月と蓬莱551 .. | [私家版野外徘徊記] | まきの@千日前... |
力餅食堂@鶴見橋商店街 |
本日の散歩案:鶴見橋商店街の力餅食堂まで行っておはぎを食べる。 ウチの隣の公園で先輩に会う。 来し方行く末等いろいろと。 私はとうとう手術入院人生を開始していまい、ゴール目前だが、先輩はもうとっくに上がってしまっていて悠然と動ぜず。 でこの後、私は公園の外れで「幸運の鍵」を手に入れたのだ。 本日のウソのような空にそびえるウチのアジトのウソ。 どちらの棟もウチの拠点。 いや、その手前の工事中URじゃなくて。 まあ、URにも別口仮申請中だが(^^; この木陰の様相はもう夏か、とも。 なにわ筋に沿って芦原橋を越え西成区に。 西成中開のここだけ残っていた古い市営住宅跡で。 しかし広いなにわ筋沿いにはまずまずの中層住宅が立ち並び、嘗てのどうしようもないド下町の面影はさがさないと見つからない。 すっきりと延びる浪速筋が50年間抱き続けていた大阪への私のわだかまりを解きほぐしていく。 私にこびりついていた小汚い薄汚れた大阪の記憶なんてカッパに引かれて消えてしまえ。 この辺りの陸橋はすべてカッパが川から出て夜架けたものだ。 右書き看板も何かウソくさい。 アレが鶴見橋商店街のアーケードだ。 これが鶴見橋商店街だ。 これが鶴見橋商店街の力餅食堂だ。 これが力餅食堂の中だ。 で、力餅食堂のヤカンだ。 親子丼と他人丼。 どちらも590円。 昔ながらのプレゼンテーション。 何か昭和レトロの雰囲気がそこいらに。 そしてこれが力餅食堂のおはぎときなこ。 どちらも一皿220エン。 本日の目的達成(^^♪ 御馳走サマ。 後ろのおバアちゃんは客が入ってくるなり「お茶?お水?」と誰何する担当。 すっかり昭和の雰囲気で力餅食堂を出る。 しかしよく思い出してみると昨夜の551蓬莱の夜食とあまり変わらん値段だった(^^; 後、すこし津守商店街を通って、憧れの南海「汐見橋線」を見学に。 向こう側に津守駅のプラットホームが見えている。 ここがガキの私の世界の果てだった。 アッチは岸の里方向。 「汐見橋線」は単線で軒の低い家並をかすりながらカーブしていくイメージだったが、堂々たる複線でとてつもなくすっきりした直線線路ではないか? もう一度力餅食堂前から鶴見橋通りを東上。 喫茶シャトー。 喫茶ピーターパン。 佐藤金物店。 大阪市の電話局番は三桁だっけ? 今は4桁のようだ。 なにわ筋を渡り、スーパー玉手見学。 そんなに安くはないが・・・ まあ、なにわ筋東側からの鶴見橋商店街は普通に今の商店街になっている。 ときに新旧入り混じって攪拌し多少の活気も呼び込んで。 後、かなり人通りも多くなる国道26号近くの越前屋(旧鶴見橋市場)で97円の豚買って地下鉄花園町から帰宅。 帰り着くと丁度ヴェランダで Sunset Show time が始っていた。 日中と夜は均一で凡庸な南大阪の遠景だが、小規模建物群もいちいち夕日の反映に押し出され、細かい光の凹凸に区画されている。 そして・・・ですね。 私の濁った右目はアルコン・センチュリオンに吸い出され、トリフォーカス・クリスタライズされ、その光輝の各小区画にまで今は仔細に透視しているのだ。 なんのこっちゃ? ま、分からんでもよろし。 確かに、私の外的生存環境も、内的生物環境も大きく変わっていく。 そんなに急いでどこに行くと? 行き先は今やこの上なくくっきりと見えている。 別に私は急がんのだが、向こうサンが”もう充分やろ?”、とかしきりに言ってくる(^^; はい、まあ充分堪能させていただきましたが(^^♪ これを見よ! ・・・・いや、えげつないほうれい線の方じゃない。 東のベランダから、なぜか西方浄土の迎光がこの私をじりじり焼いている奇跡の光景なのだ。 up:2022/4/18(月)18:36
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