アヌシー湖一周サイクリ .. ローザンヌの不思議な城館ホテル
[アヌシー・シャモニー・ロンドン]

シャモニー

2016/7/23(土)14:55
2002年8月23日(金)
アヌシーからの予定は決めてなかったが、そのまま地方鉄道路線をたどっていくとシャモニーまで通じている。
シャモニーも嘗て一度は行ったことがあり、フランス留学滞在中だったのは確かだが、もうまったくいつ誰と行ったのか覚えていない。
では、次はシャモニー泊でよかろう。

アヌシーからシャモニーへ。

鉄道車内より。 特徴のある台形のアヌシー周辺の岩山がまだ見えている。

快適なヨーロッパの地方列車の旅。

私が自由に旅行すると、フランス・スイス・ドイツ国境辺りのアルプスの山と野原を列車の窓からのんびり眺めていることになるようだ。

中高生あたりの頃、スチーブ・マックイーンの「大脱走」を見た。

アメリカ兵マックイーンがドイツ占領下のフランスの捕虜収容所を脱走し、バイクでスイス目指して逃亡する。

目の前に中立国スイスの山並が見えているのに、国境に張り巡らされた鉄条網に引っかかって転倒、遂に追手のドイツ兵に捕まり、元の収容所へ・・・

この辺りなんだよねぇ。
この映画のこのシーンのすり込みも私のヨーロッパへの憧れの何パーセントかを構成していたようだ。

バイクで広大でのどかなヨーロッパアルプスの麓の村村を周遊する・・・おそらくそれが今考えられる最高のレジャーかも。


有名なスキーリゾートシャモニー着。

駅舎の屋根ごしに大氷河が見えている。
周囲は冠雪したヨーロッパアルプスの峰々に取り囲まれ、真夏のアヌシー湖畔とは全く違う高山ムード。

ヨーロッパ最高峰のモンブランと大氷河。


リゾート風の洒落た建物のホテルやレストランが多い。

シャモニーの町役場(Hotel de ville)。




適当なホテルに宿を取る。

山小屋風の木目のインテリア。 ベッドカバーの色のコーデネイトもいい。




8月24日(土)
町からでもさすがシャモニーというくらいの風景が楽しめるが、翌日はモンブランとは反対側の斜面のリフトに乗ってシャモニー越しにモンブラン・大氷河を眺めることにした。
モンブラン(Aiguille de Midi)には既に一度登っているので、今回は少々マイナーな斜面から、という気分もある。

1982年のシャモニー、モンブラン展望台へのロープウェィ駅前に立つ私メ。


この旅行2002より20年前、記述現在より35年前。
今思いついて並べてみた。
老後のヒマ仕事(^^;

↑これはモンブラン展望台上。
一連の写真を誰が撮っていたのかもう定かではない。
左の女性でないことは確かだが(^^;


ホテルの部屋からの光景。

これってモンブラン?
良く分からんが、してみると珍しくかなりマシなホテルに泊まってたのか。



モンブラン反対斜面にもスキーピストがあり、ロープウェイやリフトが運行している。

朝だったのでロープウェイには私一人。
箱内には係り員が一人でマンツーマン状態だった。
多分、反対側のAiguille de Midi ロープウェイならハイシーズンなので超満員のハズ。



モンブランの大氷河と下のシャモニーの町。

反対斜面の稜線に出ると、何ということか雲がかかってきてしまった。


こちらはモンブランとは逆サイドの眺望。ま、ちょっと地味か。



陵線上でかなりねばったが雲は厚くなるばかり。




あきらめて下山。




どこかのカフェで食事。


これはインターネットカフェ。
入るとキーボードの希望を聞かれた。
フランス語入力なら”AZERTY”, 英語なら”QWERTY”。

列車でそのままシャモニーを通りこし、スイス側に出、レマン湖畔伝いにフランスに帰ることにした。
本日はスイスで泊りか?




どうやらこの小さな駅がフランスースイス国境らしい。

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