新発売バイクの試乗会当日は朝から雨模様。

 

メーカーのHP、FBに雨天で中止かどうかチェックするが、どうやら開催するらしい。

仕方がない、小雨の中を雨具装着し第2阪奈・阪神高速経由で大阪まで。

 

ヨメが大型二輪免許取得し、いよいよ大排気量バイク２台体制に移行する時期である。

現行８００赤号に２５０豆号では２台で長距離ツーリングはムリ。

 

ヨメ用の大型バイクを仕入れねばならないが、かといって私の８００赤号よりヨメが上位機種に乗ると私の立つ瀬がない（＾＾；

で、私ももう山道で転倒した８００ｃｃ２００キロ超のバイクを自力で起こすのが辛くなってきた。

 

パワー、スピード、高速安定性は大型だが重量は中型並、もちろん価格が安いに越したことはない。

 

８００赤よりも下の大型カテゴリーなら７００か６５０しかない。

選択肢はもとより狭い。

で、カタログ上では新発売のヤマハMT-07（７００ｃｃ）が良さそうだった。

 

バイクと家とヨメはスペックだけ見ても分からない。実際に乗ってみて、ある程度慣れてみないと何とも評価は下せないものだ。

しかし、何処まで行っても「えいや！」とばかり決断せねば何事も勝手には進んで行ってはくれない。

 

念入りに乗り心地を確認するヨメ。

上がMT-09、右MT-07。

 

雨は止んでくれず、とうとう雨中試乗決行となる。

私は雨の高速道路をびくびくしながら大阪までたどり着き、腰も痛いのであまり気勢も上がらなかったが、ヨメの方は晴雨に関わらずいつもノーテンキで助かってます。はい。 

しかし、斯くいう私も実は前の三人にかなり遅れ気味。

もし、おヨメちゃんが後ろで頑張ってくれてなければ、私がダントツのビリに。

運転中に手を振ったり、ウィリーをしたりして何とかムリに挽回しようと焦っていたはず。さりげなく示す内助の功、どうもおおきに、です。

それにしても雨の試乗会というのに何だか全員速く走り過ぎてません？

実際の使用感として超低速の安定感とか、足で後ろに漕いだり、ガードレールにこすったときのリカバリーとか実験したかったが、ただ列の後ろに置いてきぼりにされないように付いて走っただけ、というような。

 

車体が軽いので、何となくカーブで体重を預けるのに躊躇してしまう。

０９ならそんなに違和感は無かったのだが。

 

ヨメも０９の方が乗印象はいいようだ。重量も１０キロしか違わないし・・・。

じゃ、ソチラに？

 

え？MT-09はハイオクタン仕様と！

即、却下決定。問答無用。

 

８００赤号がレギュラー仕様なのに、ヨメが横でハイオクを入れているという光景は夫としては当然許容範囲外なのだ。

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