ウェスティン都ホテル京 .. | [私家版野外徘徊記] | フジエダハウス後ちょい... |
ウェスティン都ホテル京都と蹴上インクライン |
8階8030平安京ビュー朝。 まだ雲が多いが、本日は快晴になるらしい。 7時起床、予約した館内ツアーは9時から。 8時前に朝食でいいだろう。 朝食前に三階パブリックスペース探検。 ここはツアーの説明で分ったが、ホテル所蔵の絵画の展示室。 この左手にはブティックのような装飾のエントランスがあったが、これは後でホテルのフランス料理店と判明。 今は2階の「洛空」以外は専門レストランもバーもすべて休館中。 まあ、われわれには関係ない店だし、客が少ないというのは静かに過ごせる稀なチャンスでもある。 「洛空」での朝食。」 本来は朝食ビュッフェだが、現在は洋食か和食の注文制。 しかし、各皿の個別のお替りには応じてくれるようだ。 私は洋食、ヨメ和食を選択。 ヨメの和食のプレゼンテーション。 洋食のプレゼンテーションはメインがオムレツでありきたり感が。 ま、楽しく朝食を頂きましょう。 私は洋食選択だが、注文すればおにぎりも。 食べる? もうすこし楽しい顔してくれても(*_*; 館内ツアーの集合場所、ロビー奥へ。 われわれと後2組で出発。 ガイドさんは客室係の新入が担当。 常にトラの巻を読んで、質問にもあまりはかばかしい返事は聞かれなかった。 が、悪びれずはきはきと冗談には相手になってくれる。 二階・三階のギャラリーや展示はもう既に見てしまっているので誰も写真を撮っていない。 4階の普通は公開していない結婚式場はウェディングフェア本日開催中とかで披露宴会場は食器が飾り付けられ華やかな雰囲気で、ここから全員カメラを出してきて撮影タイム。 見ると窓外の東山も見事に晴れ上がり、華やかな披露宴会場の雰囲気を盛り上げている。 逆サイドは中庭に面し、これも落ち着いた雰囲気。 モデルさんは本職ではないので我慢してください。 中庭見学中。 また別の披露宴会場も。 ホテルで結婚式、披露宴・・はて予算は幾らなんだろ? ホテル棟六階から外に出れば、東山の斜面に設えた和風建築群。 「離れ」的東屋風の、何?「可楽庵」? ここで棋士の対局が定期的に催されていると。 宿泊施設としては今は休止中。 メイン母屋風の「佳水苑」へ。 こちらも昨年リニューアル、新築風に新しい。 トラの巻を死んでも離さない新人ホテルマンのガイドさん。 小川自兵衛の長男作の庭園。 常に長男と冠され呼ばれる程の方らしい。 こちらが小川治兵衛作の庭。 ひょうたんと栓を模した単純シンプルな造形で、ふと伊丹昆陽池の日本列島を思い出した(^^; まさかコレが代表作ではあるまい・・・ 川端康成寄稿の掛け軸。 奥は客室のようだが・・ でも近代的西洋ホテルの6階が日本家屋とは面白い構造のホテルである。 ちなみにコチラの宿泊料をパキスタン系お金持ちのカップルが訊ねていたが、幾らかは聞き取れなかった。 この宿泊棟のパブリックスペース。 ライブラリと称する読書室。 天井が低く、穴倉風の落ち着けるスぺース。 まあ、こちらに宿泊することは多分あるまい(^^♪ 後はルーフテラスの広場とチャペルに行くが、ここでウチの中古カメラがまた故障。 (現在は自宅で接着剤とガムテープで修理済み(^^;) ゆっくりと12時チェックアウトまでSPAで過ごし、部屋のコーヒーマシーンでコーヒを飲み干し、ヨメが更にコーヒーカセットを三個持って越させ・・・ 予定通り12時チェックアウト。 清算している間にヨメがシャトルバスの情報を得る。 なんだい、ちゃんと京都駅から定期シャトルバス運行しとるやないか? 昨日は竹田から京都市地下鉄に乗り換えて、日常の鈍行地下鉄で市内の風景も見えず蹴上まで来てしまったが、帰りはシャトルバスで京都駅、それから近鉄特急で帰ってやろう。 直帰するのももったいないのでしばらくインクラインと南禅寺界隈を散歩。 いつも見慣れたこの琵琶湖疎水道下のトンネルが「ねじりまんぽ」だった。 知らんかった! と・・・アンタ、京都のガイドをしていたのは誰じゃ(^^; ねじりまんぽをくぐり、先ずはインクライン見学へ。 このあたりから日本のスエズ運河と言われる蹴上インクライン史跡。 インクラインとは青年期の京都散策時にはよく聞いて、もちろんink lineだと思っていた。 違うんですね。京都ガイドで初めて incline だと知った。 k と c で意味が全く違う。 うむ、しかし今ではもう何も京都ガイド知識は残っていない。 もう今年からは自尊のレベルをぐっと下げ、自虐人生を転げ落ちる覚悟。 インクラインの史跡が残っているのはこの辺りまで。 この橋から上方は日向山神社の境内になる。 しかしこの暑いのに上に登っていく健康志向カップルは少なくない。 嘗ての線路跡はゆったりとした遊歩道に。 途中、宿泊していた都ホテルの敷地が見える。 斜面の丸い植え込みが面白い。 では南禅寺へ。 くっきり晴れあがり、空の青と植え込みの緑が明るい。 しかし暑い。 上着を脱ぐ。 途中の東照宮の横門。え、東照宮って?・・・まいいか。 南禅寺参道に横入り。 雄大な南禅寺山門。 昔は有料で上に登っている人がかなりいたのだが、今は誰も登っていないようだ。 南禅寺金堂・・・多分違う(^^; ここから少し右に逸れ、琵琶湖疎水道跡へ。 このレンガ造りのローマ水道橋もどきは印象が深く、誰でも「ああ、ここか!」と修学旅行で来たことを思い出すのだ。 上着を脱いで記念撮影。 腹ボテうまく誤魔化してくれよ。 そんなところで撮るより、水道橋アーチでも本日はあまり人がいない。 なかなかの写真チャンスじゃないか。 琵琶湖疎水道の上に登る。 水の流れはどうしても市街の方向から東山方向に向かっているように見える。 謎じゃ。。。 暑いので、これで南禅寺境内散策は終了。 適当にぶらぶらと。 ねじりまんぽをくぐり、都ホテルに帰着。 玄関横には13:10分発のシャトルバスが発車直前。 都ホテル→京都駅。 シャトルが動いているとは確認できず、うっとおしい地下鉄でたらたら来るよりよほど京都観光気分になる。 そのままの気分で京都駅から近鉄特急で優雅に。 と予定していたのだが、京都駅何とか横丁で昼飯を物色していて、結局「すしにぎり」を売店で買い、特急車内で食そうと。 近鉄券売機で特急券を買おうとしたら15時台しかない。 なんと、緊急事態宣言下で近鉄特急は間引き運転中とのこと。 せっかく、優雅に特急の二人掛け席でおにぎりを頂こうと思ったのに・・・ 駅のベンチで一個ずつ齧り、もうやってきてしまった急行に乗り込み優先座席を占拠し、残りをもぐもぐ(^^; up:2021/6/2(水)10:57
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