鳴かず飛ばずの二 デジタルコンサー..
[団塊の段階的生活]

突然windows8化

2013/4/1(月) 午後 9:23
3月旅行から帰って、先ず末期症状を呈していたパソコンを買い換えた。
立ち上がりや画面表示が極端に遅くなり、ディスクの読み取りエラーが頻出したので致し方ない。
5年持ってたのだが、この世界じゃ5年経てば完全に世代が交代してしまっている。
新しいパソコンを見繕いに行くのだが、もう私にはスペックの数字が何を意味するのかよく分からんようになってしまっている。
しかし、ハードディスクがぶっ壊れる前に新しいヤツを導入しなきゃいかん。
事態は急を要し、ゆっくりこの世界の最新情報を収集しているヒマはない。
そこで、とりあえず先代のパソコンと同メーカーの最新モデルにしたわけだ。
SONYのDuo11とかいうやつ。
 
ディスプレイをスライドさせると見かけはタブレット同様になってしまい、タッチパネルで操作可能。
まあ、タブレットかパソコンかで迷ったことでもあるし、そういう折衷型にしておいた。
デザインはまあまあかっこ良かったことでもあるし。
 
以降、新世代の情報機器の操作やバンドルソフトの最新バージョンの作りを理解し、以前のデーターの移設をし、なんというかこの2週間はそんな作業で大半がつぶれてしまった。
性能が向上するのはいいのだが、あいかわらず実用より見栄の余計なオプションが増え、DOSのコマンドプロンプトの時代を知っているものには嘆かわしいくらいの装飾過多である。
ちなみに、私は文章は秀丸(エディター)、メーラーは鶴亀メールを使用。
MSワードは印刷する時のみ使用。
間違ってもHTMLメールなんて迷惑なものは送信しませんぜ。
 
しかし、表計算はエクセルを使わざるを得ない。
OFFICE11のエクセルを開くと、得意のマクロが余計な機能の山の片隅にほとんどわからんように隠されてしまっている。
おまけにどうやらデーター形式も変わってしまったようで、以前のデータを開くと「互換モード」と表示される。
今はまだ上位互換性が保障されているようだが、これもなしくずし的に突然互換性がなくなるだろう。
過去のビジュアルベーシック資産が今ではゴミの山。
だからプログラム言語はPerlに切り替えてやってきた。
 
まあ、そんなことはいつものことだからぐちゃぐちゃ言っても仕方がない。
 
せっかくのWindows8のタッチパネルも私の指では細かい範囲指定等ができそうもない。
おまけに、存在感が既に半透明になっている私の生体反応ではタッチパネルがはっきり反応してくれないのだ。
Duo11には標準装備でラスタライズペンがついてくる。
タッチ操作では実際にはコンピュータを使用できないことがメーカーにはわかっているようだ。
このラスタライズペンもなんだかふわふわとした操作性で使いづらく、結局USBポートにマウスをつないで使うという古典的手法に回帰することになる。
 
ハードディスクがなくなりSSD。
CDやDVDのディスクデバイスがなくなり、全面的にネット依存となる。
可動部分がなくなったのはタブレットらしく軽快でいいのだが、単体では過去のデータにアクセスする手だてがなくなってしまった。
まあ、もうパソコン一個だけスタンドアローンで存在できる時代じゃないようだ。
どうしょうもないネットワーク化、ネット依存の時代だな。
 
まあ、あまり不満ばかり言ってると、時代についていけない化石世代になってしまう。
私のアタマの中身の方もなんとか更新していかないと。
 
 
実は、「ネットワーク化」で一つだけ、あっとびっくり感動してしまったことがある。
旅行中の写真や動画データをフォルダに収めて再生しようとしたら、「リモート再生」という項目があった。
なにこれ?と、とりあえずクリックしてみた。
 
そしたら、その時たまたま電源が入っていた居間のテレビの画面が突然切り替わり、パソコンからの画像が再生されだしたのだ。
・・・なんと。
別にビデオケーブル・HDMIでつないだわけでもないのに。
 
最近ではテレビもネットにつながっていて、Windows8ではそちらも出力デバイスとして使用できるのだ。
うむ。
この分では私も本人が知らんうちにどこかのネットに既に繋がれてしまっているのかも?
 
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