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[バイク/野外徘徊] |
半クラッチをもう一度 |
2008/6/10(火) 午後 1:32 |
信号で停止していたら、突然後ろの車からエンジンをスタートさせるセル起動音。 信号待ちでアイドリング・ストップする車が増えた。
以前、環境問題からアイドリング・ストップが推奨されたときには誰もやらなかったが、今、ガソリン代高騰でこの消費エネルギー抑制対策が突然広まったようだ。
私は以前から坂道ではニュートラルに入れてエンジン切って走ってたりするので、
アイドリング・ストップには全く抵抗がない。 さっそく信号待ちで実践してみると、これがなかなか具合がいい。
今まで信号待ちはひたすら「我慢」の時間のような気がしていたが、
エンジンを切ってみると、これが完全に「休憩」時間のような気になるのだ。
絶えず聞こえていたエンジン音が止まり、ひたすら静かである。 そして振動がなくなるし、ハンドルから完全に手を離してゆっくりくつろげる。
実をいうと私の愛車はどうもニュートラルに入りにくい傾向があって、2,3回
試しても入らなければ、そのままクラッチを抑えて青に変わるのを待っている
ことが多かった。
停止させる前にギアをロウに入れておき、停止してエンジンを切る。 そしたらクラッチをホールドする必要もなく、楽チン楽チン(^^) エンジンは暖まっているので、青になればセル一発で起動し、そのまま ロウでスタートできるのだ。
----<>---- 元来私のホンダCB400SSは単気筒車でエンジンの鼓動が強い。 コイツのエンジン音を聞いていると、子供の頃モーターバイクのことを 「バタバタ」と呼んでいたことをよく思いだす。
冬場にかじかんだ手で高速道路なんかを走行した後、手にしびれが残る感じが
残る。 特に左手がちょっとした白蝋症になったりもした。 真剣に振動対策を工夫した。
みっともないがグリップに緩衝財を巻いて黒テープでぐるぐる巻きにした。 なるべく左手のグリップを強く握らない走行を試みた。
気がついたらいつの間にかギアチェンジをするのにクラッチを使わないクセが
ついていた。
アクセルをふかし、スピードが一段上に達した瞬間にアクセルを離し、同時に
左足でギアを入れる。 一切クラッチには触らない。 逆はもっと簡単で、単にスピードが落ちてきたら左足でカクッとギアを下げるだけだ。
というわけで普段左手でクラッチレバーを操作することがないまま、春先にBMWの試乗会
に行き、そこで初めて自分のクラッチ操作がとてつもなくヘタということに気がついたワケだ。
運転する自分は気がつかないが、半クラッチを使わない私の速度変化はかなりゴツゴツ
するようで、よく荷台にくっついるヨメが慣性で荷ズレしてくることが多い。
次機種にBMWを導入することに決め、納車までまだ時間があるので、その間、
「半クラッチの練習をすること」とヨメから宿題を出されてしまった(^^;
で、最近まじめに左手でクラッチを握り、ギアシフトし、半クラッチで上のスピード
につなぐということをし始めたのだが・・・ ------<>------ しかし、練習すればするほどクラッチを切ってからギアチェンジをする、ということ に疑問を感じてくる。
半クラッチ状態というのは、車体のスピードとエンジンの回転数がつりあわず、
摩擦させながら「誤魔化して」いる状態ではないか?
充分に車体の速度を上げ、上のギアの回転速度につりあったとき、瞬時にギアを
切り替える方がメカニズム全体への負荷は少ないのでは?
と、人間関係の「摩擦」に人生をすり減らした私には思える(←ホンとか!)
特にカーブ後半で加速するとき、軟弱な半クラッチでの加速は無理だし、第一回っている忙しい最中に半クラッチでねばるような余裕はない。 左足一発シフトアップしてのモロ加速しかない。
減速する時、クラッチを切ってギアを落とそうとすると、どうもメンドくさい
のでカラギアのまま停止するまで握っていてしまいそう。 第一、半クラッチ状態ではエンジンブレーキを利かせる時間が殆どなくなる。
考えれば考えるほどクラッチを切ってギアチェンジすることや、半クラッチ状態
はあまりホメられた操作ではないのではないか、と思えてくるのだ。
私のノンクラッチ走法がゴツゴツしているのは、単にヘタなだけで(^^; と、反論しかけたら、もう20年のBMW乗りのさる方から一喝されてしまった。 「それじゃ、スクーターに乗ったほうがいいんでは?」 |
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