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吉原入り江・田辺城祉 舞鶴一泊(3) [京都] |
'23 6月17日(土)2
東舞鶴駅前バスターミナルで降車すると路線バス(京都交通)のおジさんが直ぐに声をかけてくれる。 「どちらへ?」 市内循環左回りで西舞鶴へ・・いや、東吉原に・・ 「それなら1番線の和田線に」 ヨメが吉原の入り江の写真を見てソチラに行くことにしていたのだった。 市内循環なら一時間に2本だが、和田線だと一日5便ほどしかない。 バスを待つ間、このおジさんが舞鶴観光から路線バスの事情等を克明に説明してくれた。 ![]() この方は案内係ではなく、京都交通路線バスの運転手。 舞鶴の路線バスは観光客にはかなり使いずらいので親切に観光客にガイドもしてくれているのだった。 まあ、バスの運行時間がかなり閑散なので運転手サンもガイドでもしてないと待ち時間を持て余すんだろう、とは私の推測(^^; しかし、この方のガイドで舞鶴市の観光交通行政の実体と現実、今後の見通し等かなり実のある情報を得られた。 「引揚記念館」バス停の不条理な設置位置にも理由がある。 東吉原で降りると次のバスは2時間後と。 --いや、それなら東吉原で昼飯でも食べて待ちますよ。 「降りても岩ガキの店が一軒あるだけで食堂はないよ」 -- えっ! それなら降りずにバスの窓から写真だけでも。 という重要な観光情報を得、しかもこのおジさんがやってきた和田線のバスの同僚運転手に「東吉原の写真取るのにバス停めてやって”」と言伝てくれたのだ(^^♪ 「三秒だけだよ」と、和田線の運転手の同年配のおジさん(^^♪ 和田線のバスは途中まで市内循環と同じ道。 ![]() 直ぐに赤レンガ建築群。 ![]() 博物館近辺だけではなく、要所に古い赤レンガ建築があるようだ。 ![]() 比較的大型の軍用船、イージス艦ではなさそうだが。 舞鶴港はやはり特異な港のようだ。 ![]() 市内循環路線と分かれ、和田線は静かな湾岸郊外を伝いだす。 ![]() 日本海の荒々しいイメージではなく、まったくおだやかな内湾の光景。 ![]() やはり市内循環じゃなくてコチラで良かった。 やがて狭い漁村の村道に入り、東吉原の入り江に差し掛かる。 ![]() 「ここだよ! 三秒だけ。」と運転手サン。 多分服務規則違反だろうけど、まあ、そこはソレで(^^♪ ![]() 確かにフォトピトレスクな光景。 看板が邪魔だね。 ![]() ヨメが座席を移動。 ![]() ここがいいか? 反対側も撮っとこう、とヨメが左側にも移動すると、「右だよ!」と規則違反運転手。 ![]() ま、分かってますが(^^♪ ![]() わずか"三秒"で二人で10枚は撮ったか(^^♪ ![]() ま、ローカルな光景とローカルな雰囲気のバスでした。 ![]() やがて、バスは再び市街地に入り、終点の西舞鶴着。 「ありがとうございました!」 今回の一泊旅行最終地は西舞鶴だけど、往路のバスでこの近辺はタダの地方都市で”何もなさそう”と結論した。 しかし、ここで午後6時の復路高速バスまで後3時間程過ごさねば。 ・・・バスの車窓からチラリと城郭建築が見えた。ソチラに? 駅前を歩くこと約10分で田辺城跡公園着。 ![]() コチラの”田辺城資料館”は確か”かまぼこ手形”で入れるハズ。 ![]() 正規料金200円をかまぼこ印籠を示し入場。 ![]() この城は細川藤高が引退し、幽斎となって住んだ隠居城。 どうりでJR西舞鶴駅構内に幽斎関連観光幟が乱立していたわけだ。 山陰の小さな城だが、後に石田三成に攻められた時、頑として城を守り切り第二の関ケ原と称された。 ![]() とか、書いてありました(^^; まあ、ヨメの明智娘ガラシャは自殺したが細川家は未だに存続し、総理を引退して京都で焼き物を焼いている名家である。 なかなか細かい大がかりな田辺城下のミニチュア箱庭が展示してあった。 ![]() 当時の間口が正確に再現され、人形や生活道具も巧みに造形されていてなかなかの壮観。 ![]() ![]() ![]() ![]() 舞鶴に国際クルーズ船がやってきたとき、外国人観光客はこのミニチュアに群がっていた・・・と、後で姿を現わした担当ガイドのおジさん。 ![]() 他にも祭りのミニチュアや刀剣等。 ![]() 下のヤツは長船だそう。 ![]() で、そのおジさんが実際の国産火縄銃を持てと。 かなり重くて、立射はちょいと私には無理そう。 ![]() ポルトガルから入ってきたときには胸に構える形だが、国産化したときには頬で構えるスタイルになったとか。 当時の日本人に扱えるように堺鉄砲衆が工夫したと。 ・・・ 田辺城資料館で200エン分稼いだので”かまぼこ手形”1000円は元は十分とれただろ(^^♪ ![]() ついでに隣の天守でやっていた展示も見学。 ![]() もう崩れそうな石垣が不安だが・・・ ![]() 天守に昇る。 が、目ぼしいものは何もなかった(^^; ![]() それでは田辺城はこれにて退散。 どこかで食事(昼メシだぜ!)か、土産4000エン分観光クーポンで買わんといかんのだ。 ところが西舞鶴市街にクーポンの使えそうな大型店舗はみあたらない。 GOOGLE でセブンイレブンを探し、商店街の方へ。 やっと商店街横に中規模スーパー発見。「クスリのアオキ」。 恐る恐る店内レジに確認。 「京都府観光支援クーポン使えますよ」 よかったぁ(^^♪ 店内で4000エン分の酒・ワインと寿司他食品購入。 レジで初めてアプリから京都府観光支援クーポンを使うのだが、購入ORコード読み込む画面がどうしても出てこない。パスワード入力間違いか、思い違いか・・・ 店の他の売り場のおジさんも出てきて、大騒ぎ(^^; やっと何とかクーポン支払完了。 エライ目にあった。 一過性の使用用なので紙クーポンにして欲しいぞ! 都道府県でアプリが違うのでややこしいし、パスワードの管理とか間違いが起こりやすいのだ。 購入した寿司を立ちぐいするのに再び田辺城横公園に戻る。 ![]() ようやくこれで昼飯にありつける。 ![]() 中トロ入り寿司パック780円(^^♪ ![]() やっとこれで一泊観光旅行全予定行程終了・・・やっと落ち着いて惚けっていられる。 やはり旅行中は時間や予定消化でどうも落ち着かないのだ。 まあ、別にバスに乗り遅れてももう一泊余計に泊れば済むのだが・・ いや、JRで普通に大阪に帰れば済むのだが。 しかし、何となく観光予定に追い立てられ、それにしては路線バスが不便でじっとり動けず、一か所でのったりしていたりだが・・・ でも、まあ自宅から二時間で日本海側に来れるんなら、ヒマつぶしでもいいかな、とか。 ![]() 西舞鶴駅前の舞鶴グランドホテルのロビーで高速バス待ちをさせていただく。 このホテル、案外便利だね。 トイレからヨメが帰ってくる(^^♪ ![]() 六時過ぎ、高速バスが到着。 ここでカメラの電源が切れたが、流石に大阪まで眠りこけてしまい午後八時過ぎ自宅横到着。 まあ、いつもながら簡便この上ない高速バス旅行。 次は福知山にも行ってみるか。 vo:[舞鶴一泊via高速バス(2)] 2023/6/23(金)13:46 <Re:2023/6/27(火)15:24>
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