プールに行く

このタイトル、本当は「銭湯に行く」にしたいところだ。
Grand Etablisement Municiple de Bain（大市営銭湯）の中にプールがあるのだ。

この古ぼけた建物には「風呂・シャワー・ローマ風呂・プール」がある。

前に一度だけその「ローマ風呂」に行ったことがある。
薄暗い洞穴状の小部屋も多く何やら怪しげな雰囲気もあって、一風呂浴びてさっぱりするようなイメージのところではなかった。

建物の古ぼけ方からみると、そのままの状態で２５年以上も経たようだ。
いや、今回はプールだけにしとこう（＾＾；

入場料3.5ユーロ払って、プールと書いてある扉を入る。

あるのはずらりと並んだ木製の脱衣ロッカー。

開いてるところに入り、中からカギをかけて着替え、反対側の扉を開けてプールサイドに出る。

（脱衣ロッカーからプールの眺め）。

すべて安手のペンキ塗り木製だが、１ユーロ入れて外からカギ掛けて、手首にゴム製キーホルダーをはめる。

着替えは全て木製脱衣ロッカーの中で済ませるので男女兼用である。
同時に入場した若い女性と二人で空きロッカー探したのが、少しヘンな気分（＾＾；
スイミングキャップをかぶっている客は誰もなく、ゴーグルをしているのも一人だけ。

水泳ではなく水浴び、水遊びの雰囲気である。





周りの壁が何となく「ローマ風呂」風。
プールサイドにあるシャワーを浴びていると、係員がこちらに向かってやってくる。
何か言われる雰囲気。

え？スイミングキャップがいかんの？それともゴーグル禁止か？

私のスイミングパンツだった。
ひざたけのスタイルはいかんというのだ。

「それは自転車スーツではないか？」
「いや、日本ではこれですよ？」

よく見ると皆短い「海水パンツ」である。
なんと。

責任者のところに行き、交渉の結果「今回だけ、特別に。」ということで妥結。

すると「ところで、”コンニチワ”ってどういう意味だっけ？」と言い出す。
この人、一度オキナワに行ったことがあるらしい。

一時間ばかり遊泳する。
コースロープもなく、四角くもないファミリープールである。
皆水浴び風に遊んでいる。
まともに泳いでるのは、他にただ一人ゴーグルを掛けている男だけだった。

こんなところで得意のバタフライをやると、また何か言われてしまうと心配する。
まあ、おとなしく遊泳する。
ファミリープールらしく、若い女性はビキニ風セパレートが主流。
ゴーグルは結構便利だと思う。↑（＾＾；



プールから出て図書館に。


10時まで居残り、学生諸君に混じって学校の宿題をする。

　　　（BNU Salle 4 夜10時、最後まで残っているのはアジア系諸君だけだった。）




プールで泳ぎ、図書館に行く。

どこに暮らしていても、してることは結局同じ（＾＾；