鈴鹿スカイライン・湯の .. [私家版野外徘徊記] 奈良公園散歩...

 椿大社から関・月ヶ瀬


'19 10月21日(月)
四日市ICのラブホ「Glow」で形だけの朝食後9時前出発。
午後から雨予想なので、まだ一日休日はあるのだが素直にまっすぐ帰る予定で。

それでももったいないので四日市郊外から鈴鹿山系の渓谷キャンプ場をちらりと見に行くことにする。

「K753からR306にちょいと合流し、K44で鈴鹿山麓を走るK11につないで、椿渓谷キャンプ場へ」解った? 「うん」

とはいうもののまっすぐ行けるとは誰も思っていない。
もう最初のK753からして曲がり角を間違え、桜台住宅地の袋小路に。
しかしこの住宅地の道路は大変に立派で、くっきりと車線が表示され、県道よりも広く風格があったのは確か。

ようやく県道11で鈴鹿山麓に。
幸い天気はまだ持っているようだ。
午前中は大丈夫だろう。
・・・とか多少の余裕も出てくる。



椿渓谷への道確認小休止。

というか、ヨメが目ざとく「草もち」の看板を発見。

私が苦労して地図を確認している間にヨメは消費生活を完了。

椿渓谷にはそのまままっすぐ山に向かっていけばいいハズ。

そのまま山道に、と思っていたら突然大きな神社が出現。
参拝客も多く、駐車場には観光バスまで停まっている気配。

「椿大社」だそう。
かなりの規模でとてもキャンプ場付属施設とは思えんが。


神社の横道をすり抜けていくと、なんだかもう怪しげな登坂路になっている。

椿渓谷キャンプ場はこの奥という表示もあるが、どうも車では無理な登坂路のようだ。

ヨメは「白バイクなら大丈夫、行ってきて!」とか言うが、自分で行けよ。
もう私は危険を楽しむトシじゃない。

すぐ横に石段がある。
上にお宮さんがあるのか?

ここにバイクを置いてちょいと偵察にヨメを派遣。



とうとうヨメは消えてしまった。

この石段は入道ヶ岳への登山口とかだそうで、リュックを担いだおジさんを発見したとの報告アリ。

画面中央の黒い人影は大人しく途中で待っている私らしい。

では、下の神社の駐車場にバイクを移動し、椿大社の参拝に。

鈴鹿の椿大社は三重県では伊勢神宮等に次いで三番目に参拝客が多い由緒ある神社だそう。

今は七五三でにぎわっているようだ。







椿神社参拝後、県道11号で亀山方向へと。

K11は四日市→亀山への最も山側の道で、快適な二車線になったか、と思えば突然どうしょうもない簡易舗装の山道になったり。
車のすれ違いもできない集落の中の路地にもなっている、非常に変化にとんだ道だった。

前年の亀山泊のツーリングでもこの道路を利用したのだが、走行したのは夜だったのだ。
こんな道を夜に走るもんではないよな。
よくわからん山道を二時間かけて亀山だったか。
あの時、ヨメが手袋を落としてきたというので亀山のホテルから朝、もういちど湯の山まで走った。
幹線の306だとわずか30分くらいの道のりだったのだ。



しかし、県道11号を使えば絶対に渋滞がないのは確か。
四日市からは高速でも国道でも常に渋滞がつきものだった。
一度、晴れた日にゆっくりと県道11号をたどりたいモンだ。

しかし今日ではない。

いつ雨になるかヒヤヒヤしながら・・・とにかく亀山手前で国道一号に合流。

道の駅「関宿」でトイレ休憩。

ついでに先ほど椿大社の参道で買った草餅試食。


さて、雨が心配ならそのまま名阪国道でまっすぐ帰ればいいものを、なんとなくまっすぐ帰るのももったいないような気もするので、できるだけ下道で、とそのまま国道一号で鈴鹿峠越えを敢行。


国道一号鈴鹿越え。

途中「鈴鹿峠 雨スリップ注意」とかの電光掲示に脅かされるのだが、そのまま鈴鹿トンネルに。





トンネルを出ると「滋賀県・甲賀市」の表示。
またも三重県から滋賀県に。

いつものK129「鹿深の道」に分岐し、新名神土山サービスエリアの下道入口へ。


もうお昼である。何か食べるつもりだが・・・

サービスエリアのフードコート内に陣取る。









SA内セブンイレブンで買った牛マン一個を無料お茶サービスで(^^;


昼食終了、雨にならんうちに早く帰ろう・・・

鹿深夢の森公園裏に差し掛かると強烈な甘い匂いが。

バウムクーヘン工場とある。

で、バウムクーヘンを買い、無料コーヒーをいただく。

これは甲賀市の障害者就労施設直営売店だった。

さて、帰路を急ぐ。
ホント急いでるんかい?

鹿深の森からは昨日たどった全く同じ道を再確認風に逆に走行。
時間も同じ、天気もよく似たもんだ。
滋賀県甲賀からまたも三重県伊賀へ。
昨日発見したR422の新設高架道路も再走行。

高倉川土手から大内ICをくぐり、伊賀広域農道を抜け名阪治田IC。
ところがまだ休日気分が抜けきらず、そのまま下道で月ヶ瀬を抜けて帰ろうか?とかヨコシマな考えが。

治田ICの下を抜け、R25号旧道から奈良県道4号月ヶ瀬線へ。
ついでに月ヶ瀬大橋を渡り、観光案内所でトイレ休憩。



この時点でヨメが上の月ヶ瀬温泉の野菜直売所に行くとかいう邪悪な提案をする。
が、もういちど天気予報を確認して却下。
もうあと30分で傘マークだぜ。


県道4号でレイクフォレスト入口前を通過、柳生交差点でR396に左折・・・

ヨメの白バイクが走行250キロを超えている。
私の想定ではもうガス欠間際のハズ。
柳生交差点の左の旧道の町筋にJAガソリンスタンドがある。
せまい町筋の道端に駐車し、ガススタンドを窺っていると、
前方より路線バスがやってくる。

おいおい、こんな狭い道でバス走るなよ。
バイクを更に左に寄せ、見ているとバスは回送車で、ガソリンを入れにきたのだった。
あ、つまりバスに横入りされてしまったのだ。

もういいや、と柳生からR369を南下しはじめると、ここで雨粒がヘルメットに。

時に2時30分。
やはり奈良県で午後2時から傘マークは事実だった。
R369針途上の売店施設の駐車場で雨具に。
ここで再考し、雨の自動車専用道路より下道の方が安心、とR25旧道伝いに。
・・・というわけで、四日市から全下道伝いに6時間かけて帰宅。
やれやれ(^^;


up:2019/10/25(金)15:19
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