リーガ・ロイアル スイスホテル南海..
[野外夜巷徘徊記]

ANAホテル大阪CLUB24

2017/7/24(月)12:47
7月22日(土)
CLUB24@ANAプリンスプラザホテル大阪


相変わらず同じような企画が続く(^^;
今回はあのANAホテルの24階、エグゼクティブクラスラウンジのフリーフードの偵察。
前回は2Fのメインバーが満員で24階のクラブラウンジに回され、飲み物料金だけで滞在した。
案内されてみると西日本随一の広大なラウンジ。
ヨーロッパティストで統一されたインテリアも私の重厚さに充分釣り合うと思えた(^^;

その後の調査によると8時まではエグゼクティブクラスの宿泊客専用ラウンジで、それ以降"club24"と称して一般客にも開放しているようだ。
フリーフード付きプラン3500円が最低料金。
館内のチラシではフリードリンク付き5000、7000円のプランもある。

今回はヨメがネットでグラスシャンペン付きプランを格安で購入、前回果たせなかったフリーフーズを見極めようと再度乗り込んできたのである。

もちろん、最悪のシナリオに備え大阪駅地下エキマルシェで軽くパック寿司を購入、地下街ベンチで出撃準備を整える。
ロイヤルホテルのようにママチャリで乗り付ける場所はなく、残念ながら徒歩。
新地の外れのANAホテルまで30分の歩きは見ておかんと・・東西がメインの新地本通りは南北には直線では歩けない。

その前に・・・
予約時間8時には間があるのでグランフロントの分譲マンションを見学に行った。
大阪ステーションパーキングにバイクを泊め、土曜日夕刻のターミナル賑わいのグランフロントエリアへ。

いつの間にか梅雨はあけていて、気が付けば夏の真っただ中。夏祭シーズンで駅北広場では盆踊りが。


グランフロントのインターコンチネンタルホテルビルに隣接する分譲タワーマンション36階からの大阪北エリア。 

手前の中津の低層ビル群の向こうに淀川が開けていて、視界の開放感は抜群。
ただし、建物の構造上、ベランダ中央付近に柱があり、部屋からの視界は柱で分断されてしまう。
それが気になり、この部屋の購入は保留とする。

ちなみにこの1LDKの希望販売価格9000万。
数年前の新築分譲価格からは二倍近い値上がり。

29階の別の部屋も見学したが、こちらは北向きで茶屋町方向の雑居ビルの屋上が連なりあまりすっきりした眺めではない。
コンシェルジュが常駐し、玄関には車回し専任のボーイさんも数名制服で待機しているまったくホテル仕様のマンション。
玄関ロビー脇には住人専用ラウンジもあって1LDKの狭さへの訪問客や居間のスペース補完はこちらでカバーできる。
お、いいね。

部屋はそれほど気に入らなかったのだが、ラウンジ好きのヨメはこのラウンジが付いているなら・・・と直ちに購入契約書にサイン。

実際に住むのは当初は私だが、やはりグランフロントエリア真っただ中というのはどうも落ち着かない。
少なくとも私の生活感ではメイン住居としては使えない。
まあセカンドハウスで時々ならいいか・・・
しかし、隣りのインターコンチネンタルホテルにも同様のロビーがあるし、ラウンジなら他にも・・・これから行くところにもある・・。
とか、良く考えてみるとあまり私の生活条件には合っていない。
やはり契約は見直し、後日他の物件を連絡してもらうことにした。



(上)マンションロビーと(右)インターコンチロビー

ついでに、インターコンチネンタルホテルのレセプションの和服のおネェさんに頼んで一般客は入れないエグゼクティブクラスラウンジを見せてもらう。
普通のレストラン並みの小テーブルが並んでいて、夕食時で宿泊客でごった返し、あまり高級感はない。

よし。分かった。
では、エキマルシェでパック寿司を食ってANAホテルに。

 ******

← club24入り口。

             同、出口→

予約した八時少し前に到着したが、思った通り8時までは宿泊客のカクテルタイムで一般のクラブ利用者用のフードカウンターの準備がまだ出来ていない。
結局、宿泊客のカクテルタイムから一般客のクラブに完全に切り替えらるまで30分経過。
まあ、別に時間は遅くなってもいいのだが。
一般利用では30分刻みで予約時間を設定している割には我々以外には他一二組。
後は単独の宿泊者が1名程。
広大なラウンジでこの人数ならかなりの余裕。
我々は最奥の窓際の席を本拠にする。

プリ―フーズとしては暖かいものやサラダはないが、パンとコンディメント、各種チーズ、キッシュロレーヌ等があり、別にパック寿司で腹ごしらえしてこなくとも(^^;
ブルーチーズ他は取り放題。
ラクレットチーズは頼めば溶かして小容器に入れて持ってきてくれる。
デザート系にはふんだんにチョコレートと一口ルーツ類があり2時間過ごすには充分な量。

私はコーヒー党だが、このラウンジの紅茶はなかなか香豊かでシャンペンが終わると紅茶ばかり飲んでいた。






私の写真ばかりで申し訳ないが、主戦場がイオンモールのフードコートのヨメは雰囲気的にはどうも合わないので(^^;

とっくに2時間は経過しているのだが、別に時間制限がどうのというような感じではなく、ゆっくり23時前まで楽しめた。

会計を済ませてホテルの下のロビー他をそぞろ歩いていると私の携帯電話に着信あり。
例に拠って忘れ物をしたようだ(^^;

ゆっくり駐輪してある大阪ステーションパーキングまで帰れると思っていたが、もう一度クラブ24に戻ってホテルを出るとパーキングの終了時間まで後30分しか。
幸い今回はあわててタクシーで引き返す程ではなかった(^^;




ウメダで真夜中まで夜遊びをし、都心の夏の夜の熱気の重さをバイクに乗って阪神高速を突っ走って切り裂くと意外と風の振動が心地よい。

夏の夜遊び帰り。出入り橋からわき道に入り、堂島ランプから高速環状線に侵入し。
普段なら13号線に左折して直線的に奈良に帰るが、もう殆ど車のない真夜中の高速道路は快適で、そのまま大阪を縦断し西名阪経由で帰ることにした。

6月から料金体系が変わり、距離料金になったハズなので西名阪で大回りはしなかったが今夜はバイクの夜のツーリングも楽しみたいのだ。

大和川の河口から奈良県に向かって北上する西名阪に入ると道路は4車線になりダダッ広い。
のろのろと走行するタクシーを追い抜き、自分の感性で快適と思えるスピードまで上げ夜の風邪を切り裂いていく。
チラリとスピードメーターを視界にいれると145だった。

ヤバイよ。
車重150キロそこそこの白バイクでこのスピードでは。
破滅へ、時速150キロ。

しかし夏の夜の中に分け込んでいく感覚はどこか本能の深みからの呼びかけのようだ。
 福島・出入り橋から大阪西の下町の路地へと

 大和川の川原の夏草の道を浅香山の脳病院へと 

 妹と弟と川原で遊んでいると母が夜のずっと上から手を繋いでくれ

 夜の時間が50年前に入り込み

      夏の夜遊び

 佐保川の川原の深夜にバイクを停め夜にまみれてかすかな妹の声を聞く

 そのようにして自分の現在を忘れようと母の羊水中にただ漂って

 夏の夜は過去の時間を直接夜空に浮かび上がらせる。
 かすかな遠い花火のように


家に帰ると卒業50周年(!)の同期会案内が高校の同窓会から来ていた。

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