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[団塊の段階的生活]

シジフォスの負荷

2010/5/11(火) 午後 3:17
気楽に参加しているご近所合唱団のほか、大阪の合唱団にヨメと通っているのだが、
これが趣味とはいえど、なかなか大変で。
少人数の練習で、自分で思っていたほど御本人の音程と発声が良くないのを指摘されてしまう。
気楽に参加して、楽しく声出しさせていただけば、と算段していたハズなんだが(^^;
 
声が目立つのでアラも目に付くようだ。いつもかなりシボられている。
合唱用の歌い方をこころがけ、微妙な音程や発声に神経を使い、とかなり消耗する。
とても私が参加する目論見「大声出して発散」という一種スポーツ的快感を味わえない。
 
しかし、合唱初心者のヨメの保護観察という業務もあるので練習をサボるわけにもいかず。
かくて、「趣味」で行っているハズだが、それなりのストレスをいただくハメになる。
 
ご近所合唱団では「オペラの曲ですから!もっとカーンと声を当て!」という曲をやっていて、
私は100人相手に気軽にスポーツさせてもらっているのだが(^^)/。 (←あまり良くない^^)
それはそれで今度は別種の歯がゆさがあったりする。
 
平日午後の日課にしているスポーツクラブでの30分のランニングも一向にラクにならない。
これが成長期の若者なら一年も走っていると、モリモリと体力がついていくんだろうけど、
この歳だい、そんなに基礎体力がカンタンに養成できるわけがない。
それどころか、体力を維持することも難しくなっていくのが老いの常だ。
単に「苦痛に慣れる」という心理的修練と割り切らねば、やってられない。
 
朝のピアノの練習だって同様。
「進む」快感の一方では忘れたり落ちたりする衰えも自覚する。
ただ、今は完全に個人の趣味で完結しているので心的負荷までは至らない。
・・・正式に習おうとは思うのだが、密かに意図して「先生」に批判され、とっちめられるのを
避けているという後ろ向きな心理も実はあったりするのかも。
 
外からいただく負荷やストレスは日常茶飯事。
ウチの住宅内に開店した飲み屋の目にうるさい幟や電飾だの、
向かいの犬のキンキン声だの、いいかげんなアノ不動屋だの、
コナミのジジババのうるささだの、オークワでの水並びのルール違反だの、
HNKアナウンサーのアタマにくる日本語だの、
エコだの、基地だの、カワセだの。
 
見たくもないが、完全に社会から孤立してはコチラも生活できない。
 
しかし、そんなの社会がなくともウジウジといくらでも内から湧き出てきてくれる。
毎朝、胃液がのぼってくる不快感(ガンではないの?)
右目が常時いがいがする違和感(ドライアイ+細かい金属性異物)
右上肢の凝り→痺れ→冷感→軽い痙攣(頚椎症通院治療中)
 
いやはや。
 
会社辞めたら、もうイヤなことをしなくともいいんだい!・・・と思ってた。
 
甘いよ。
返って、会社に毎日行ってたから見えなかったストレスにさらされたりする。
東西両陣営という明確な敵対構図が消え、紛争がなくなるものと思ってたら、
返って地域紛争が頻発するようになったり、とか。
 
生きてる限りは、負荷のタネは尽きないようですよ。
 
それでいいんだろう。
だから、もうこのへんでいいだろう、というような見切りがつけられるってもんだ。
 
ストレスフリーの人生になっちゃったら、今度はアチラに行くということが負荷になるのかも。
アチラに行って初めて負荷から開放されるというのにね。
 
少々スランプ気味。


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