VPMG1 

VR. 2.0 1995.6.12

用途
データベースコードの自動生成
 
入力データ
VPページアップ済み既存データ(WP5.1/4.2、CAP)
 
出力データ
入力データと同一形式でナンバーコードのみ付与する。
 

機能

1. マルチファイル連続処理

ダイレクトリ・ファイルリストボックスから処理ファイル複数を選択・処理ファイルリストを指定する。

2. 文書フォーマットの自動判別

WP4.2・WP5.1・CAP(変形dos・ASCII)

3. 有効データの自動判別

無効タグリスト・例外テキストリストを参照し、データとして有効な文章のみコードを付与する。

■ 自動ナンバリングの対象外とする例外リストの仕様

a. 無効タグリスト (数字やアンカーのためのタグ)

ファイル形式:テキストファイル

-----------------
@Z_TBL_HED
@Z_TBL_BGN
@Z_TBL_END
@SUJI
@ANCHOR
....
-----------------

各機種用・各言語用のファイルも作成・指定できるが、VP使用のタグを整理した結果、約10余りのタグのリストですべてのVPデータを統一できるようになった。
これをデフォルト無効タグファイルとして汎用で使用する。ファイル名「STANDARD.TAG」

b. 例外テキストリスト(機種名のみの文字等翻訳データとは見なせないもの。およびそれぞれのbold符号付きのもの。)

ファイル形式:テキストファイル
----------------
EA3/5
[EA3]
[EA5]
....
----------------

GAの場合約20項目程。ファイル名「ex-ga.txt」
各機種毎に作成する。
このリスト上の項目は実際のデータにおいてBOLD付きでも排除処理する。
なお、後述のコードメンテナンスプログラムで作業中に作成可能。

4. コードづけ対象条件

5. コード体系

形式1:データベース用

<$! 区分 ! 機種ID ! ファイルID ! SQNO (T) >

例)<$!D!ga!e-part1.wp!123T>

形式2:新翻訳用

<$! 区分 ! SQNO>

このプログラムでは生成しない。→VPMG3で作成

 


VPMG1 オペレーション

  1. ダイレクトリ・ファイルボックスから処理ファイルを選択(ダブルクリック、一括コピー)し処理ファイルリストを作成
    拡張子(WP,CAP) 別にファイルリストを表示させてから選択する事も可(オプションボタンクリック)
  2. 出力ダイレクトリをダイレクトリボックスから選択
    手動入力も可。このとき出力用新ダイレクトリを作成することも出来る。
  3. 機種名を「機種名」欄に入力する。これがコード区分の機種IDになる。
  4. 無効タグリスト選択
    プルダウンメニューに既存の無効タグファイルが表示される。
    ○「無効 TAG LIST」の表示をクリックするとリストの内容が表示される。
    ● VR.2 からデフォルトで「STANDARD.TAG」が選択されている。ふつーはこのままでよい。
  5. 例外テキストリスト選択
    プルダウンメニューに既存の例外テキストファイルが表示される。
    ○「例外 TEXT LIST」の表示をクリックするとリストの内容が表示される。
    ●VR.2 デフォフトで「デフォルト.TXT」が選択されている。このままでもよい。
  6. 「開始」ボタンクリック

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処理時間
EA5 (全38ファイル一括処理):
パラメータ入力(手作業):8秒
処理時間:15秒
計:20秒弱

比較 wpマクロ(同等品) 手作業(ファイルの読み込み・セーブ):5秒 X 38F=約3分
処理時間:平均40秒*38F=約 25分
計:30分 (プラスCAPファイルのコンバート処理)

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