すき家@ご近所 .. [私家版野外徘徊記] 玉造温泉から松江...

 松江から玉造温泉


'23 7月17日(月)
急に忙しくなってしまったが、朝からOCAT発高速バスで玉造温泉一泊旅行。
朝8:20OCAT発。ウチの玄関8時過ぎ。

アレ忘れた、とかで2分遅延。
OCAT高速バスターミナル15分前到着。
トイレ!とかで5分遅延。
女子トイレ前で待ちながらスマホ操作している女性の後ろで待っていたが、トイレ内では既に全て空き個室、ただ洗面所で停滞していてドアから出てこなかっただけ。
スマホ操作待ち一人行列の方は先人が完全にトイレ室のドアから出てくるのを悠然とお待ちだった・・、云々。

8時20分、日交バス米子便出発。

間に合った(^^♪
前回は出発にたった一分遅れ、ターミナル到着したら、米子バスが出ていくところだった(^^;

隣住宅の玄関の向こうに建設中の某ホテルの不気味な浸食。

快晴の中之島立体交差。
手軽だが旅行気分は上々。

しかし大阪市街地は別に他に見どころはなく、ご就寝中。

中国道で郊外へ。
緑が映えてすがすがしい。

改正の連休なのでバイクツアー連中もそこここに。
今回はバスの最前列を予約、前方の視界が開けてたのしい。
ただバスの行き先表示看板が邪魔。

前回舞鶴行きでは分岐した若狭道を通過、そのまま中国道直進。

昨年バイクでやってきた佐用インター通過。

佐用リゾートのゲートが見えている・・ハズ。

上月パーキングエリア。
この辺りが米子便の行程中間点で15分のトイレ休憩。

ごく小さいPAで目ぼしいものなし、あくび中(^^♪

美作・津山を過ぎ、米子道に分岐。
津山に入ってCM立看板に「作州津山の・・・」というのがあり、昔は美作の方がこの辺りの総称だったのかとか思う・・佐用の佐はまさか作の崩れではあるまいか・・・とか。

米子道に右折すると中国地方の屋根山根が連なる。

屋根を過ぎると村や町が出現。

横の方は相変わらず居眠ったままである。

ほれ、見えた!と眠りを覚ます。

大山の寝転び横姿。 足元の方が蒜山高原か?

蒜山を過ぎると降車する方がいて、江府インターに停車。
高速バス乗り場の脇に「蒜山高原休暇村」のロゴいりのマイクロバスが停車していた。
我々の後ろに居た年配のご婦人一人が運転者にお礼をいいつつゆっくりと降車。
江府インターを再度入るのにUターンする車窓からマイクロバスが普通道路に走り出すのが見えた。
高速バスの到着に合わせてホテルの出迎えがあるのか。
それも便利だな・・・と、「休暇村ホテル」の料金を調べると、それなりのモンだった(^^;

またも横の方が居眠っているうちに鳥取県米子市。

今回はJR米子駅からそのままJT松江に行く予定。

もうそろそろ起きていただいてもいいんでは?

米子駅前ターミナル着。

次の松江行ドン行は40分後か。
駅の窓口で「玉造温泉」までの切符で松江に途中下車できるかたずねる。
途中下車不能、しかし昼食とるならぜったい松江が便利。玉造にはなにもない。
「松江」まで買って、昼食後別切符で「玉造温泉」行きがベター、とか窓口のおジさんが推薦。
実はこの方は松江の住人で米子に通勤されている、とか。

米子→松江 500エン。
特急はすぐ出るが特急券は700エン。
700エン出すんだったら松江で昼食代にします、とドン行切符カードで購入。

ワンマンカー乗車。
隣の安来(YASUGI)駅他は運転席後ろより降車。
米子・松江の大手駅は全車扉が開いて降車後駅の出札口から出る。

ローカル線風景。

ローカル線風景。


ローカル線風景。
松江駅到着。

駅前の観光案内所でパンフレットもらい、昼食に。
駅舎ビル構内のショッピングモール「シャミネ松江」の食堂街を物色。
結局、競合店より海鮮丼の値段が安かったので海鮮居酒屋「はなの舞」に決定。

私天丼、ヨメ海鮮丼。

この値段ならまずまずですね。

天丼にはシジミ汁セットで。

味もまずまず。

しじみたっぷり。

食後、私は愛用の100エン老眼鏡を忘れてきたのに気がつき、とりあえず近所のイオンに行って緊急購入することにする。
「近所のイオン」といっても歩いて15分はカンカン照りの下を歩かねば・・
松江のこちらサイドは何の変哲もない住宅が散在しているタダの地方都市の町場。
やはり松江城のある旧市街が観光の目的だろうな・・。

イオンでCandoを見つけ老眼鏡1.5倍を購入。
イオン前で市内循環バスを待つが、なかなか来ないのでやはり歩いて駅までもどり、更に歩いてとにかく宍道湖を見てくることにする。

駅からやはり15分・・本日は梅雨期だというのに異例に暑い・・・・後で調べたら松江34℃とか。

宍道湖畔公園到着。

あまり木陰もなくとにかく休憩。
右に見えるのは島根県立美術館のモダーンな建物。

宍道湖の右岸の方が旧市街と宍道湖温泉の中規模ホテル群。

この写真ではなかなか涼し気だが、実際は強烈な太陽の照り返しハレーションでモノトーンな景色になってしまっていた。

湖なら涼し気であるべきだろ?

