天理ダム公園と上津ダム公園 小処温泉

 下北山スポーツ公園 [奈良]


'16 5月21日(土)

いい季節になった。
下北山スポーツ公園の平成の森野鳥公園バンガロー素泊3000円/prsをヨメが2000円で手配し、本当に久しぶりにバイクで一泊ツーリング。
昨年のGWには信州駒ケ根にキャンプ・ツーリングに行ったハズだがもう遠い昔の気がする。

下北山のスポーツ公園にも2度キャンプに行っているハズだが、もうどの道を走ればいいのか思い出せない。
地図を参照し、R370で吉野→R169で真っすぐに、とかやっと確認。
本当は過去2回ともR425やR309を使った周遊コースだったんだが(^^;


京奈和道→朝倉バイパス→宇陀アニマルパーク→松山筋・・・ちょっと変則的ルートだったが。
R370からK262へバイパス。

橋の上で休憩。
鳶・鷲・鷹の類が川面を悠々と滑空していた。












道の駅「川上」の裏側で昼食にする予定。
しかし以前は下の川辺の遊歩道まで降りられたが階段が封鎖されていた。

仕方がない。
トンネルを越えた森と水の源流館の二階渡り廊下の軒下で。
何となく職員サンの目が届かない柱の影に隠れてセッティング。
風情はないが、風が吹き渡っていて涼しくて快い。

ループ橋を通過、大台ケ原への分岐後大迫ダム湖で小休止。

天気がいいので水の色がくっきりと映えている。

そのままR169を直進し、下北山村?スポーツ公園キャンプ場着。

バンガローの鍵を受け取り、少し離れた山の上にある平成の森野鳥公園キャンプ場へ。


気候のいい土曜日でライダー専用らしいこの一角のバンガローは満室。

お隣はうるさい子供連れ。
単独ツアーが多いライダーバンガローには賑やか過ぎて違和感あり。
当然子供はドコドコとはしゃいで跳ね回り、静かな湖畔のムードぶちこわし。
キャンプ場ではこれが泣き所か。
ま、安いのでしゃーないが。

大人しく我々に場所を空けるサルの親子がしおらしい。




渇水期には山裾の土が露出していて痛々しい光景もあったが、今は豊かに水をたたえている。
一休みして池原ダムへ。


ダムの上のR425尾鷲線から下のスポーツ公園キャンプ場が見える。


スポーツ公園に降りると土曜日の夕刻なのに殆ど誰もいない。





公園入り口のヤマザキショップで食料調達。
ヨメは冷凍保管してある惣菜を半額で購入し悦に入る。
しかし、後で賞味期限を大幅に過ぎていたと判明。
普通の食品店ではそれはちょっとないだろ?
まあ、全部いただきましたが(^^;


バンガローには「きなりの湯」入浴券が付いている。
先に入浴してその後食堂で食事にすることにする。

きなりの湯は少々リニューアルされていて、設備は整っている。
さすがに湯にとろみがあり温泉らしい。
夕方には露天風呂に一人なんていう時間もあったが、夜になるにつれ混んできた。
9時に食堂が閉まるので、その前に一風呂浴びてとかが宿泊客の一般的時間読みか。

付属の食堂であまごから揚げ定食と豚カツ定食。

質・量・味・値段比良好。
ビールも飲みたかったが、宿舎就寝前の缶ビールを買ってあるので省略。

風呂に入りご飯食べ、バンガローに帰り、ビール飲んでお菓子食って寝るだけ。

楽ちんだね。
昔はテント泊で飯ゴウ炊サンまでしてたんだがなぁ(^^;

バンガローの夜はそれでもかなり寒いくらい。
なんとエアコンが装備されていて、暖房も効いてくれる。
常に安易な方に流れていく、ふやけた我が人生。


下北山スポーツ公園  小処温泉 [奈良] 青蓮寺湖レークホテル
'16 5月22日(日)



バンガローの縁側だと日光直撃なので、お隣のバンガロー前の木の下で朝食。

ゆっくり撤収。
テントも寝袋もないので全く楽。持ってきたのはイス2客とバーナーだけ。

本日の予定を協議するが、どのみちそんなに無理するつもりはない。
キャンプのセンターハウスでチェックアウトをし、係りのおジさんに道路事情を相談する。
R425で十津川に?・・・ 止めた方がいい。
R609でみたらい渓谷は? ・・・もひとつエグイ、とか。

