![]() |
![]() | 野球放送でぶつく..![]() |
[団塊の段階的生活] |
テレビにぶつくさ(3) |
2007/4/8(日) 午前 1:41 |
<HNKの吹き替え声優のセリフの過剰演出> 海外での取材番組でインタビュー相手のコトバの訳をテロップではなく、 声優にしゃべらせる演出が最近増えてきた。 殆どの場合過剰な演出が耳に付き聞くに堪えない。 声優の声の選択 年配の男性のセリフは必ず、しゃがれた老人風の声優が読む。 張りのある豊かな欧米の老人の声がバックに聞こえているのに、 今にも死にそうな嗄れ声に吹きき替えるのは失礼というものだ。 セリフのレベルの選択 若い男性調(職業・社会的地位を問わず) 「うん、そんなんだ。俺たちはそうしようと思うんだ。」 年配男性調(社会的地位の高そうな人物を除く) 「そうなんじゃ。わしらはいつもそうおもっとるんじゃ。」 女性のセリフ(若い女性・中年女性・社会的地位を問わず) 「ええ。そうなの。私たちはそう思ってるわ。」 これがテレビのインタビューに答える人のセリフだろうか? どうして「はい。そうです。私はそう思っています。」 と普通に訳せないのだろうか? 昨年見た番組では、年配の女性の学者がインタビューに答えて 「アタシは、いつもそうなるように願ってるの。」と言わせていた。 日本語の常識では、この人が「です・ます調」以外のレベルで答える ことは絶対に考えられない。 何故このような社会的階級に対するステレオタイプ的演出が報道番組に 必要なのか理解できない。 NHKでは年齢と性別と社会的な地位に応じての日本語訳の細かな 規定があるようだ。 そのような演出を必要とする精神に、あらゆる差別の根源があるのだ。 |
![]() |
![]() |
野球放送でぶつく..![]() |