松江から玉造温泉 .. [私家版野外徘徊記] くら寿司@パークスウエ...

 玉造温泉から松江


'23 7月18日(火)
玉造温泉「佳翠苑 皆美」 朝。

先ずはとにかく朝風呂に浸かり朝食へ。

朝食バイキングだが流石に海産物が豊富な感じ。

ホテル朝食バイキング定番のカレーはなく、代わりにビーフシチュー。
カレーとして出してもヘンじゃないようなモンだったが。

それはそれで、やる気十分なヨメ。

洋風の次は和風セットで。

で、また出撃。

下のは”おこわ”でございました。

まだ行くか。

ようやくデザートに。

プチケーキセットにフルーツ。

まあ、この辺りで許してやろう(^^♪

中庭の足湯に浸かって口を拭いて。

それでは悠々と部屋に帰り、身支度してチェックアウト。

この朝は10時のJR駅送迎バスを予約してあるので、それまでロビーで待機。
本日の観光計画で、最後まで安来の足立美術館が候補最有力だったのだが、どうも交通の便と料金がバカ高く、省略決定。

10時はチェックアウト時間なので、玄関前は大混雑だった。
やはり車で来ている方が多く、JR駅にマイクロバスで行くのは少数派だった。

山陰線玉造温泉駅は無人駅。

地名は全国区なのにJR駅はかなりのローカル加減。

ワンマン列車到着。

宍道湖畔を松江まで。

松江の宍道湖温泉の中規模ホテル群が湖畔対岸に見えている。

松江着。
本日は足立美術館を取りやめ、とにかく松江城周辺を回るということにしている。
駅前観光案内所で知恵を拝借。
駅前から出ている観光用路線バスを教えてもらい、さっそく乗車。

これは松江市バスだが、市内の観光ルートを一周して戻ってくる仕様。

乗り込んで運転手サンに質問。
一周回って駅で降車せず、そのままもう一度松江城まで行けます?

降車しなければどこまで行っても一乗車で210円(^^♪
では、たらたらと約一時間の全行程を乗車し、最後にもう一周目の松江城で降車することにする。

なんや、昨日CanDoで買った100エン老眼鏡、ヘンなジジイ風に似合ってるなぁ(^^;

最初は、なにコレ?

まあ、イベント会場だろう。

旧市街の外堀通りに。


多少、昔の掘割通りらしい雰囲気の一角あり。

堀川めぐり遊覧ボートの発着場。

明治の建築。

大正の建築。

松江城内堀内の江戸建築。
まあ、後でこの辺りは観光しにくる予定なんだが・・・
内堀地区を離れると大きく宍道湖に近づき、宍道湖温泉を通過。

丁度対岸の正面あたりが今朝やってきた玉造温泉のハズ。

このバスの逆側左サイドは宍道湖温泉の中規模ホテル群で、この辺りで展望浴場があれば眺めは良さそう。

ホテルの中でも「一畑ホテル」は老舗らしい。
というより、昨日からやたら一畑資本系列の施設が目についた。

松江駅隣接の一畑デパート、松江ー玉造温泉間の一畑バス、宍道湖温泉の一畑ホテル等。

で、今度は宍道湖大橋をわたり、本土・・やないな松江市現市街地へ。
島根県立美術館(本日休業)を通過。

あ、ここね。
昨日、猛暑の中を駅からここまで歩いてきたのだった。

再び橋や堀端を縫って松江駅前へ。

はい、まだ降りず、もう一周(^^♪

外堀通り、もう一回。

今度は観光掘割クルーズ船がやってきたので(^^♪
やっと路線バス乗車一時間半後、松江城大手前で下車。

では松江城観光開始(^^♪

いやあ、本日の暑いんで・・観光は大変だがね。

初代城主、堀尾吉晴サンの像。
この方はかなりマイナーな大名で、大河ドラマとはまったく縁がないのだが、それでも伝記小説はある。
中村彰彦 「戦国はるかなれど(上下)」 <私メの内容紹介のリンク、乞ご閲覧(^^♪