もう退散。


さすがに松江駅まで歩いて帰る勇気はなく、わずかバス停2つの距離を210エンしはらって循環バスに乗る。

松江→玉造温泉200エン切符を買い、鈍行を待つ。

幸い駅ホームの待合室はクーラーが効いていた。

松江→玉造温泉は二駅の距離。

宍道湖畔をワンマン列車は走行。

玉造近くで後ろを振り返ると松江のビル群が西日に映えようとするところだった。

玉造温泉駅で下車すると予約したホテルの送迎マイクロバスが停車中。
別に送迎を頼んではいなかったが、どこかのグループがたまたま呼んでいたものか。
確認してもらって乗車。
実は駅から歩いても行ける距離、バスの便くらいはあるだろう・・とかで送迎バスを調べていなかったのだ。
実際に車内から見ていると、とても歩ける距離じゃない。
助かりました(^^♪

玉造温泉「佳翠苑 皆美」チェックイン。

チェックイン待ちのロビーでのお茶の接待。

送迎バスの中からの観察では川筋の両サイドに大型ホテルが林立していて、米子の皆生温泉よりかなり本格的温泉街という印象。
その中でも上位のホテルだろう。
なかなか立派な館内施設である。

部屋に案内され、すぐさま二か所ある温泉に。

9階にある露天が主の展望温泉。
展望といっても町筋が見えるだけで宍道湖は見えない。

こちらが一階の大浴場の前の中庭の手湯。

と足湯。

大浴場の後ろには自由に選べる浴衣や温泉グッズ。

一風呂浴びてから夕食まで玉造温泉街散策。

川筋に沿って両サイドに温泉宿が林立し、集約されている感じ。
皆生温泉は海浜に温泉街が散在し、民家も多く温泉街という雰囲気ではなかった。

しかし、温泉街といっても売店・レストラン・お土産店はソコまでなく、主体はあくまで温泉宿。
まあ、落ち着いた温泉街といってもいい。

温泉街の外れの源泉井戸。



この交差点の反対側に小公園があって出雲玉作史跡公園というらしい。

あ、そうなのか!
「玉造」というのは「玉作」の謂いで出雲大社の神器の勾玉を作っていた土地だったのか。

なるほど。土産物屋に勾玉がおいてあったワケだ。

Uターンして対岸のホテル群も見学。

こちら長生苑だったっけ?

ずかずかエントランスを入っていくと、フロント氏と目があったので「売店見学したいのですが?」と声をかける。
もちろん地域観光振興クーポンを使えるのはご当地ではホテルの売店しかないのだ。
「ああ、その奥です。どうぞ。」

またハデなピアノだなぁ。

こちら湯元玉井館。

ド派手な大ホテルより昔風の旅館の雰囲気があった。

こちら暑さに負けて地面に埋まっている犬。

温泉街入口の大ホテル「玉泉」
ヨメの縁者推薦だったので一応見学に入る。

かなり大がかりな中庭とエントランスロビー。

この規模はかなりですよ。団体旅行ご用達ですかね。

それにアレね。

なんとビール飲み放題!
「だれでも」というのは我々通行人でもか?
しかしもう18:00過ぎていた(^^;

これで一応温泉街そぞろ歩きは終了。


出雲建国神話の八又の大蛇。

宿舎「皆美」に帰り、晩飯に。

晩飯場は一見ステーキハウス様のカウンターがあって肉を焼く匂いが期待させる。

これが前菜らしい。

迷ったがやはり800エンのスーパードライの中瓶注文。

地域振興クーポンは4000円分いただいたが、紙のままではお釣りが出ない、とかでビールに使うなら残りの釣銭分もこのホテルの売店で使わねば?

まあ、800エンくらいなら・・と鷹揚に、実は小心に決断(^^;

これがうまそうなセレクトメインディッシュのステーキ。
ヨメも当初は車エビ料理を注文したが、ステーキに訂正。

こちら出雲そばと小物。

そばは冷製でジェリー固めの夏仕様。

後はご飯と香の物。
ご飯には茶漬け用の出しと薬味類。
配膳おバさんのご期待に答えて、双方ともお替りを(^^♪

最後にデザート。

とうとう最後まで完食いたしましたね。
気がつけば・・・いつものことだが、レストランの最後に客に。

ヨメは流石にロビーでぶっ倒れ。

腹ごなしに中庭散歩。


就寝前に9階露天風呂に行くと、男湯はもう誰もいず、一人でゆっくり出来た。
湯は特色はそうないが、柔らかい湯質でゆったりするには良さそうだ。

up:2023/7/24(月)20:32
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