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 舞鶴一泊via高速バス(1) [京都]


'23 6月16日(金)
昨日急に高速バスで舞鶴行き決定し、バスの予約切符買って、適当にホテル決める。

OCATバスセンター10:30出発。
良かった!今回は間に合った(^^♪
出発前にトイレに行く余裕も(^^;

OCAT出発。 梅雨空つづきだったが今日は晴れるようだ。

湊町入口から高速道路に。

堂島川通過。
このバスは途中、大阪空港で2名ばかりの乗車客を拾う。

中国池田に乗り換え、宝塚越えた辺りから次第に景色が行楽気分(^^♪

予約席は前から3列目。 窓横が枠から外れていて景色の邪魔にはならない。
帰りは二列目だったので横のカーテン部が邪魔だった。
もっとも直ぐ眠ってしまったのでどうでもよかったが。

赤松JCで中国道から舞鶴若狭道へ。
久しぶりの山と緑。

そろそろ福知山。
高速バス路線は福知山行きもあるので、ソチラが当初私の希望だったが、ヨメが舞鶴を主張。
しかし後で舞鶴観光情報を集めてみると「なんにもない・・」とかで(^^;

私は海より山派なんでこの辺りが良かったのだが。
別に山登りするワケではなく、なんとなく山並みに囲まれていると落ち着くちゅうか。

二時間くらいで舞鶴東到着。

舞鶴はJR駅が西と東があって東の方が遠いので行きは舞鶴東下車、帰りは舞鶴西乗車にした。
別に乗車前に窓口で申し出れば舞鶴東で乗車しても可。
なんだか手続きが面倒になる? 差額を計算支払とかで?
差額っていくらですか?
「50エン」だそうです。

とりあえずは駅前を歩いて昼食を摂り、その後ホテルへ。

東舞鶴駅前道路。
きっちり整備されているのに交通量はごくわずか。

駅前メインストリート風の立派なアーケードがつづくが人はごくわずか。

だるま堂発見。
舞鶴実業会事務所、バス停もその名前で前にある。

なにか立派な由緒ありそうなお堂だが、右の扉は隣の喫茶店の勝手口になっていた。

敷島通り商店街
昔賑やかなアーケードだがあまり活気はなさそう。
ぽつり、ぽつりと食事できそうな店はあるが例によって確定できない。
ヨメが角の商店に入って、お勧めの食堂をたずねる。

結局、勧められたのは先ほど通り過ぎた小さい店。
普通なら入れそうもない感じの店だが、地元の推薦があるので入店。

いかにもここで昔からやっている風のおばあさん(推定)一人で切り盛りしている感じ。
客は他になし。
一応焼肉店だが丼からうどんまで何でもある感じ。

お昼の定食を注文。
時間はかかったが、アッと驚く・・・

ただの親子丼・・・まあ、キムチが付いているのが焼肉屋さん風。

こちらがトンカツ定食。

お昼の定食としては品数が多そうに見えるので格安感ありか。

ただし、トンカツ(ヨメの発音ではブタカツ)は薄かった。
味はまずまず。
ヨメの親子丼は”美味しい”という評価。

舞鶴第一歩、出だしが如何にもローカルな町の食堂だったので、旅行気分は上々。
直ぐ近くのスーパーホテル東舞鶴にチェックインに行くが「三時からです。」
「また、後で来ます。」

そのままとにかく海を見に行く。
海岸線沿いは公園になっている。

顔癖の夫。

美術鑑賞中。

おっと、この奥が赤レンガ博物館だそう。

対岸が海上自衛隊の艦船補修基地になっている。
結局、この辺りは旧日本海軍舞鶴軍港だったのだ。

こちらで”海軍ゆかりの港めぐり遊覧船”に乗るというのが今回の観光目玉にするつもりだった。

急いで乗船チケットを売り場に買いに行く・・・
が、本日のチケットは売り切れ。
というか、午後2時発が最終でもう本日の便はないらしい。

チケット売り場でうろうろ、明日の便はどうの、他に観光するところはどうの、とか窓口にいたおバ(ア)さんにお聞きする。
で、明日”かまぼこ手形”を買ったら乗船料割引があるのかどうかをたずねてみる。
我が家風の非常にコマカイ、その道の苦労徒裸足の質問だったので、この係員章を付けた受付嬢も即答はできず、当局に問い合わせていただく仕儀に。
結局、かまぼこ割引はないそうだが、コチラがプロの最安値観光層と見えたのか、やおらこの方が受付から出てきて明日の”港めぐり遊覧船”の仔細を語ってくれることになる。
・・・

『実は、この時期北朝鮮のミサイル飛来問題で海上自衛隊のイージス艦は全て日本海警備哨戒に出てしまっていて湾内はもぬけの殻。
明日遊覧船に乗ってもさほどの見ものはありませんので』という話。

ここでヨメが事前に収集したネット情報を思い出し、”あ、このヒト、名物ガイドって出てた!”と耳打ちする。
あ、そのような有名人サンとはつゆ知らず!

とりあえず2ショット写真を録らせていただいて(^^♪

じゃ、明日の”港めぐり”はやめとこう・・・とヨメと後で結論する(^^;

結論したのはいいが、それでは明日どうすんねん?と一人戦略作成に余念がない私。

なかなか静かに作業できる空間が赤レンガ倉庫の中に用意されていた。

ヨメは例によってトイレに。

この倉庫の二階は貸しスペースで、イベントや月ぎめ陳列を募っていた。

かなり空きスペースも多かったが、地元のアーチストの作品が展示されていてそれなりに面白い。


入館者が即興で自作を展示する企画もあり、私も一端のアーチストなので飛び入り参加(^^♪

今月のテーマは”カタツムリ”。
私のオリジナル”ネズツムリ”を揮毫。
”ウナギイヌ”くらいには売れるはずだ。

赤レンガ建築は木造古屋とも違ったノスタルジーと工作欲を刺激してくれるのだ。

とか適当に赤レンガ建築群を楽しんでいたが、私はこのところ足首が不随意で歩行疲労が激しい。
赤レンガ群の最奥のベンチでしばし戦略的退却を決め込む。

ヨメは私を放り出して、勝手に他の建築群を偵察に行く。

静かにベンチで余生を楽しんでいると、ちょいと町では見かけぬ鳥がやってきた。

これは何? もしかして絶滅危惧希種アカハラガンモドキか?

