ストラスブールまで(1).. ストラスブール点景..
[ストラスブール通信1]

    ストラスブールまで(2)

2008/1/28(月) 午後 11:10

シャルルドゴール着5時10分。
乗ってきた機体↓

今回はトランジットなのでそのままTransferの指示に従って歩く。
フランス入国審査があり、ここで降機する人はバゲージの回収ローラーに行くが、私の荷物はストラスブール便に積み替えられるハズである。

トランジット組もパリ降機組とほぼ同じルート。
バゲージ受け取りローラだけ迂回して、また入国管理窓口で合流する。

窓口を通過すると、もうEU圏内に入国したのだが、預かり荷物の通関はどこでするのか?

目的地ストラスブールは国内便である。
国内旅行者と同じならもう税関を通過することはないハズ。
預けたバッグはもしかしたらここで税関を通さねばならないのかも?

念のため少し窓口に戻り、目つきの良くない係員に聞く。
航空チケットのバゲージチケットを確認。
直接目的地の空港で受け取るとのこと。
疑問が残るが、とりあえず国内ゲートに行く。

国際便から国内便に乗り継ぐのはこれが始めてだった。

ドメスティック搭乗エリア(D2)内をみると売店もある。
待ちが2時間以上もあるがとにかく中に入ることにする。
コントロールはいい加減で、こちらのパスポートをちらりと見ただけで、早く行けというそぶり。

かなりの混雑で、国際線のゆったりとした待合ロビーの雰囲気ではない。
各搭乗口前のベンチはほぼ満員で座席を確保するのが難しい。
しかし搭乗エリア内に売店はあるが、現金自動引き出し機はなかった。

ユーロを持ってない。しかたがない。
空腹のまま2時間以上座って待つ。

よく考えればもう一度コントロールゲートから外に出れば良かったのかな。

国内線とはいえ、シュタットガルトやウィーン方面も出る。
EU各都市はもう国内便なのだ。

ストラスブール行きがアナウンスされ、搭乗ゲートをくぐると、階段があり建物外に出てしまう。
滑走路エリア内を連絡バスで飛行機まで行くのである。
いやあ、いいねぇ。
ローカル路線の雰囲気。

BRIT航空という会社の機体。100人乗りのジェット。座席は狭い。

滑走路の隅に駐機していたようで空港の端から端までタクシングしている。
このまま「歩いて」ストラスブールに行く気かな?と思ったり(^^)

離陸。
高度は3000メートルくらいで飛行。
シャルルドゴール周辺の夜景=フランスの都市の夜景に圧倒される。
オレンジ色の街灯だけが網のようにどこまでも連なり、まるで金の王冠のようだ。

            ↑機内窓からの撮影でうまく撮影できていない。
とにかく色の感じがヨーロッパである。

今年の正月の大阪の夜景を生駒からみたことがある。
冷たい白や青赤の電飾が透明な大気にきらめいていて印象的だったが、しかしここでは文化的背景がまったく違う。
どこまでも同じオレンジ色に輝く都市。


ストラスブール空港で他の客と一緒にバゲージを待つがとうとう出てこない。
ついに意を決し、バゲージクレームと書いてあるドアをあけて入る。

なんと、ここに別のバゲージローラーがあり、こちらは税関に通じている。
国際便からの荷物は別枠で、別室のローラーだったのだ。

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