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ウェスティン都ホテル京都(泊) |
京都蹴上の都ホテルがウェスティンになり、この4月に地域最大級の温泉SPA完成記念宿泊プランというアナウンスが目についた。 昨年、3年ほどやってた大阪のスイスホテルの会員を止めたので、今年からは別の都市型リゾートホテルを物色していたので宿泊してみることにしていた。 しかし、例の魂の空白事変があり3日前にキャンセル。 事変自体は異例のスピードで終結、魂の空白を別にすれば時間的には週末は自由になった。 当初「気分はちょっとちがうか・・」と言っていたのだが、だからこそ気分転換に、と再び予約を復活させた。 梅雨入り後の曇天だが3時のチェックイン目指して出発。 近鉄京都線で竹田、地下鉄で蹴上予定だったが、竹田で地下鉄乗り場を探し手間どる。 よく考えて見れば急行のホーム向かいが地下鉄線だった。 15年前に京都に通訳ガイドをやってた時には分っていたんだがね(^^; 昔のイメージだと京阪三条から京福電鉄で蹴上で京都の東山に向かうまずまずの行程のハズだったが竹田から地下鉄で蹴上だと、景色は見えずただ日常の通勤通学の雰囲気だけで蹴上まで。 地下鉄蹴上駅を降り、地上に出ると「ああ、ここか」という見慣れたインクライン沿いの趣のある緑豊かな市街周辺。 蹴上駅から歩いて2,3分、すぐお隣がウェスティン京都都ホテル。 ロケーションと道路沿いのエントランスの雰囲気は昔からの都ホテルの少々ありふれた光景。 フロントは非常事態宣言下故か、従業員の方が多そうな、いたってのんびりした様相。 客が少ないのは個別のサービスがより手厚くなるということだ。 さりげなく部屋をアップグレードしてくれた。 本来は最安値のガーデンビューだったが、平安京ビュールームに(^^♪ 温泉SPA目的だし、京都はもう見慣れたという気なのでガーデンビューで十分、とか思っていたのだが、この東山と平安神宮に挟まれた地域の緑の拡がりと高低の構図は思ってもみなかった豊かな眺めだった。 旅装も解かず、ベランダに出て先ず写真を撮りまくる。 ただし、8階の角部屋で、隣の新棟のコンクリ―と角がウチのベランダからでは平安神宮の赤い鳥居を隠してしまっているのがちょいと残念。 構図もいいが、建物もなかなかの史的建造物がゴロゴロと見て取れる。 ちなみにコッチが廊下からのガーデンビュー。これはつまらん。 平安京ビューにアップグレードして頂いて本当に良かった。 しばらく館内探索見学。 7階にはホテルの中の日本旅館というような別邸が見える。 7階からのルーフテラスの中庭広場。 同中庭のチャペル。 建物の7階から外に出る中庭だが、実は東山の斜面に建てられた広大なホテルで、外からの道路でコチラまで車で来ることもできる構造。 実は明日の午前に土日限定の館内ツアーに申し込んであるので、日本庭園のある和風家屋部分の見学は省略。 なかなか広大なホテルで東山の斜面をうまく生かしているという感じ。 7階トイレ前で記念撮影(^^; 7階の外側斜面に建築されている和風別邸群。 7階の廊下の巨大足跡。 2階の展示スペース。 創業120年を誇る老舗ホテルの所蔵品の一部の展示。 2階のメインレストランを探してウロウロ。 非常事態宣言下の京都では午後8時で町のレストランも閉まってしまうので、当ホテルのレストランを先ず見学して夕食場所を決めようと。 広大なパブリッくスペースに人影なし。 2階をくまなく探し、とうとう中2階のように見えたフロントフロアの上にレストラン「」発見。 愛想のいいマネージャーがもみ手でディナービュッフェの案内をしてくれる。 まだ午後4時だが、すでに夕食の各スタンドはスタンバイ状態。 三重県フェア開催中。 三重県なら松坂牛ステーキはあるんだろう、とか勝手に期待して、どうやらディナービュッフェを食べるつもりになってしまった。 とうとうもみ手のマネージャーに午後6時の予約をいれてしまう。 