肉料理「美好」 .. | [私家版野外徘徊記] | 旬菜ひより・喫茶シャトー... |
ならまち元興寺跡界隈 |
どこかで和菓子と抹茶? 先週も行ったが本日も再びバイクを国際会館兼公民館の駐輪所に置いて奈良まち方向へ。 で、どこ行くん? まあ、適当にネットで検索した店に・・ あ、ここもネットに出てて・・・なんや、先週行った樫舎の隣じゃないか。 ちょい高そ(^^; この辺りはもう数回散策した。 探せば何かありそうだが、本日は志賀直哉旧宅道を渡り元興寺界隈に行ってみることに。 なんだか、訳知り顔の観光客はこちらの方が多そうな。 せまい路地の町屋並びに今風に改装したモダンレトロ調のこじゃれた店も。 菊岡漢方店で道は二手に。 コッチかいな? 元興寺町のならまち資料館近辺には思いもかけない今風の店が昔風の路地に並び、思わず「京都に来たみたい」と。 失礼な比喩だが、奈良も今頃京都風の観光的媚びを意識しだしたようだ。 「こんなところ知らなかったって?一体、いつから奈良に住んでんの?」とヨメに聞かれ、「もうかれこれ30年・・」としどろもどろ。 しかしヨメだって大阪生活50年過ぎても通天閣に一度も登ったことがないのだ。 まあいろいろ言い分はあるのだが。 この辺り、確かに一度は来ているのだが、そんなに観光客が参集するところではなかったのだ。やはり最近のインバウンド需要で急激にメジャー観光地化して来たようだ。 昔はただ単に古い町屋の残っている地区というだけだったのだが。 そろそろ昼食場を確定せんと。 何もめぼしいところが見つからなければアソコにするか・・・ 結局、元興寺界隈に入ってすぐの旬菜「ひより」で遅い昼食。 少々観光的にこじゃれた料理で地元のわれわれの昼メシとしては上品すぎるキライが(^^; 隣の和菓子屋で「さつま焼き」一個を125エン。 ヨメが「ツイデに」とか、用もないのに古美術商「松薗」に入ってしまう。 奥から気配を察知した御主人が応対にお出まし、親切にも素人のわれわれに日本刀の説明を。 春日大社に奉納されている日本最古の佩刀は直刀だが、鎌倉時代までは太刀で、反りが大きく、腰に下向きにつるしていた。 これが実践的に騎馬用にも改良され、反りが小さくなり刃先を上に腰に差すようになっていった。 その、一番奥のヤツは1430年制の日本刀で反りからいえば過渡期の作品になる。 この家屋自体も嘉永年間のもので重要文化財。 ええっつ!! まあ、メンテナンスはやっているが、家の構格や柱の一部は江戸時代のもの・・・ わ、京都に来たみた・・・いや、奈良は京都よりはるかに古いのだった(^^; あとはその辺りの店をぶらぶらと。 菊岡漢方店前に京都ナンバーのリムジンタクシーが停まり、外国人客が店へと入っていった。 我々も店に入り、しょうがあめを一個かう35エン(^^; 次いで奈良町資料館、「入口無料」に励まされ館内見学に。 この地域の祭日に100人分の料理を盛ったという日本一大きな平皿(の一つ^^;)。 見学無料という資料館だが、一体どういう主体が運営されているのだろう? それはそれなりにメジャー観光地としての風格が。 大正・昭和初期の商家の看板が屋根にかざられている。 奈良は空襲に合わなかったのだ。 京都は空襲されようとしたが文化財保護の観点から免れ、奈良はそもそも空襲計画は無かった・・・(^^; 狭い路地の町屋筋だったが、思いもかけない小公園風庭園レストランが。 奥には何やら小ホールもある。 何も看板がないのでレストランとは知れないのだが、テーブルの上には確かにメニューが乗っている。 昼食時にはもう外れているので営業終了しているのだろうか。 わずかに出ていた看板。「蔵コッチ↑」 その実、この庭園は表の奈良漬屋の店舗・喫茶・レストランの離れだった。 土日は奥の庭園でも食事ができる。平日は予約者だけ、とか。 へええ・・・ということで、元興寺界隈の探訪終了。 再び信号を渡ってもちいどの商店街へ。 後はどこかでコーヒーでも? 商店街の横の路地にも新しい店が出来ている感じ。 ここは? 奈良で一番古い喫茶店(のひとつ)タマキだそう。 玄関は今風に改装してあるが、上の看板シートは50年くらいまえのまま・・ 結局久しぶりのパン屋シャトードールの二階の喫茶室で。 なんと人で一杯のもちいどの(餅井殿)商店街を帰る。 観光奈良も遅ればせながらインバウンド需要の恩恵が今頃? up:2020/1/1(水)17:53
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