昔はエグイ山道は得意だったんだが、日本三大酷道R425の十津川→龍神線でビビってしまった記憶がある。
それに、2日前に私は立ちゴケし大和小泉駅前派出所のおマワりさんに手伝ってもらって起こしたちゅう前科が蘇る^^;。
おマワりさんは笑顔でコケたバイクを起してくれ、私はヘルメットの下の赤い顔で精いっぱいの愛想笑いで礼を言ったが、後で飲酒運転中なのを思い出し少々青くなる。
どうか性悪な私を通報してくだされ >不謹慎狩り愛好家御中 (^^;

というわけでこのまま真っすぐR169号を引き返すことに決定。

途中の川上川の橋の上で。
相変わらず水の色がいい。

で、このまま真っすぐ帰るのも芸がないので、本日は上北山村の小処温泉に寄り道することにする。

国道から脇道に一歩入ればのどかな山村と清流の川原。

本日もいい天気で、まだそんなに暑いわけでもない。
涼しい山間の道をたらたらと走行する久しぶりのバイクの楽しみ。

小処温泉へは和佐又山にキャンプする時に一度行ったのだが、休業中だった。
R169からは20キロほど山道に分け入らなければならないので、休みだとちょとバカらしい。
本日休んでないか確認しといた方が良かったのだが。

しかし、本日は時間もたっぷりあり、静かな山道走行が楽しめるのでいいか。
「くらがり又谷の滝」まで行ってもいいし。



小処温泉着。 営業中(^^)。 先客はオフロードバイク2台のみ。

前回来たときには休業中だったので、山奥の老朽施設風の印象だったのだが、営業中のお姿はどうして比較的新しい建物で食堂や休憩座敷もあり、なかなか立派な施設。
少し向こうのホテルの方が少々くたびれた印象(^^;

露天風呂は裏の谷側に面し静かな「渓流の温泉」の風情。
特に女性浴室は本日はヨメの貸切状態だったようだ(^^)/

お昼過ぎから奈良マラソンの参加者が一風呂浴びに集結して来たらしく、駐車場も満車状態になっていた。
この朝下北山村から来た我々はのんびりした山間の温泉での時間を堪能できた。

入浴後、「くらがり又谷の滝」に行って昼食にする。

多少のリスクもある落石・倒木のある道だが、そんなに遠くではない。

当初、川の上流正面に見える瀑布が「くらがり又谷の滝」と見えたのだが、道側面のこちらが本体→
一本の滝ではなく、上から4段くらいに分流した少し複雑な構成。
写真ではよく分からんと思うが。

道はこの滝で行き止まり。
ちょっとした駐車場と東屋がある。


















滝壺をながめる広場スペースで昼食。
コーヒーとパンしかないが。

かなりアヤしい山奥だが、小処温泉からは近いので意外に訪れてくる方は常に居るようだ。

奥の立派な瀑布は単なる堰で滝ではない。
しかし、そちらへは遊歩道が完備されている。




行ってもしゃぁないが、遊歩道があるので取りあえず堰の下へ。


堰の壁に張り付いて水を飲んでいるルリイロオオアゲハ(仮称)とハイイロシロセンシジミ(仮称)。


たっぷり遊んで再びR169に戻り、続行。
途中道の駅川上で休憩し、売れ残りの柿の葉寿司をおやつに食す。

昨日ちらりと観察した大滝ダムもすっかり完成していたようなので、寄り道して見学。

誰もいないダムサイトをただ一人歩くヨメ↑

たどり着いた対岸の傾斜斜面上より。

まあ、↑↓おなじ景色だけど他に撮りようもない(^^;

帰路はK262バイパスは避け、そのままR370で吉野川沿いを津風呂湖まで。
後はK222のダイナミックな起伏道路を走り、道の駅大淀へ。

ヨメがインゲン豆を買うと丁度午後5時。
陳列屋台はわずか5分で完全に撤去されてしまい、観光案内所のベンチで休憩。

下北山村を出てきたのは今朝のハズだが、すっかりいい時間になっていた。

origin: [きなりの湯と小処温泉(バンガロー泊)] 2016/5/25(水)14:6
なんば 青蓮寺湖レークホテル