VR. 2.1 1996.3.21
マージ操作は複雑なプログラムであるが、オペレーションは直線的に行えるように配慮した。また、エラーリスト、非マージデータ区分リスト(非マージ個数付き)ヘッダー作製記録を別ファイルとして出力することにより、マージ時に間に合わなかったデータや、マージされなかったデータの検索が容易になるようよう設計した。
出来上がったデータはすべて各国語用にリネームされ、変換されているのでそのままVPで読み込むことができる。(デキストデータの入れ替えやリネーム・セーブは不要である。)
各マージコードの最初から
の範囲のテキストをマージファイルの合致テキストと差し替える。
例)コードリスト マージファイルリスト
eaas! (EA アセンブリ) | eaas-f.idx
ga! (GAコード) | ga-f.idx
en! (ENコード) | en-f.idx
V1! (新訳1) | hon1.wp
A! (追加1) | (無し)
- 抽出コードとマージファイルの対応づけは version 1.1 より自動化されました!
- 注意:マージファイルのファイル名はマージコード区分と同じであること。
例)データベースファイル(dat/idx)
区分:D!kn901! ・・・・ファイル名 kn901-e.idx/kn901-f.idx etc.例)翻訳ファイル
区分:V1・・・・ファイル名 v1-e.txt/v1-f.doc etc.
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処理時間:38ファイル 20秒
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a. 英語の作製済みVPファイルがあるダイレクトリの指定。(マスターデータと同一ダイレクトリでも可:デフォルト)
b.
作製言語の最終格納ダイレクトリの入力 (現在のマージ済みデータと同一ダイレクトリでも可:デフォルト)
○ 現在マージ済みデータのあるダイレクトリではなくて、実際に編集操作を行う作業用の正式ダイレクトリ。(chpのデータ情報を書き換えるため)
通常、作製済みデータはフロッピィに保管、実際には各担当者のハードディスクにコピーして運用される。
○ デフォルトのまま作製しても可・後でchpファイル変換ユーティリティ(chprun.exe)で簡単に変更できる。
c. 「システムファイル作製」ボタンクリック
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処理時間:38ファイル 30秒
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○ページヘッダー(チャプターヘッダー)作製のアルゴリスム。
1)処理中chpファイルと同一名のcapファイルを検索、@HEADER
= のタグを取得。
2)@HEADER = 中の文章を分析、スペース又は<_>文字(フィックスドスペース)の左右に分ける。
例)@HEADER = Partie I<_>Sonorite et Effets
左を左側ヘッダー、右を右側ヘッダーとして採用する。
@HEADER =
が検出されなかったり、データ構造が違うときはヘッダーとして「XXXXXXXX」との文字を挿入する。
(履歴)
95/1/28 version 1.1
ファイル選択関係のオペレーションの簡略化
マスターがwp/capでないテキストのマージをサポート(これに伴い「vpmg4a」は廃止。
テキストデータのマージ
マスターテキストの拡張子がcapでなければすべてのルーチンはVPファイルと同じ。
拡張子がcapの時、プログラム的には本来のcapファイルか、テキスト化されたものかは判断できない。「マスターファイル」ボタン横の「text」オプションをクリックすることによって明示的にテキストデータであることを指示する。(このときシステム作製ボタンは非表示になる。)デフォルトは「Ventura」にしているので普段はこのオプションを意識する必要はない。
95/6/12 マージデーターベース全記号計画対応
[*xx]パターンの記号をベンチュラの内部表現に書き換えてからマージをおこなう。
96/3/21 テキストオプションの仕様明確化
言語区別なし(input file と同名)
マージ結果もその同名ファイルで行う用改造
マージ時にアクセントをwp仕様にするかどうか指定化(記号を生かす翻訳文マージ用)
同じく記号をvpコードに変換するかどうか設定化