「国宝松江城」である。

おっと、ソッチやない。

エリを正して、登城と参るぞ。

とはすんなり行かず、本当は料金所でこのようなやり取りが(^^;
「あの〜、天守に昇るのにエレベーターあるんですか?」
「国宝なので、一切そのようなものは設置してません。」
「ええっ、階段しか? クーラーは効いてるんですか?」
「国宝なので、クーラーはありません。扇風機がちょっと。」
「ええっ、この暑さなのに?」
「でも、天守閣の上は風が通って涼しいですよ(^^♪」

・・・・しばらく、ヨメとお互いの年齢・体調協議の上、やはりとりあえず国宝に登城することに。

ほの暗い城内は400年前の木材構造がそのまま。

いくら殿サマになってくれ、と言われても、こんな家に住まわされるのならお断りだね(^^♪
まあ、日頃は城内の平屋か江戸の上屋敷にお住まいであったと思われるのだが。

5階くらい昇り、ようやく天守に登上。

そこまで涼しくなかったが、薄暗い内陣よりはマシ。

宍道湖との距離はこんな感じ。


とにかく階段手すり横にリュックを置き、心行くまでサボラさせていただきました。

再び内陣下降、今度は各階の展示をじっくり拝見。
日本の国宝古城ランキング、一位は松本城って?
昔、松本をバイクで通過したときチラリと見たヤツが?姫路城より格上と?

それはそれなりに参考になりました。

なにをしてるのか分からんが?

はい、ご苦労さん。
国宝松江城、終了です。

では、松江城の横側にある気になる建築を探索に。

これは明治期、産業工芸品の博覧会の展示用に島根県が作った施設らしい。
なかなか目を惹く見事な木造和洋折衷ネオクラシック様式である。

一階左翼は喫茶店だった。


正面の綴ら折れ階段から二階に上がると大講堂用展示室。

奥は貴賓室。

貴賓の気品。

2階のテラスに出てみる。
危険故手すりに持たれないでください、とある。

なかなか美しいではないか。

いや、ソッチやなくて(^^;

帰ろうとして外に出ると西欧系単独旅行者に「コレ、なに?」と英語・日本語で尋ねられた。
適当に英語で回答。
エイゴ、ニガテ(^^;

「すみません、写真撮ってもいいですか?」
「どうぞ。」
(いや、ヨメの写真撮るので、ちょいと外して欲しい、という意味だったのですが…(^^;)


内堀周囲を一周して小泉八雲記念館辺りまで

日傘は堀割によく似合う。

あ、顔はないほうが(^^;



この辺りから武家屋敷。



よく見ると室内では首だけ飛んでいた。

これが小泉八雲の旧宅。

地元ではハーンではなくヘルンさんと書かれていることが多い。

もうアカンので、ここでもう一度観光地巡回バスに乗る。210円

朝と同じルートの後半をもう一度。





市内観光地巡回バスを2周し、これで松江観光は終了とする。

遅い昼食を一畑デパートのドトールで。

看板に出ていたミラノサンド牛カルビを注文。

しかし期待するのが間違いだった( ;∀;)
この後、松江シャミネで地域振興クーポンを使える店を訪ね、4000円分土産物購入。
日本酒・出雲そば、地元の菓子屋の和菓子他。

16;35松江発米子行きワンマンカー乗車。

安来通過、ここから足立美術館に行く計画もあったのだが、また次の機会に・・・って?

道の駅「あらエッサ」の看板を過ぎればもう米子近し。

これ、起きなさい!
米子17時11分着である。 駅前バスターミナルOCAT便発が17:15。
4分! ホームから仮設駅舎の外に出、建設中の駅本舎の前にあるバス停まで4分だよ!
・・・というか、かなり危ない状況だが、まあ、前科もあるので(^^;その辺はなんとかなるだろう、と。

いや、実際に危なかった。運転手サンが駅の方をイライラ眺めているので歩道から手を振り、とりあえず自己主張。席について車内の時計をみると17:15丁度だった。

やれやれ、これで後は眠っていても家に帰れる(^^♪

例によって大山のお姿をカメラに収め。

のんびりと車窓の変化を楽しみ、

やけに連絡電話が多い運転手サンが、車内に断って連絡電話するために大山パーキングに停車させ、











上月パーキングまではまずまずの夕刻の明るさがあった。

ここから夜になり、車内で松江駅のコンビニでかった稲荷他とお茶などで夕食にし、今回はなんだかそのまま夜の中国道を眠らずに帰ってきてしまった。


up:2023/7/25(火)15:37
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