弁天町・大阪ベイ 大阪ミナミ 桜と..
[静かな生活]

生きていて良かった風にその辺りまで

2022/3/25(金)1:29

'22 3月19日(土)
まだ朝寝中なのにエントランスからチャイムが。
そうか!
やっと・・・大阪市敬老優待パス到着(^^♪
生きていて良かった・・・はオーバーだが、少なくとも、生きていてトクした(^^♪

これが目的で大阪市民になったのだ。
別に奈良県民でも大した支障はなかったのだが、住民登録を変更した主目的がコレ。
50円で地下鉄・バスでどこにでも。
これで大阪都心部居住の利便性が100パーセント生かせるのだ。
梅田・阿倍野が庭続きになった気分(^^♪
存分に活用させていただきましょう。
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'22 3月20日(日)
ヨメと休日の定例外食後、私はそのまま大阪市敬老パスの初使用敢行(^^♪
会員になっているスポーツジムの会員証で阿倍野の系列店にも行けるというので水着だけ持って下見に。
休日午後の系列店のプール・風呂はご近所の御年輩の公衆浴場風に混雑し、そんなに泳げなかった。
プールなら浪速スポーツセンターのシニア350円の方がまだ空いていて泳げるか・・

ま、なんばのジムはプールと入浴設備がないので、空いてそうな時間帯にはアベノに出撃してもいいか。
なんせ、交通費50エンで行けるし、地下鉄入口なら自宅から5分、パークスのジムへはいくら地下街続きとはいえ15分は歩かんといかんのだ。

ついでにアベノキューズモール見学。
二三度行ったことのある三階のフードコートの他、地下にも広大なスーパーの横に同様施設があり、キューズモールの規模には難波住民である私も驚かされた。
これからはジムで”風呂よばれ”て、女子校生で一杯のアベノ界隈で遊んで帰っても(^^♪

キューズモール地階に「地下鉄アッチ」の表示があり、そのまま指示どおり出てしまうと谷町線阿倍野駅改札直結だった。
鶴見橋経由のバスで(^^;で帰るつもりだったが、そのまま谷町線に乗る。

なんと、”ついでに”東梅田まで行き、ウメダで四ツ橋線西梅田に乗り換え、大回りして帰宅。
東梅田の改札を出、阪神デパートの地下通路の完成具合を確かめ、西梅田の改札に入る乗り換えでも敬老パスから差っ引かれていた料金、変わらずの50エン(^^♪
阿倍野→梅田→難波がなんと50エンだぜ!
うれしいな(^^♪
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'22 3月21日(月)
ご近所食堂でヨメと昼食後、私はそのまま住吉区あたりまで散歩し地下鉄で帰るつもり。
敬老パス使用第二弾(^^♪

ヨメは「自転車で付き合おうか?」とか言うが、敬老パスの気楽さと自転車の利便性とは大いに違う。
私はのんびりと町筋をどこまでも歩いて行きたいのだ。

ウチの街区の直ぐ西側の位置に「西円手町」の旧町名継承碑発見・・

そうだったのか。
高校時代によくうろついたF子サンチの住所はここだったのだ・・・

後で調べてみると旧JR湊町駅は道頓堀川に面した現在の湊町リバープレースにあり、現在のJR難波地下駅よりかなり北側だった。
JR難波駅に隣接している今の居宅は、昔の湊町駅と同位置だと誤認していた私はF子宅はもっと芦原橋寄りだと思っていた。
しかし、実際は私は昔うろついていた町の直ぐ裏手に現在居住しているということになる。

むむむ。
50年も経て再び舞い戻った土地と日々。
もうまったく見知らぬ町の外貌だが、その実、本当はよく知っていた地帯。
この現在と記憶の重層具合がなんとも・・いろいろな感慨が。

小松左京に、晩年六甲の裏の住宅に越し、散歩をしていて、少年期によく見知っていた道筋を全く逆方向から辿っていることに気が付くというエッセイがあった。
一種の猫町感覚の別バージョンで、私の場合とは少々違うのだが、ふとそういうのも思い出したりする。

南に歩く。

浪速区塩草あたりから西に折れ、なにわ筋に出る。
休日の道路は空いているし、町筋も整備され小ぎれい。

いわば無個性などこでもある町筋だが、清潔感があり面白みはないもののどこまでも安心して歩ける。

なにわ筋に出てそのまま南に行き、環状線ガードを越すともう西成区。
ここにも大型のライフあり。
そのまま前回探索した鶴見橋商店街を横切り、梅南・千本通りに。

なにわ筋の西側に線路と商店街入口が。

南海高野線(汐見橋線)、西天下茶屋駅のホームが見える。

西天商店街・・・かすかに茫洋とした記憶が蘇る。
この商店街は遠い・・いつかの夕方迷い込み、人々でごった返し雑漠とした西の果ての見知らぬ町の生活の底に紛れ沈み込み・・・
しかし、今は完全にひと気はなく、完全廃墟化が。

どこまでも汐見橋線の線路に沿って続く長大なアーケード商店街。

往時より今の方が人口は増えているハズだが、この商店街の凋落ぶりはかなりエグイ。
もはや再起不能だろう。
シャッターが開いているのはデイサービス・介護サービスの営業所だけ。
辺りは既に老人達の町になってしまっていたのか。

万代店舗が放置されていた。
人で一杯だった商店街の万代百貨店が・・

商店街がやっと尽き、左折するとすぐ汐見橋線のガードになる。

ガードを抜けるとここまで延びてきたなにわ筋が線路に付き合って国道26号に大きくカーブしていた。

そして26号線に出るとそこが岸の里。地下鉄駅がある。
この辺りまでが私のガキの頃の世界のすべてだった。

国道上に南海汐見橋線のガード。
左側すぐに南海の岸の里駅があるだろう。
まだ住吉区ではない。本日は北加賀屋まで歩くつもりだった。

しかし、岸の里から国道筋を歩いても後はただのうるさい国道路。
せめて玉出までは、とまだ歩くのだが・・・

玉出に”スーパー玉出”の店は国道筋には見えなかった。
たぶんコレ、本社の事務所ビルだろう。

やはり、私に玉出にはもう何の記憶も戻ってこない。
多分、ガキの私はコチラまでは来なかった・・・

高校時代には岸の里から左折し、住吉区の万代池の方に・・だったか。
それとも津守からそのまま西側を加賀屋に・・だったか。

でも、それは高校時代の女の子の家の話。
結局、私は西円手町のF子、万代池のU子、加賀屋のK子の三人の家の周囲をウロついていたのだ。・・・偶然会えるか、と。

ガキの私にはやはり南海「汐見橋線」までが世界のすべてだったのだと今は再確認。

玉出地下鉄駅近辺に力餅食堂があったのでおはぎを買った。
玉出から四ツ橋線で50円帰宅(^^♪
ウチでヨメと力餅のおはぎを食すと、上品な甘味の柔らかい味、まずまずでございました。

up:2022/3/24(木)13:6
vo:smsy/hk2022/68369860.html

'22 3月24日(木)
もう一か所、同じジムの会員証で行けるのが堺市中百舌鳥の系列店。
で、大阪メトロは「なかもず」まで通じているのだ=50エン。
さっそく、本日(^^♪

さすがにコチラは新しいだけあって設備が整い、ガラス張りで外が見える明るい施設だった。
しかし平日午後のジムのご近所ヒマ老人の公衆浴場化は阿倍野と同様。
ま、でもスタジオ・プログラムに因って又来てもいいか=50エン(^^♪

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