緊急事態宣言下でレストランは8時でクローズ、食べ放題なら二時間は最低要る、とかで(^^; それではそれまで館内着に着かえて温泉へ。 6階SPAと3階のフィットネスルーム・プールには館内着で乗れる専用エレベーターで行くのだ。 部屋の鏡で記念撮影(^^♪ 先ずは三階のフィットネス施設を見学。 4コースプールもあった。 聞くと水泳着やキャップ、ゴーグルは無料で貸してくれると。 しかし一時間後にレストラン予約してるし・・・ え?明日は午後1時からの営業?なら今しか泳げない。 その場でフィットネスフロントでプール利用を申し込む。 20分ほど遊泳。 私は通常メニューの半分程の50メートルメドレー4セット、しかし50はないな。40mdくらいか。 しかし、エグゼクテイブクラスでもないのに、フィットネス施設利用自由とはトクした気分。 スイスホテルよりいいではないか。 急いで6階SPA「華頂」利用とりあえず30分。 これがメインの宿泊目的だったが、また夕食の後でゆっくり入れるので。 四つ星ホテルの豪華なSPAルームでしかも天然温泉。 ま、しかし温泉としてはごく普通の透明アルカリ泉で、特色はあまりない。 この時期のまばらな客でのんびりゆっくりできるのはありがたい。 部屋にもどって着替えダイニングレストランへ。 もちろんディナービュッフェを二人で。 ま、いろいろ小皿料理が取り放題・・・ 実は自分では取らせていただけず、いちいちカウンター越しに担当の調理係に注文注文する必要がある。 サラダでも係に言っていちいち何を盛るか注文する必要がある。 もちろん、「全部、山盛りで!」と言えばいいのだが(^^♪ 写真を撮っていると、すかさず制服がやってきて「お撮りしましょうか?」と。 一応私は上着着用ホテルディナー仕様(^^♪ なんだか、客よりも制服従業員の方が多く、ちょいと一挙手一投足を見張られているような気もして(^^; 窓外のロケーションはウチの部屋と同じなので、目の下の建物をいちいち説明しに来てくれるのも・・・そんなことより、早く料理を取に行きたいんだけど(^^; それでも暮れ行く東山界隈の光景を肴にゆったりと食事、これぞホテルのダイニング・・・ と、いうには一切のアルコール飲料提供中止なんで、なんとなくランチ風。 やがて、北山の方から夕空が拡がる。 本日は曇天気味なのでそんなにも劇的な夕暮れ景でもないが。 それでも誰かがカメラ構えて狙っているのを見れば付和雷同するにやぶさかではない。 夕日より少し晴れてきた空のすっきりした雲の線が印象的だった。 各ブースの小皿料理の他、ローストビーフの屋台や飲茶の蒸し物が一度は回ってくる。 おこわを食べながら、暮れ行く京都の空を見る。 最後に夜めいた空にくっきりとオーロラが。 いや、オーロラやないか。もう室内の照明の方が明るくなっちゃったのか(^^; 最後の一押し、と言う感じで再び取に行ったブイヤベースと小ステーキ。 もう私はデザート系に行こうとしているのだが。 ヨメはまだ小ステーキ肉をパクってくる。 で、その尻ぬぐいは常に私が。 私の前にはドーナツとコーヒー。 ヨメの前にはご飯と味噌汁。 ヨメがソフトクリームを仕入れに行っている間、私がご飯と味噌汁の尻ぬぐい。 しかし、ソフトクリームを持ってきたヨメにご飯がもうない、と叱られた。 もう諦めてデザートに専念したら? 気が付くと、例によって(^^;、もう他には殆ど誰も居ない(^^♪ はい、ごちそう様(^^♪ 腹ごなしに二階のパブリックスペースを探索。 もっとも、明日の館内ツアーでこのあたりは再訪予定だが。 出てきたメインレストラン「洛空」エントランス。 もう人気のないフロントロビー。 では、今度はゆっくり温泉SPA「華頂」に入浴。 写真は撮れないので公式HPより引用。 明日朝の館内ツアーも予約してあるので、早めに就寝。 例によってメガネをかけ手にはリモコンのいつもの就寝スタイル。 up:2021/6/1(火)10:39
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