ととぎん(野田) .. [私家版野外徘徊記] はま寿司...

 花暦(スイスホテル)・ルネッサ・サイゼリア


'20 7月19日(日)
スイスホテルのクーポン消化企画第2弾・・・先々週と同じだが。

とにかくハハオヤの面倒見ながらホテルクーポンを使うには「花暦」しかない。
タボラ36も検討したが、食い放題にハハオヤはもったいない。
それに料理もハハオヤ向けとはいいがたいし、せっかくの下界の眺めも視力障害のハハオヤには意味なかろう。

かくて今月2回目の「花暦」予約。

前回とは逆サイドの中庭に面したテーブル。

まあ、無いよりマシ程度の中庭だが(^^;

ハハオヤはとにかく少しでも花が見えていれば、それでいいようだ。

前回の写真を眺めるハハコ。
私は常に写真係だが、あまり撮影編輯作成の労力を称揚されたことはない。
コイツらは写真を撮れば自動的にアルバムが出来上がるとか思っているのだ。

それでは食事開始。

今回はハハオヤには弁当系ではなく、懐石コースの一番安いヤツをあてがう。
鴨肉がメインの8000エンコース。

私はフィレステーキが入った弁当。
ヨメは前回と同じ天ぷら入りの弁当。

今回は金持ちクラブサービスのスパークリングワインをアテにしてビールは無し。

目の前に置けば際限なく頬張るハハオヤから茶わん蒸しを無理やり取り上げるヨメ。

コイツがフィレ肉ステーキだが、これっぽちだし既に冷めてるし、ステーキ感はない。
見た目も量も天ぷら弁当の方が良かったか。

ホテルの日本料理に量をいうのはお門違いか。
しかしどうしても質より量が気になる私の低グルメ度。

スイスホテルからの売り込み電話は相変わらずだが、メインのタボラ36が夜営業していないのでもうメリットはほとんど感じない。

ハハオヤ企画でなければ日本料理やステーキハウスは使わんだろう。
タボラか中華の・・食べ放題がやはり(^^;

ハハオヤにポーズを強要。

中居さんが突然「撮りましょうか?」と。

前回のノリのいい中居さんではなく、少々不愛想系だが、多少はウチの雰囲気もご存知のよう。

背景が中庭なので前回よりは写真の雰囲気はいいか。

ハハオヤの会席コースの焼き魚。

ただし焼き魚はハハオヤには固すぎるようだ。

鴨肉ロースト。

少々やらせくさいが食っとるんかいな。

ソレやない、カモ肉くわな。

最後の炊き合わせまで到達。

ヨメはトウモロコシご飯のお替り平らげ中。

デザートに到達。
突然中居さんが、「お誕生日だそうなので・・」とハハオヤにバースディチョコプレートを。

最初の乾杯にいつものクセで「お誕生日おめでとう!」と唱和してたので、らしい。
「いや、実をいうともう今年2回目なんで(^^;」と弁解すると、「この前もそちらの席で」と中居さん。
そのあたりの事情はよくご存じらしい。
1時半に席について3時まで。
最後ではなかったがほぼ最後の客で終了。
料理自体が値段に見合っているかどうかはともかく、雰囲気だけはホテル会食感充分。
たくさん写真撮らせていただきました。

本日のお会計ですが、コース・弁当3人で正規料金21000エン。
金持ちクラブクーポン使用で12000エンに。
金持ちクラブカードワリびきの35パーセントオフがついてないので確認したらパーティ券との併用はできないとか。
前回のレシートをみたらやはりワリ引きは付いてなかった。
前回4人で支払い系13000エンだった。
血相変えて問い合わせに行ったヨメ、ご苦労さん(^^;

36階に上がりハハオヤにタボラの待合室でも見せようとしたが、土日15:30よりのデザートビュッフェの客で一杯で中には入れなかった。

エレベーターホールの窓からアベノハルカス辺りを見る。

このあと、予定どおりハハオヤをルネッサ見学に。

ついでに浪速スポーツセンターによってスケートリンク確認。
今年はもうスケートリンクは営業しないようだ。

大回りしてしまったが元町の旧国鉄湊町駅跡地の公園部分。

ルネッサの一角の続きだが、緑地になっていて嘗てのどうしょうもない下町の雰囲気はもうない。

私が居住していた西成区からみてもこの辺りは都会の裏側のチンケな、少々シニストルな地区だったが。
なんばの裏側・・・この辺りも大阪の原風景だった。

ルネッサのコンシェルジュに共有ルーム3室のカギを借りる。

2階の会議室はどうってことはなかったが、24階のスカイルームでクーラーをつけて休憩。

ベランダから大阪ドームが正面に見えるのだが、ハハオヤには何も。

背中を撮ってやって・・と言われるが、いくらいいもの着ててもこのよぼよぼ歩き姿ではね。


あと、17階のゲストルームを見てルネッサ見学終了。

外に出ると丁度ビルの谷間に風が吹き渡り涼しい夕刻になっていた。

日曜の夕方とてビルの谷間の緑地には子供家族が一杯。

都会の真っただ中の団地だが、それはそれで充分な生活空間という感じもある。

私が5,60年前にほっつき歩いていた地区だが、今は別のガキ共が騒ぎ遊んでいる。

こんな高層ビルの居宅でも50年経てば懐かしい故郷という感じになるんだろうか。

ルネッサ玄関前で。

いわばここもウチの玄関なんで(^^;
緑地の別の区画の結婚式場の玄関前で。

後ろではちょいとした緑地の空間でバイオリンの練習中二名。

この装飾過多の入口とバイオリンが大開界隈とはちがう多少のスノッブ感を。

このあと、地下街にもぐりコーヒーでも・・・
とサイゼリアに。

ヨメはケーキでも・・とか言ってたのに、メニューを見ると「食べる」と。

ハハオヤは何でも、どうでもいいようだ。

寝ているとも起きているとも。

ハハオヤにはアイス付きコーヒーゼリー。

私はグラスビール。

ヨメはオニオンスープとパエリヤにドリンクバー。

サイゼリアでは時間によるが喫茶店風に使用している組も多い。
夜になると食事時間で満員になった。

ハハオヤは目の前に置くと直ぐ口に運ぶので、一計を案じ加減乗除算を置いてみた。
嬉しそうに計算を始めるハハオヤ。
小学4年くらいの計算なら大丈夫なようだ。
分数の計算もできるのだが、分母が違うとできなくなる。
通分や約分を説き、未知数をXと置いて方程式を組み立てる原理を教授。
この算数から代数への知的ブレークスル―が理解できたら東大も夢ではないのだが。

私の場合もそうだったのだが、周囲がその才能を発見し、その能力を伸ばしてあげるように指導していく環境になければ才能だけではどうにもならない。
ウチの場合は父親にその観点が欠けていたので私は音楽家になり損ね、ハハオヤは娘にまったく数学的理解力がないので高等教育への道は閉ざされてしまったのだ。
私は親を選べなかったのだが、せめてハハオヤは娘を選べばよかったのに(^^;

とある日曜日、大阪ミナミで。
up:2020/7/20(月)1:41
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