ぎっくり腰でおよ 裸の王様、ヴィブ..
[バイク/野外徘徊]

逆タンデム初体験

2010/6/21(月) 午後 11:30
ぎっくり腰になってしまって、自宅でおとなしく一週間。
この週末はどのみち曇りから雨模様。
バイクに乗る状態じゃないな。
 
ところで、免許取って一年たった?
うん!
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     ★☆★ 祝、免許取得一周年 ★☆★ > ヨメ
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じゃ、二人乗りできるな。どう?後ろに乗せてくれません?
          
私も赤バイク800は腰が痛くてちょいとマタぐ気にはならないけど、黒バイク400ならなんとか。
黒バイクに二人で乗って、順番に後ろに乗せ合いする! 面白そう。
「ちょいと疲れた、運転交代!」なんてね。
 
後数年経って、バイクに乗れなくなったら、今度はヨメがツーリングに連れて行ってくれるのだ。
急病のときでも、荷台に私を積んでヨメがバイクで病院へ・・・そーいうときはタクシー!
ま、ヨメがタンデム運転の練習をするいい機会かもしれない。
 
ということで、近くの私称天理サーキットまで黒バイク400で。
普通道路は先ず私がヨメを積んで運転し、交通のない農道に停める。
いよいよヨメのタンデム運転訓練。
 
踏ん張るヨメの後ろにそろそろと乗る。
「わ、重い!」 乗り込む時の重心のブレ。
踏ん張っている足をフットステップに引き上げる時のバランスのくずれ。
「怖い!」とヨメ。
「怖い!」と後ろの私。
 
何とか踏ん張って、動き出せば後は何とか走れるもんだ。
とにかく調子よく走っているバイクはコケません。
カーブのきり方が難しそうだが、そこは単独走行でもヘタだから。
何とか走りつづけられそうなヨメ。
 
「わ・わ・わ・ぎゃー・・ぐわぁー、こわぁい、えぇーんえぇーん」
 
と喚いているのは私です(^^;
怖いわ、腰は痛いわ。
 
初めて400ccバイクの後部座席に乗っけてもらったのだが、このバイク、持つところがどこにもない。
運転者のお腹にしがみついても、人間は動いているので限りなく頼りない。
手を後ろにのばして、座席の縁を掴むが、身体が反り返って不安定で振りおとされそう。
それに前がヨメのヘルメットに邪魔されてよく見えない。
右肩の上にアタマを突き出して前方を見るが、かなり不安定な姿勢を強いられる。
 
バイクに乗っていて前方が見えない、というのはかなりの不安である。
自分で運転しなくても、バイクはカーブで体重移動をする。
カーブが予測できず、急に曲げられ、自分の身体が置いてけぼりにされる恐怖。
 
ヘルメット二つをくっつけて、やったとばかりにっこり微笑む運転者。
 
私にとっては恐怖の逆タンデム初体験だった。
 
私が免許取得して一年たった日には、ヨメを後ろに乗せてタンデム訓練し、
翌日には早速一泊ツーリングに行った。
 
「あの時、怖くなかったん?」と、私は後部座席乗車の先輩に尋ねてみた。
「ぜんぜん。」  はあ、多分ヨメの方が覚悟が出来ているようだ。
 
その後、少々後部座席乗車のレッスン受講。
「ニーグリップが基本。常に腹筋で体重を支えていることが大事」云々・・・
 
しかし、普段運転している者には後部座席乗車は疲れるし、視野が開けず快適とは程遠い。
タンデムで「疲れたら運転を交代してもらう」なんてまったくの非現実なイメージであるのが分った。
 
後部座席で十分恐怖を味わい、くたくたになった私の場合、「疲れたので後ろを交代してもらって」
帰ったのである。
バイクは運転することが楽しいし、ラクなんですねぇ。
 
 
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