VPMG2C
- 用途
- データベースファイル併合(連結)プログラム
- 一機種40ファイル近くになる各データファイルを機種別1ファイルにまとめる。同時にデータベース検索用のインデックスファイルも生成する。
データ構造)
1. 機種別ファイルの構造
拡張子:.DAT
---------------------------------
===ファイル名===
1/ データ1
2/ データ2
.
.
(スペース行)
===ファイル名===
1/ データ1
2/ データ2
.
.
(スペース行)
===ファイル名===
1/ ....
-----------------------------------
2. インデクスファイルの構造
拡張子:IDX
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ファイル名、データ開始アドレス、中間データ番号、その最終アドレス、最終データ番号、その最終アドレス(改行)
ファイル名、データ開始アドレス、中間データ番号、のアドレス、最終、アドレス
ファイル名、.......
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3.
上記2ファイルでインデクス・シーケンシャルファイルを構成する。
4.
データファイル併合時にマージ用のアクセント変換を行う。
- アクセント形式はVPマージ時の変換不要なギメ(<
>)付きASCIIコード(10進法)
- 通常の視覚による検索用(翻訳時等)には併合ファイルではなくて元の個別データファイルを利用する。GREP機能付きのエディタを利用すれば効率的。
- GREPとは:
- サーチ文字列を入力すると指定したダイレクトリ・指定した拡張子を持つすべてのファイルの内容を検索し、一致した文書のtagjanpテーブルを作成する。タグジャンプテーブル上で検索したい行を指定すると、そのデータのあるファイルを開き該当行にカーソルが飛ぶ。DOS上では
"VZエディタ"、Windows 上では "秀丸エディタ"にこの機能があります。
- GREPでは実現できない複合検索ができるツールも開発予定。
5.
もしデータコードに誤りがある時にはエラーリストをメモ帳(windows
標準エディタ)に出力する。
- データ番号が飛んでいるとき
- ファイル間にスペースが入っていない時
オペレーション
1.
ダイレクトリ・ファイルボックスからファイルリストを選択・作成
2.
出力ダイレクトリとファイル名を入力(拡張子 .dat)
3. コード区分を入力(機種別コード)
例)ea! (デフォルト)
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処理時間
約40ファイルの併合で15秒
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4. インデクスファイルの作成
そのまま 「idxファイル」ボタンをクリック。
出力ファイルボックスのファイル名を取得。同名の.idxファイルを作成。
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処理時間
約40ファイル分を併合したファイルで 5秒