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(D4)フェアフィールド岐阜美濃(泊4) |
再び高速道路戻り、美濃関JCTから美濃ICに。 午後6時か、いい時間だな。 ICの降り口にはオークワスパーセンターがあり、とりあえずそちらの駐車場で停車し、予約したフェアフィールド by Mariot 岐阜美濃までの道を確認。 前回宿泊した美濃観光ホテルはすぐ横に見えている。 地の利は抜群だが、今回は少々毛色の変わったマリオットグループの新しいビジネスホテルブランドを試すという主旨。 地理的には例の「うだつの上がる町並み」のブロックの外側、市街地外れの長良川沿い。 IC出口からいわば直線だが、多少違う町筋の道を多少迷い気味に10分ほど。 着いてみると長良川沿いの道の駅の施設の一角がホテルだった。 建物は何の編綴もないこじんまりしたビジネスホテル仕様。 ホテルの前の道の駅の駐車場にバイクをおいてチェックイン。 ホテルの駐車場は別のブロックにあるのだが、別にどこに置いてもいいようだ。 ルートイン標準フロント・ロビーより多少高級感のあるエントランス回り。 フロント嬢が愛想たっぷりに応対してくれる。 「BONVOYクラブ会員サマですのでチェックアウトは11時になります。」 ・・・でも公式チェックアウトは11時と書いてあったぞ? 会員のメリットは直接ホテルのHPから申し込むと会員料金プランが選択できる。 一泊2名9800エン。 館内にレストランも大浴場もなし。 素泊まりが標準で予約すれば朝食サービスもある。 ・・・ しかし、フロント・ロビーの奥にキッチンとテーブルがあり、コーヒーやお茶は飲み放題。 向かいの道の駅か、その隣のコンビニで朝食を買ってくればここでコーヒーを飲みながら朝食が取れるのだ。 これはいいぞ(^^♪ 部屋は長良川が臨める標準ツイン。 水回りがコンパクト、しかも機能的に設計されていて、ベッドの隣に洗面ユニットがあるので驚く。 これは日本式の引き戸の衝立を伸ばせばベッドルームとは独立する。 無駄な空間はひとつもない。 浴槽もない・・・シャワーだけである。 まったくビジネスホテルの基本機能だけをきっちり揃えた清潔で明るい施設だ。 美濃観光ホテルよりいいか? しかしアッチは二食付きならかなり安いプランもあったようだが。 休憩後、食事と風呂に外出。 フロントで近くの推薦レストランと日帰り温泉の案内をしてもらっている。 バイクで5分の「うだつの上がる町」は観光地とはいっても元来は昔の町屋筋なので殆どが夜は戸を閉めていて、アーケードや広告塔・ネオンサインもなく、ほど暗い。 ↑これでは何の話や分からんので、以前撮った「うだつ」のある同所の写真を掲載しておく。 駒ヶ根ソースカツ丼ツアーの帰り。2015.5.5→ このときが美濃観光ホテル泊だった。 推薦レストランの居酒屋さんを偵察に行くが、ちょっと我々には合わないか。 私は最初から大規模日帰り温泉施設の「武芸川温泉」で温泉と食事を同時に済ます案だった。 とある街角に杉原千畝生誕の地の表示があった。 第二次大戦中リトアニアのカウナスで代理領事を勤め今に語り継がれる逸話を残した。 リトアニアの首都は当時はカウナスだった。 最近、例のハンニバル・レスター博士もカウナスの出だと判明したところだ。 それではちょっと遠そうだけど武芸川温泉に今からそのまま行く。 GOOGLE地図では長良川の右岸道路を伝い、おかしな町道を伝う怪しいルートで、案の定町道で迷い、やっと県道94に出たところで道端のガスステーションの歩道に停止してGOOGLE地図確認。 給油のおニイさんが怪訝な顔でコチラを見るので、「武芸川温泉に行きたいんですけど?」と尋ねる。 「武芸川温泉ならこの道真っすぐに行けば見えてきますよ。」 お礼の会釈をして安心してこの道発進。 しかし、美濃の市街をとっくに通り越し、まったくの闇道にさしかかってもまだ見えない。 もう一度GOOGLE確認するが、このままでいいようだ。 武芸川温泉は美濃市ではなく、関市の郊外にあるのだ。 ようやく、暗い道筋に武芸川温泉の看板発見。 この看板は道の逆向きから良く見えるように設置されていて、私は気が付かず、後部座席のヨメが発見。 どうやら美濃市からは裏口入場扱いか? 暗い道筋だったが流石に大規模日帰り温泉施設で駐車場はほぼ満車。 場内も盛況のようだ。 システムがよくわからずタオルを持ってこなかったので100エンで購入。 しかし、700エンの入場料には岩盤浴もセットされていて、岩盤浴用の着衣にはバスタオルも付いている。 別に身体を拭くだけならタオルは不要・・・とか、ヨメが前に並んでいたおバアさんに教えてもらっていた。 700円にしては大規模で、休憩室や仮眠室、マンガ読書室も完備。 一番似てるのは大阪羽曳野の「延羽の湯」だが、ソッチは岩盤浴は別料金。 浴槽も大小数種あり、露天面積も広い。 何より湯に本格温泉感のとろみあり(^^♪ なかなかいい風呂だ。 いやぁ、ここ穴場でっせ・・・と言っても岐阜関まではチト遠い。 お決まりの大衆食堂も広く、椅子席もあったが畳座席に。 ヨメは天丼か。 まずは大衆食堂の王道だろな。 私はもちろんソースカツ丼。 ま、しかし外食というと似たようなモンばかり食ってるな(^^; それはそれでやはり我々にはこのレベルが似合ってる・・ いや我々じゃない、私には、か(^^; 食堂に入ったのが遅かったからか、気が付けばまたもレストランの最後の客に。 フロント前で寝ている熊。 ちらり、と写っているのは休憩室のリクライニングチェア。 食事後また風呂に入り、ヨメがでてくるまで休憩室のパソコンで検索等・・・ しかし残念ながらここのはAPPLEだった。 APPLEを一般使用用に設置する風呂屋ってどうよ? 実をいうとあまり期待してなかったが、武芸川温泉でゆっくり岐阜の夜を過ごせた。 後はホテルに帰って寝るだけ。 往路はかなり遠かったのだが、よく考えて見れば最寄りの県道94号をそのまま直進すると美濃ICに着くので、そこから左折直進すればホテル。非常に簡単で素直なルートだ。 それに夜10時を過ぎ、郊外線の県道には殆ど車はない。 湯上り涼みにもってこいの静かな夜道の快適スピード。 現に、「これならワタシが運転しても帰れたのに」とヨメがのたまう。 いや、アルコールは完全に分解できてると思うよ(^^♪ up:2021/8/6(金)22:24
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