ひなの」で飽食するという手筈。
 
これでハハオヤ花見メンテナンスはつつがなく終了したのだが、翌日私が感情障害を引き起こし、懸命の自己メンテナンスの日々が続くことになる。
 
つまり、パン食べ放題レストランやバイキングレストランを歴訪し、日頃はなかなか与えていただけないシュークリームその他の甘味系菓子の多量摂取に努めたのである。
origin: [近隣桜見バイクツ―リング (赤タンデム+豆)] 2014/4/21(月) 午前 0:29
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