コペンハーゲン .. フィンランド上陸ハーメ..
[北欧旅行2006]

ストックホルムからバイキングライン乗船

2016/1/30(土)21:41
7/17(月)
コペンハーゲン中央駅からマルモ経由イェーテボリ駅へ。

コペンハーゲンを出発した時はまずまずの車内だったが、次第に乗客が増え、遂に一等車も超満員満席状態。
ついに当方が確保していた席の予約客が乗り込んできて、ヨメと離れ離れになってしまう。
以降これに懲りてユーレイルパス所持と言えど、先ず座席予約することを旨とした。
(しかし最終日になんと飛行機ビジネスクラスなのにセパレートになったてしまったのが皮肉だね。)
同様に予約してなかった中国系母子がいて、なんとなく同病相憐れむ目配せ。

イェテボリ駅着
駅のカウンターは大変な行列。

とにかくオスロまでの座席を確保しなければならない。
列車で一緒だった中国系母子も並んでいるが、なかなか進まない。
旅行中の心理的ストレスが徐々に上昇してくる。
前に並んでいたアメリカ系カップルと目が合い、お互いに眉をしかめて肩をすくめる。

やっと順番がきたが、オスロ行きはバス乗り継ぎの便らしい。
予約は不能。

駅の後ろ側のバスターミナルを見に行くが、バスの行先表示はどうも説明とは違うようだ。
バスの運転手にユーレイルパスが有効か尋ねてみる。
「知らない・切符売り場で聞け」と。
切符売り場でまた列に並び、確認した結果「無効」だと。

ここでオスロ行きをあきらめ、旅行の後半に予定していたストックホルム行きに計画変更。

夕方のX2000の予約をする。
トマスクックの時刻表では追加料金必要とある。
一人2000円近い予約料を払い、とにかく切符を持って一安心。
Goteborg - Stockholm 1 klass 17 jul 2006
Galler tillsammans med fardbiljett 1 klass 150 sek x2 300 sek = \4852
駅前観光少々。

イェーテボリ→ストックホルムのX2000列車。

さすが国際特急で一等車内は
高級ムード満載。

座席には簡易毛布のパックも用意されている。
(この毛布、10年後の現在もわが家にある!(^^;)






いかつい車掌がやってくる。

- 食事はどう?
- 予約料金に食事も入ってる?
- Yes.

なんと。
さすがに結構な予約料金だと。


機内食のような車内食を楽しむ。
ビール付(^^)
ちゃんとメニューカードも添付されていた。








曇天でいかにも北欧的な車窓の風景が展開する。



急に視界が広がり、列車は水辺のチャーミングな都会ストックホルムに滑り込んでいく。

学生時代に一度ストックホルムを歩いているのだが、そんなに印象に残っていなかった。
しかし、このルートで水辺から列車が侵入し、橋と運河と建物が次々と現れていく光景を眺めていると、なんてチャーミングな町なんだろうと思わずつぶやいてしまう。

水に映える建物の色合いが美しい。


ストックホルム駅着
先ず駅のインフォメーションでフィンランド行きの船の情報を尋ねる。
「シリアラインの事務所はすでに閉まっている。
バイキングラインの事務所はまだ開いているだろう。
駅の上にある。」
バイキングラインの事務所を探し、カウンターでユーレイルパスを示す。
OK。乗船可(^^)

波止場までのシャトルバスのチケットを購入。
Viking line-Stockholm city Airport Bus Ticket 30 X2
船の出発が夜というイメージがあったので、このとき、6時半より30分毎発と理解してしまった。
教えられたバスの発着所に行き、24番をさがしたが行き先がちがう。
この間22番からバスが発車していく。
よく見れば22番がバイキングラインのシャトルバスだった。
バスの切符売り場の係員に聞く。
「バスに乗り遅れた。どうすれば?」
「タクシーで20分」

しかたなし。
駅のATMで現金をひきだし、駅前でタクシーを捜す。
ATM 2006.07.17 18:52 500.00SEK=\8350
バイキングラインの船着場まで120-130Krで行くという。
乗り込んで「メーターが故障しているが気にしないでくれ」と運転手。

車内から町を撮影。 10分もしないうちに到着。
料金120KRといったではないか、とか押し問答の末130KRで。
少々ぼられる。
壮大なバイキングラインの待合所の混雑。

バイキングラインAMOLLERA号乗船

かなり苦労してようやくバルト海を渡る段取りに。

船内事情がわからずしばらく荷物を抱えてうろうろ。


ようやく見つけた船内のカウンターで船室の予約をする。
しかし、満室で予約キャンセル待ちという扱い。

交代で甲板に撮影に行く。

窓外に展開する優美で色彩感あふれるストックホルム郊外の水路の景観。

結局キャビンは男女別でないと空いていないというので、船内で徹夜すると決める。
荷物はロッカーに。


ストックホルムからバルト海に抜ける入江と島の光景。


バルト海を渡る船旅気分満喫。










バイキングライン船内探検。
免税店・レストラン・休憩室・子供遊戯場等。







いろいろ楽しめるのだが深夜ちかくになると次第に店も閉まっていく。

出入り自由の座席スペースはあるのだが、座った姿勢のままではうとうとすると窮屈。
比較的スペースのあるカフェテリアの端、隅の床に陣取って寝ころぶが寒さで眠れそうにない。

徹夜するとは言ったものの、やはり横になって眠りたいもんだ。

各所を探索し、遂にヨメが小部屋になった荷物室を発見。
多分入室禁止だろうが、横になれそうなので移動して占拠。
窓のない密室で風は来ない。

しばらく横になっていると突然扉が閉まり、外からカギをかけられてしまった。

なんともはやの一夜だったが、朝までなんとか眠れたようだ。



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