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 滝川ダム  [三重]


'21 9月23日(木)
出る気はなかったが、ピアノの練習をしていると外のさわやかな明るさに誘われた。
キャンピングチェア一脚と冷蔵庫の残り野菜、カップヌードルを積んでバイクに乗る。
目的地は一応「滝川ダム」・・・伊賀コリドールを通過中にいつも少々気になっていたのだが、嘗て一度だけ行って失望した記憶が。
しかし、もう10年も経ってるのでもう一度確認しにいってもいいか、とか。

とにかくいい天気、いい陽気なので名阪道路はバイクが一杯。

治田ICで名阪道路を降り、いつものルートで裏側からK686へ。

セントレイクGC前から丸山交差点→比自岐農地。

ここから伊賀コリドールロードに合流左折。

記憶どおり、途中で滝川ダムへの右折案内。

右折し、しばらく行くと滝川ダム管理棟が見えるダム本体に。
しかしながら、全く印象の薄い何のヘンテツもない小規模ダム施設。
まあ、記憶でもそのような感じだった。

それでもダム湖周路を辿ってみる。
水面もわずかに見えるがほとんど「池」という規模。
湖底部の橋に停車中の車があり、見物人二名がたばこを吸っていた。

湖を一周5分くらいの距離。 そのまま普通の村落道路に接続している。

振り返るとこちらからは二叉路に見える。
右がやってきた道。左が下りでどうやらダム湖からの水路に沿っているようだ。
なかなか怪しげな道で迷うが、意を決めて回転し左路へ。

非常に荒れた道で倒木が一杯、それに昨日の雨で常に水がたれている。
距離感としては5分くらいで決着が付くだろうと、我慢して先に。
しかし冠水してなければ川沿いの粗野なキャンプ場として休憩できないわけではなさそう。

突然、東屋が見え、ダム湖付設の公園に。
おや、今まで荒れ果てた印象だけだったので妙に整備整頓された印象が際立つ。

ダム放流水路横の小公園で水路上の橋を渡れば開けた道路になっている。
よく思い出して考えると、ダム管理棟に行く手前に右折路があり、その右折路の先がこの位置だった。

この公園はその右折路の正面から来るとただの小公園だが、裏から来るととんでもない最果ての辺境に出現した奇跡の文明地風。
橋の手前がぬかるんでいて、バイクを適当な位置に回転させようとしてタイヤをとられ、危うく転倒するところだった。

迷わず、この地で孤独な野外ラーメン宴を開催決定。

まったく目立たない小さいダム故、多分誰も来ることはない場所だろう。
その意味では穴場に違いない。

ダム施設には何故かこんな公園が付設されているが、何かダムの規格でも定められてるのか?

誰も利用しないと思われるのだが、一応きっちり整備されていた。

帰路はふたたび伊賀コリドールに戻り、比自岐集落手前にあった「ゆめが丘、友生」への新設道路で真っすぐ北上し、名阪道路に向かう。
ゆめが丘ネオポリスまでの道路にはまったく家屋はなく、野と丘を縫うほとんど直線の見通しのいい快適道路だった。
これから比自岐野の往来より、こちらの走行の方が快適か?
しかし工業団地から次第に町場になっていき、交通もうるさくなるのが残念。
名阪道路との交点は「サントピア伊賀」利用時に使った友生IC。
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