ホテルハーヴェスト京都 明日香村から大峠トンネル...

 京都鷹峯リゾート [京都]


'21 9月11日(土)
ホテルハーヴェスト京都鷹峯朝。
先ず、昨日とは男女入れ替えの温泉に。
かなり双方のレイアウトは違う。
広さは右、落ち着き方は左か。
ヨメは本日左に入浴した時点では相客誰も居なかったとかで、左温泉の印象が良かったようだ。
本日の朝食は温泉階の鷹峯リゾートメインストリートに面した和食「紙屋川」。

昨晩、缶ビールを買ってから温泉に漬かり、そのままふと外に出たら、玄関脇に隠れたテーブルがあって、ここで缶ビールを飲めれば・・・と思ったのだが、部屋に帰って冷蔵庫のビールを持って来くるまではしなかった。
その外のテーブルが見える席。

ここは通常のホテルの朝食バイキング。
特にこれと言って特筆すべきものなし。

それでも例によってヨメはしつこく頑張る。
本日の昼食も鷹峯リゾートで予約してあるんだぜ、大丈夫かいな?

朝食後、部屋で私はチェックアウトまで仮眠してしまった。
ま、どのみち温泉は10時までだし。

チェックアウト後、北庭園散策。 ホテルのクーポンで¥200。
昼食はリゾート内の中華レストランで13:30の予約を入れてある。
それまで庭園散歩で過ごすつもり。

枯木にちかいヒネ古木に真っすぐに若い枝が伸びている種が多いのが特徴的。

よく手入れされた庭園だが、パンフレットのどこにも由来は記されていない。
嘗ての誰それの庭ではなくて、このリゾート開設時に造園されたものだろう。


なんせ先ほど朝食摂ったばかり、予約した昼食の一時半まで2時間はこの庭園で潰さんと・・・とかの思惑だが、門から裏口までサッと歩けば5分で終わってしまう。
幸い他の散策者は殆ど居ず、たっぷりじっくり過ごさせてもらう。

有料庭園の裏口には無料でも入れる盆栽・植木他の即売店があり、ここでもじっくりと(^^♪
意外と凝った木の盆栽が多く、時間があるおかげでたっぷりとその表情を観察できた。
古典的な松の目出度いヤツだけではなく、いろんな個性があり木の表情は捨てがたい。

西洋種のブナやアカシヤの類の森の不思議を感じさせるヤツに魅かれた。

今ウチで種からアサガオを咲かせているので、まったく動物とは異なる植物の世代の感覚に触発されるところ多し。

ダーウィン進化論はまともに植物の世代交代を描けるのか?

室内の竹筆試用コーナーで揮毫。おいおい(^^;

再び庭園に戻り、中央の茶室棟で休憩。


歩いて五分の道のりを2時間かけて踏破(^^;



茶室ではないな。
どこかの旧家の内装のようだ。

有り余る時間をこの縁台で遊びながら時間を潰す。
見方によればなんと贅沢な空間での悠久の時間か。
なお、この縁台のある立派な家屋の実体はトイレであったことが後判明(^^;

たっぷり時間を潰し、そろそろ行くか?1時過ぎ。

リゾート内の料理屋は圧倒的に和風だが、唯一の洋風建築が中華の「楼蘭」。
この角の向こうはXLRホテルの裏道。

一番端のレストランで他よりは安い。
もっと安いのが紙屋川を渡った小道の奥にある「わかとり」でお昼のナントカ丼は1000エン以下で食える。

楼蘭も単品1000エンくらいだが、今回はサービスランチ1800円を予約済み。
まだそこまで腹も減ってないが、なんとか食えるだろう(^^;

先ずはスープから。
一応サービスランチはコース料理になっている。
例によってアルコール飲料は全くなし。
昨日の秀麗なノンアルコール発砲ワインを思いだし、ここのノンアルコールスパークリングワインを注文。

しかし、こちらのヤツはまったく甘いだけのソーダー水だった。

しかし中華とは思えないプレゼンテーションのコース料理で、たのもしい格安感。

ま、楽しくいただいてます。

中華のワリには上品でその分、量の方が(^^;

こちらがメインの豚カラアゲに緑のヤツは餃子。
さあ食べよう!

それっ、ぐしぐし・・あれ・・・?

ヨメが齧りついたのはたまたま失敗作のガサガサの筋の塊だった(^^;
他のピースは普通に豚だったのだがね。

後は私、チャーハン。
ヨメはウナギかけご飯。

これでなんとか最後まで完食(鶏筋肉部分は除外)
なんだか盛りだくさんな中華風混然一体のデザート。

コレは美味でした。

さて、これで一泊二日の鷹峯リゾートは終了。

金閣寺に歩いていくつもりで裏口の紙屋川沿いの道路の方から帰ることにする。

この位置からは随分下に川が流れている。
「わかとり」とブライダルサロンにつづく川沿いの遊歩道。

途中にリゾート本体に渡れる橋があったが、閉鎖中。

ブライダルサロン横の階段から上の道路へ。
土曜日でブライダルサロンからの見学者が付近を案内されていた。

この辺りでホテルROKU KYOTO LXR ヒルトンの領域に。

昨日われわれが侵入を果たしたXLRホテルは正面道路からは侵入禁止。

紙屋川の橋からもホテルにはバリアがあって行けないことになっていた。

ホテル玄関横のチャペル。
ここでやらかすのか。なるほど。

XLRホテルの敷地をでると途端に少々古臭い町場になっていた。

ちょいと近道するつもりで住宅筋の裏から紙屋川川原に降りる。
そこに展開する光景・・・スノッブ極まりないリゾートホテルの隣地とは信じられない・・・

これが京都という都会の重層する文化と生活のアマルガムなのか。
何事かの理解。
京都はしかしどうも私には馴染めない。

京阪特急に乗るつもりで「始発の三条」にバスで行く。
私の頭中では♪天満橋から三条へ、ちりりんぴりぴりぽーっぽ♪というCMソングが(^^♪

バスで通過する同志社から府立医大・京大病院・・・
私にも人並に京都に進学しようと思っていたごく短い時間もあったのだ。
その後、京大前の日仏学院に一年ほど通い、そこで京都の夢とは永遠に決別・・・
しかし、三条京阪駅は地下にもぐり、嘗ての駅舎、京福電鉄駅もなく、大駐車場に。

なんと、京阪三条は京阪特急の始発ではなく、もっと遠くから特急はやってきた。
これなら途中の四条烏丸あたりで降りてコーヒーのめばよかった。

京都、重層する時と記憶の階層。
私にはとうとう全うできなかった京都ガイドの日々・・・
京都は妙に疲れる町だ。
vo:[京都鷹峯リゾート] 2021/9/16(木)19:1 <Re:2021/9/29(水)13:58>
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