宇陀・東吉野きのこ館.. 白川ダム公園..

 上津ダム公園 [奈良]


'19 8月26日(月)
そろそろ暑さがやわらぎ、ヨメにこんな日には外へ、としりを叩かれた。
ピアノの練習を切り上げ15:00外へ。
ガレージに放ってあったキャンピングチェアを積んで、とりあえず上津ダム公園へと。
午後3時の気温はやはり暑いが、それほど不快でもない。
あまり湿気がないのか。
名阪道路神野山ICで降り、裏道から上津ダムへ。

気温23.5度、一気に10度弱の降下。
木陰は涼しい、しかし日向は陽ざしが強い。

いつぞやヨメとテントを張った小公園スペースは木がなく直射日光が暑そう。

ダム湖周囲を走り探すがチェアを設置できる適当な場所がなかなか見つからない。

最終的に一番奥の小公園に。

見晴らしはないが、釣り客もなく、静か。

インターカムで音楽を聞きながら・・・
今年はインカムを使うくらいのツーリングにはあまり行けていない。

昨年インターカムを導入したのだが、意外と役に立った。
今ではそのような会話ツールで走行時間を過ごさねば、長時間のツーリングは退屈になって?
一人で気楽にツーリングに、と出かけてももう出くわすのはヨメと一緒に行った場所ばかり。
未知で新鮮な光景にありつけるくらいの遠方には、一人で行くにはもう道中が長すぎるのか。

かけがえのない思い出でもあるのだが、しかしその回想から抜け出せることはない。
豊かな回想に満ちた周囲の光景にまみれながら、少しはまったく違う位相で別の世界を見たいとも思う。

とはいえこの世は「結末がわかっている退屈な映画」のようなもので、人生とはそいつを「最後まで見る勇気」のこと、だと、誰だっけ?太宰だっけ?が言ったとか言わなかったとか。
この世はどうやらこんな風にしつこく、時に不安定になりながらも、ともかくも存続していくらしい。
私もこのまま、もう生まれ変わりも変態羽化もできず、ただ今居る退屈な世界となんとか共存し、すり減りながらも最後まで。

vo:[上津ダム公園] 2019/8/27(火)13:50 <Re:2019/9/9(月)2:14>
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