餃子の王将 .. | [私家版野外徘徊記] | 信楽から多羅尾三国林道... |
水口グリーンヒルサントピア(泊) |
近隣シングル一泊5000エン以下探索第二弾(^^; 今月は「自粛解除」(大笑い;)で初夏のいい季節だが、ハハオヤの入退院やショートスティ先の手配とかで実家ごもり、夫の介護の方がお座なり状態。 コロナ自粛(苦笑:)副産物のご近所単独散策見直しエフェクトもあって、それでは気ままに一人でどこかに・・・ 月曜朝、まだ何とも決めずGOOGLE地図を見ながら「ホテル」を検索すると、当日空きありローコスト宿泊所発見。 日野グリーンホテルが最安値だったが、そっちは既に宿泊済み。 今回は水口グリーンヒル サントピア朝食込み5000エンに即予約を入れる。 予約を入れてからもだらだらと朝食、朝のピアノ練習、消費期限切れ野菜類満載の豪華昼食一式を執り行い、結局バイクを出したのが午後3時過ぎ(^^; 先週は消費期限切れの惣菜をタッパウエアに詰め、高速道路利用で福井までいったのだが、今回は近場の滋賀県なんで、悠々たる一泊旅行の出発時間。 なにも慌てる必要は毛頭ない。どのみち先は人生の黄昏の霧と闇。 今回のテーマはよく行く滋賀甲賀市への新しいルートの開発ということにした。 最近では伊賀市からのR422の高架道路を多用し、名阪国道大内ICからほぼ直線的に甲賀市「鹿深の森」あたりまで一気に行くことが多かった。 以前は多羅尾峠に接続する伊賀コリドールロードの山道をたらたら走っていってたのだが。 名阪道路を早くも福住IC降り、K47をすっ飛ばし、R369に合流し、柳生まで。 いつもはこの辺りから右折しK4で月ヶ瀬かレイクフォレストという感じだが、本日はこのまま笠置まで行く。 道の名前は同じく県道4号線。 柳生近在はのどかな田舎道。これはなかなか気分のいいルートかな? とか思っているとすぐにクネクネの山道になってしまう。 あまり急いで走れる道ではない。 やっと山越えし京都府笠置町に。 木津川対岸の三国峠の遠景がホッとさせてくれる。 少々せせこましい笠置町を素通りし、笠置大橋を渡る。 この辺りで自宅から一時間か。 木津川沿岸道路R163に出てから選択肢は3つ。 左から京都府道5号で和束町、府道62、木屋峠越えで和束、それにR163でそのまま伊賀まで。 府道5号は今月も走ったので割愛。 府道62の記憶はもう曖昧なので確認する必要があるのだが、和束案(京都経由案)は明日の帰路に試すことにして、今はR163で伊賀まで走ることにする。 三重・京都の産業道路というイメージなので敬遠していたのだが、今はコロナちゃんのおかげかかなりのどかな印象。 バイクライダーもこ気味よく走っている。 阪奈道路よりも木津川沿いの景観が開けているだけ郊外ツーリング感があるかも。 Google地図によればなんと「京都いづみチャーミングロード」ちゅう可愛いお名前も付けていただいている模様(^^) おっと、ここに比較的新しい道の駅あり。「お茶の京都みなみやましろ村」。 そうか、前回は月ヶ瀬からここまで来て引き返したか。 新しい施設だが、特に目新しいモノはない。 トイレ休憩にはいい場所だね。 そのままR163で伊賀市まで。 本来的にはいつもの県道138に合流する前に「やぶっちゃ」あたりで山裾道、さらに伊賀コリドールで信楽道まで行くのが良かろうが、これはもう既知のルートなので、今は直線的にR422の高架新道から信楽道、ここから信楽経由で水口もアリだが、それは明日の予定。 いつものように伊賀コリドールで県道49につなぐのだが、バードウィングCC角の無信号交差点をつき切らず、左折して甲賀市本体部の方向を試すことにする。 そのまま行けば県道50でまた信楽方向、いまは県道49で甲南IC方向に・・・ 県道49は写真の部分で右折ということになっている。 で、右折してそのまま走っているつもりだったが、知らない間に県道132に入ってしまっていた。 まあいいや、この辺りの道関係をクリアにしておく、というテーマも考えていたのだし。 かろうじて舗装はあるものの、県道とは名ばかりの細道で・・ ああ、この道だったか。思い出した。 思いもかけず、三重県・滋賀県県境の看板を越したところに静かで整備された小公園あり。 そか。 いつかヨメと来たことがあったな・・・確か途中のお寺の境内までバイクで入っていったのだったか・・・駐車場の坂道がちょっとエゲツなかったんだったっけ・・・ (2016.10/26)