名前は知らぬが、赤レンガにこのアカハラ種はよく似合っている。
しばし悠久だが短い残余の時を楽しむ。

一方、その頃・・

ヨメは赤レンガ別棟群を探索中。

あ、その窓外の赤と黒カップルは後で私の静寂ベンチの前を通過。
赤モデルと黒カメラマン的にポーズと撮影を繰り返していた。

レストラン棟になっていたが、もう営業時間終了とか。

なかなか面白い雰囲気のレストランである。

定番は海軍カレイとか。

ヨメと合流、まあ本日の観光はこれで終了することに。
この辺りが写真撮影スポットらしい雰囲気になっている。

先ほどの赤黒カップルもコチラであれこれ撮影中だった。
では代わりまして、ウチのモデルさん群登場。




来た道をホテルまで帰る。

舞鶴は旧海軍基地、現在は海上自衛隊の日本海側唯一の基地。

海上哨戒撮影中。

構えているワリには大した写真ではないな(^^;

ちょいと寄り道して海上自衛隊補修基地正門にへばりついて敵艦哨戒探査。

で、気がついて見ると門扉の裏で歩哨しているおジさんがコチラを見ていた。
で、なんとなく目を合わせてしまったので”コンニチワ”と挨拶し照れ笑い。

やっとスーパーホテルチェックイン。
喫煙室しか空いてなかったので予約したが、かなりエグイタバコの匂いが消えず、往生した。
窓を開けてはイカンと書いてあったが、外気をいれないとどうにも。
ホテル代は全国旅行支援ワリで20%引き。おまけの京都府観光支援クーポン4000エンゲットでかなりリーズナブルな宿泊だったのだが。
スーパーホテル名物の天然温泉はさすがに滑らかで心地よい温度だった。

それでは夜の食事に。

しかし、よく考えて見れば軍資金を持たずにバスに乗ってしまった。
当地の食堂では圧倒的に現金払いが多そうなので、まずどこかのATMで現金をしいれないと。
地元の方にたずねたりしてかなり遠くのセブンイレブンまで行き、万札を準備。
大回りしたが、商店街の寿司屋でネット上の評価が良かった店に迷わず入店。

いさみ寿司
カウンターと座敷席の標準的寿司屋。
カウンターが満席なので座敷に案内される。

最初に付きだし。 あ、そうか、そのレベルの店ね。

メニューを一瞥・・・おや、値段がない。

そのレベルの寿司屋サンだね・・・(^^;
まあ、軍資金は先ほど調達してきたし、旅行中ではあるし。
こんなところで日頃の生活感を持ち出しちゃいけない。

今回は特別会計だね(^^;

それではおもむろに注文を。

日本海沿岸の寿司屋さんだが、とりわけ特産物の寿司があるわけではない。
日本海にまぐろは泳いでこないし、チョウザメやタイもこんだろう・・・
おすすめにしたがって「上にぎり」を注文。

大とろ、イクラ・ウニ・海老にタイ・・・それに多分これは地元のアジか。
いやぁ・・・上品で新鮮なネタですねぇ。
心の中で各一貫の推定価格を合計・・・3000は行くか?まあ、そんなとこだろう。

次いで、てんぷら盛り合わせを。

大海老2と野菜。

これは2500かいな?まあ、そこそこ。

カウンターの回転は早く、会社帰りのサラリーマン軍団は帰ったが、次次とカップルや親子が入ってくる。
かなり高級レベルだと思われるのに、意外と普通にご近所さんが来る感じ。
じゃ、後一品。 これだけは地元産らしいアジフライにしよう。

市場の一枚アジフライではなくて、生アジの切り身の上品なフライだった。

いやぁ、とにかく特別会計の宿泊旅行宴はこんなところで閉幕とする。
「お会計お願い」・・・出てきました。
アルバイトのういういしいお嬢チャンが持ってきてくれた勘定書きには単に「9000円」とだけ。
う、・・まあ、想定内か(^^;
案の定、京都府観光支援クーポン・カードは使えず現金で。
え?PAYPAY行けるん? ならソレで。

「御馳走サン!」で店を出、ホテルに帰る道筋でお互いに各品の個別の値段を逆算推定。
上握り        3000
天ぷら盛り合わせ 2000
アジフライ      1500
え?足らん・・いや、付きだしにビールも。
付きだし 1000,ビール1000
後は端数切り上げサービス料で9000かい? まあ、そんなとこだろ。

はっきり言って、ウチは本当の寿司屋でビール付き夕食摂った事がなかったのだ(^^♪
ずっと昔梅田の亀寿司に行ったかな?
ああ、そうかも。しかし今、アソコはあのタワマンになってるし。

歩いて商店街の外れのスーパーホテルに帰る。

ロビー奥の朝食場の後ろにはコーヒーマシンが稼働中だった。
ゆっくりアメリカンを頂き、もう一杯とマクラ二個、パジャマをもって部屋に帰り、そのまま就寝。

vo:[舞鶴一泊via高速バス(1)] 2023/6/21(水)10:40 <Re:2023/6/27(火)14:57>
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