私の静かな春 社会的距離の自覚..
[静かな生活]

世界は密かに音から

2020/7/12(日)19:33
この七月からほぼ以前の日常のルーチンが還ってきた。
私にとってはデメリットよりもメリットの方が多かったコロナ休暇だったが、いつまも強制仮死モードでホケっているわけにもいかない。
半分イヤイヤながら元の日常に・・・
なんだかサラリーマン時代の平日の朝の気分に近いな(^^;
週三日のスポーツジム通い、週一のピアノのレッスン、二週一度の仏語NOVA通い、が昨年来の日常ルーチンワーク。

スポーツジムの方ではプログラムの時短やハードな筋トレ系の中止で本格的には復旧していないのだが、とにかく以前からのクラスに顔を出す。
  ・・・で早速病院通い(^^;
(奈良県総合医療センター 7階レストラン階)

私はプール利用の他、ズンバやサルセーションといったラテン音楽系ダンスプログラムを筋トレ系の代わりに参加。
プログラム実施中にもマスク着用とかソーシャルディスタンス確保とかの制約がある。
で、人数制限でスタジオ端のスピーカーの真横に位置してしまった。
コロナ自粛の町の静寂に敷居値を下げてしまった私の右耳が突発した大音響にイカれてしまったのだv(+_+)v

ご近所の耳鼻咽喉科からの紹介状でこの新しい奈良県総合医療センターに。
数回の検査の結果、突発性難聴もしくは音響性外傷というような診断でステロイド剤を処方されたのだが。

それにしてもこの広大な病院施設の七階は昨今の情勢からレストランが休業中。
待ち時間が半端ないとの評判のこの大病院の静かな7階は書斎替わりに使えるかも(^^)v

幸いステロイドのおかげか、2週間つづいた右耳の閉塞感も収まってきたのだが。
しかし、古希を越した我が肉体はそんな軟弱なコトになり果ててしまっている・・・
別段自然崩壊してゆくのも許容してやってもいいのだが、こと耳に関してはそうもいかんのだ。

コロナ自粛ステイホーム期に私は以前にもまして楽しく毎日を過ごせていた。
鬱の気配は霧散し、心行くまでの自宅自閉と悠々たるご近所散歩の日々・・・。
私は対社会的自閉人間なのだ。
昼間はピアノの練習、夜はベルリンフィル・デジタルコンサートホールと光テレビの洋画・・
もう見たいのはそんなにないが、聞きたいものはまだまだ山ほど。
耳よ、もうすこし頑張っていてくれ。

私の静かな春 社会的距離の自覚..