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[バイク/野外徘徊] |
BMW F650GS-2 タイヤ交換についての文句タラタラ (長文注意) |
2009/6/23(火) 午後 0:41 |
バイクはいいんだけど、ディラーのメンテナンスがねぇ・・高いし・・。
とは良く聞かされた。 それでも入手するだけのコトはあるバイクである。←これはきっぱり。 |
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1)序論1 ー ディラー問題 まあ、ディラーに問題はいろいろあった。 5ヶ月待たされて納車された時には、私がコケて寝込んでいて、もう一ヶ月後でも良かった、というような自虐的オチなんかも。 初回(1000キロ)点検(無料)を工場で受けた直後、この大阪のディラーがなんと倒産・撤退してしまった。 メンテナンス面での前途多難を覚悟しましたよ。 すぐにバイクの製造工程上の問題が発覚し、正式にリコールになったという情報が出てきた。
しかし、もう購入したディラーが撤退してしまったので、ウチには一生その案内が来ないのかな、とひがんだりもしていた。 |
![]() 結局、5000キロあたりのオイル交換で京都のディラー(京都モータークラブ)に行き、
そこでユーザー登録をした。(オイル&フィルタ交換で9000円くらい。チト高いか。) |
2)序論2 − リコール問題 今年2月にBMWから正式に『リコール/改善対策/サービスキャンペーン(無料)』というのが送付されてきたが、当方またまた入院中なので動けず。 4月からまたバイクに乗り出し、リコール対策のコンタクトをとったのだが、京都MCからはいろいろ 混んでいて日程調整する、という返答を得たままその後連絡なし。 5月連休前なので、さもありなんと思ったが、再度せっつきコンタクトを取る。 結局、5月末に修繕日程を設定。 そうこうしている内に、10000キロに近づきオンボードコンピュータが「定期点検せよ!」との メッセージをちらつかせるようになった。 そろそろオイル交換時期でもあるし、それもついでに。 あっと、タイヤは? はい、タイヤも交換の時期。←ここからやっとタイヤの話。 結局、リコール修理+オイル交換+定期(10000キロ)点検+タイヤ交換という豪華メニューに。 3)タイヤ問題 しかし、点検改善類はさておき、磨り減ったタイヤでは命にかかわる。 べつに命はいいんだけど、ケガすると金が惜しい・・・と考え、点検設定日までまたず、町のタイヤ屋さんで交換してもらう方針にした。 京都MCに相談すると、タイヤの交換は「タイヤ屋さんでしてもらってもかまいませんよ。そっちの方が安いはずだし」と、結構さばけた回答だった。 点検・修繕は正規のディラーでしなければ、以降BMWの補償は効かないと明記されているので、一応ディラーの了解を得たのだ。 そしてタイヤ館とかミスタータイヤマンとか電話するが、いづれもバイク用はとり扱っていない。 最後に「日本タイヤセンター」がバイク用タイヤでは定評があるとの情報を得る。 日本タイヤセンター高槻店にコンタクトする。 しかし、電話でF650の取説に記載されている「推奨タイヤ」三種の型番を伝えたところ「市販されていない」とのこと。 三種とは: ブリジストンのバトルウイング(←コレが納車時にハマっていた) ミッシュランのアナキー メッツラー いづれも型番に記載されている速度レンジ59V(F)、69V(R)が揃わないという。 え?そのぉ、「速度レンジ」ってナンですかぁ?とたずねると、詳しく教示してくれた。 ・・・応対に技術屋さんとしての誠意が感じられ信頼に足るという印象を受けた。 結局、「カタログには載ってないが、メーカーに問い合わせてみる」ということで、その後もコンタクトをとったが、状況は同じ。 では、もうかなりヤバそうな前輪だけ取り替えて(バトル・ウィング(BG)の前輪用型番は市販品にあり)後輪は次回にでも・・とか話を詰め、JTC高槻店に行った。 結果、やはり後輪も取り替える時期であるとの結論。 その後もブリジストン社に問い合わせを繰り返し、判明したことは: 「後輪の速度レンジ69Vはカタログにはないが、あることはある。 しかし、現在在庫も次回の製造予定も今のところない。」とのこと。 うむ、少々メーカーの回答が違うような。 要するにHYD氏が東京で手を回しちゃったので、もう関西には在庫がないという状況らしい。 この後輪の69Vがないのは他のメーカー品でも同じだった。 そして、やはり前輪・後輪は同じメーカーの同じシリーズでそろえるべきだ、とのこと。 であるなら、速度レンジではワンランク下だが、手に入りやすいミッシュランのアナキー(59H&69H)を選択するのが現実的との結論になった。 ちょいと待て! ここでBMWの補償規定のことを思い出した。 推奨品以外のタイヤをハメても補償は有効なのか・・・? その場で携帯電話でBMW日本支社に問い合わせる。 推奨品タイヤが実際にはないんだからしかたがなかろう?との論拠で論戦開始。 向こうでもいろいろたらい回ししたようだが、 「申し訳ありませんが、やはり推奨品以外では以降の補償はできません」とのこと。 結局「受け持ちのディラーさんと一度相談する」という点を落としどころにして停戦。 ただし、この時期ディラーの京都MCは連休でコンタクトがとれず、JTC高槻での交換は保留ということにしてもらった。 いろいろ調べて教示していただいた担当者(店長か?)に感謝。 快く「保留」に応じていただき、「いや、こちらもいろいろ勉強になりましたよ。」と返してくれた。 厳密にいうと、納車時にハメてあったタイヤは市販のバトル・ウィングではなく、「G]というマーク が付いた「専用品」で、「やはり市販品とはちょっと違う」らしい。 結論的には、やはりディラーの京都MCでタイヤも交換してもらうことにして、もう一度修理日程を設定してもらった。 これが6月12日。リコールキャンペーンの案内の日付から半年も遅れて改善実施と相成った。 そんなことより、タイヤである。 結局ディラーで交換してもらったタイヤはミッシュランのアナキーの速度レンジ「H」の前後輪。 なんのことはない、JTC高槻店で交換してもらうと結論した市販品である。 同じ推奨外タイヤでもディラーで交換すればBMWは補償するが、他では補償しない。 という理屈になる。 あくまでディラーが即対応してくれればソレでもいい。 今回は大阪のディラー撤退という状況下の特殊事情か、どうか定かではない。 ディラーにメンテナンスを申込んでも結果として2ヶ月近く待たされたのだ。 タイヤを当方で交換しようとしたのは、あくまで安全上の理由である。 それともBMWは新品の市販品より、ディラーでも手に入らない推奨品のツルツルで走ってる方が 安全とでもいうのだろうか? 多分消費者センターに相談持ち込めば、BMWの措置はお叱りを受けるハズ。 まあ、正規ディラー京都MCの担当者・技術者の方の対応は良かったのでこれ以上文句言わないが。 (当方が重なる立ちゴケで曲げてしまったフォーク(^^:も直していただいて、どもども^^) さて、気になるオネダンの方ですが: タイヤ前後交換 5万円(他の修繕と抱きあわせ値引きアリ) 定期点検・オイル・フィルタ交換 一万5千程。 リコール改善は無料 タイヤの定価からすれば、そんなにウワサたてられるほどの高額請求ではない。
安堵のほっ。 |
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