どんな道でも一度は走っているのかも。ただ当時はGoogle地図もなく、鳥瞰的な位置関係もはっきりしないまま方向感だけで走っていた。よく、おおざっぱな地図を睨んで現在地の位置を必死に解読していたような(^^; K132の後半は非常に静かで走りやすい二車線道路、結局は本来のK49と同じように甲賀市中心に出る感じ。 新名阪の高速高架下を通過。甲賀市の市街地周辺。 このあたりに二か所日帰り温泉があるらしいので確認。 意外とわかりにくい郊外の集落道沿いに「塩野温泉」。 マイクロバスが停車しているのでソレと判る地域普通住宅風のこじんまりとした施設。 なんだか今はやってなさそうな・・ では一旦水口に行って本日の宿のチェックインを済ませておこう。 水口はR307を使って琵琶湖周辺を走る道筋の記憶だったが、まったく別の伊賀廻りで何時もよく走っている甲賀土山付近から言えば隣町。 今年、正法寺に行ったとき、つい隣に水口があったので位置関係を再認識した次第。 水口、信楽はいずれも滋賀県甲賀市域だったのだ。 多分県道337に合流し、R307の交差点を行き過ぎてしまい、少々ぐるぐる回りをしてしまったが、見覚えのあるR307の水口大橋手前の公共公園施設群にある「グリーンヒル・サントピア」着。 結局、ここは甲賀市勤労青少年センターと一体になった公共の宿らしい。 玄関を入ってフロントで案内を乞うと、奥の事務所から返事あり。 事務服のおバさんが出てきて、私の顔を見、「あっ、忘れてた!」ともう一度奥に。 今度は目で笑いながらマスクをして「hemiさんですね?」と。 あんまり宿泊者は多くないな(^^; 最近はやりのカウンターの透明プラスチック幕はないようだ。 「あっは、時節柄・・おっと、私もマスクを・・・」とポケットを探したが「あ、マスク忘れてきたぁ!」 というような一件があり、あまり公式ホテルメインフロントというイメージではない。 「部屋は二階で、この奥の階段を・・・エレベーターはないんで(^^;」 「ありゃ、そしたら頑張って登りますので。」 部屋は少し広い目のツインで応接椅子の他壁際にライティングディスクもあった。 設備自体は別に特記することはない。 「部屋にユニットバスはあるが、大浴場は23時半まで入れるのでそちらの方が・・」とかだが、私は夜はどこかの日帰り温泉に行く予定なので不要だろう、と。 ちなみに伊賀市のヒルホテルは「サンピア」、私が通っている奈良県立のスポーツクラブは「スイムピア」、こちらは「サントピア」である。語学的には「サントピア」、「サン」+「トピア」が正しいのだ。 そのまま部屋のカギを確保して、甲賀市道路の位置関係の確認に出る。 水口大橋を渡ってから、まっすぐ市内に入るとすぐ「つばきの湯」の看板が見える。 市街地の大規模日帰り温泉だな。 食堂もあるようなので、どうもコチラで夜を過ごすことになりそうだ。 少々水口市街を探索してみる。 どうも甲賀市中心よりも人口は多いような地方都市の風格。 位置や距離関係をつかもうと、市街を抜けて土山方向に。 そのまま県道549を走ればR1に接続して自動的にいつもの甲賀土山付近まで行ってしまう。 幹線道路をさけ、適当に野洲川を渡り、町筋から田舎道に入る。 途端に人家もまばらなあぜ道風の野原道路に。県道538とか? こういう野原道路が交錯するのがこの辺りの道筋がわかりにくい一因になっている。 どこを走っていても同じような道に見えてしまうのだ。 GooGle地図を参照し、信号もない小佐治交差点からもっと内側の道へ。 で、やっぱりよくわからなくなり、とにかくR1号に出て・・・とかなんとかでやっと 密かなる目的地「鹿深夢の森公園」到着。 この辺りの道はどうも同じような景色が続き、農道県道も入り組んでいて、走行しているうちにいつの間にか元の場所に戻っていることがよくあった。 どうしても堂々巡りをしてしまい、ふと一生ここから抜け出せないのかもとも。 そして、あれ?これはさっきと同じ場所では?・・と気が付くのが「鹿深夢の森」だった。 あ、なるほど、カフカの森か!道理で(^^; ・・・ということで、ながらく私の中では「鹿深夢の森」公園は迷路のシンボルになっていたのだ。 まだここに日帰り温泉があったころだった。 ところで今、よく考えれ見ればいつの間にか「鹿深夢の森」は私の中では位置関係の起点になってしまっている。 迷路のシンボルだったハズだが、逆に迷路を抜けだす起点に・・・。 多分、昨年プラハのカフカ書店を訪ね、カフカの原点が私の中ではっきりと同定されたということなのであろう。 気が付けばいつの間にか・・アッと驚く「カフカの変身」というヤツだ。(+_+) ま、これで一安心。 水口や日野の位置関係が私の空間地図に新たに記され、安心して水口温泉「つばきの湯」に入る。 町中のスーパー銭湯だが、一応人工温泉も一つ設備してある。 今月は白濁した別府の湯。 コロナ影響下ではあるが、まずまずの客の入り。 大小の休憩室の入口には「マスク着用」義務表示が! あやぁ。マスク忘れてきたのだった・・・ま、売店で50円で販売中とかだが。 他の同様設備と比して可もなく不可もなくか。 露天風呂といっても中庭の吹き抜けだけで景色が見えるわけではない。 いや、食堂メニューは豊富で町の食堂に期待するものは大体そろっていた。 中でもソバ料理が売り物らしいが、私は夕食麺類派ではない。 これ、カツとじ定食おぼろ豆腐付。 風呂に入ってカツを肴にビール飲んで、また湯につかって酔いを醒まし(本人公称)5分走って水口大橋を渡り、宿舎に帰って寝るだけ。 こういうパターンも結構アリか。 up:2020/6/26(金)12:42
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