バブルを許すな！

これからのライフスタイルの基本的な見直しをし、自分に合った住居を
物色することにした。

適当な中古物件を見つけ仲介業者にコンタクトした。
ところが「優先順位が先のお客さんがいまして・・」
となにやらわからんことをいいはじめる。
「もう手付け支払われているなら、別にこの物件は辞退しますが？」
というと、「手付けはまだ、ローンが下りるか確定しないので保留」
との答え。商品販売できないのなら案内すべきではない。

仲介斡旋するなら、購入の意思を表示し、手付け（契約金）をいつでも
支払うと明示している当方に売却するのが不動産取引の商習慣だろう？

ローンが成立するかどうかは契約してからの話である。
ローン不成立の場合は契約を無効とする条件で契約をすればいいのだ。
問い詰めると、その仲介業者の顧客の話ではない。他にもこの物件の販売
を仲介している同業者がいてる。売主の間にパイプとして2社が入っている。
顧客を競わせているのか、単に購入価格を引き上げさせようと煽って
いるのか、クリアには見定めがたい。

どうして中古不動産の売買はうさんくさいのだろうか？
思惑でいくらでも値段の操作ができるし、金額も大きい。
高く売るのは業者の腕ということになろう。
団塊退職金目当てで不動産業界が活気づいている。

ここにバブルがしぶとく再生するあぶない兆しがある。

団塊市場ターゲットにされている同輩諸氏、
バブルを許すな！
バブルで確実に日本の政治と経済は確実に荒廃した。

一生かかって働いて得た資金をギャンブルにまわさないようにしよう。
すこしでも怪しいと思う話は勇気をもって断ろう。

バブルの兆しがあれば我々が率先してつぶしていこう。
それが我々の義務ではないか？