高野大塔 伊勢本街道・曽爾

 みたらい渓谷 [奈良]


'07 11月23日(金)
なんだか3連休、天気も上々。
え?中日土曜日は第九臨時練習日?年末も近くなったなぁ。
では23日(金祝)と25日(日)と二回バイクで秋を目撃に。

祝日金曜朝は少々雲もあり、風も冷たかったが奈良県の中央大峰山麓天川村に行く、と決定。
先ず橿原神宮にて。
をっ、このモザイク顔はウチのヨメでは?コーヒー入り保温水筒をリュックに入れたとき、積み荷にまぎれこんだか?

甘樫ヶ丘からの明日香村ののどかな様子。
天川村に行くのに橿原・明日香を通る必要はないが、性格的に直線的には行けず、つい横道にそれてしまう。

というか、タンデム中は交通量の多い国道は避けるのが賢明だろう。
明日香村から県道15号の山道を吉野へ抜ける。

天気も良くなり、のどかなツーリング気分。
県道255に分岐し、更に細かい田舎道に差しかかり、少し地図を参照していると、後ろから来た大型ライダー二人も停車して、私の判断を待っている。
「行けますよ」と指さしてウソ教えると、爆音を残して去っていく。
実はよく知らないのだ^^;

吉野川沿いの国道169を避け、対岸の県道39を下る。
←コレはあまり意味のない道だった。
例によって地図で適当に見当つけた横道に逸脱する。
実にあやしい道だったが、なんとか名前付き(県道48号)の道に出る。

黒滝村へのメインルートで、次第に吉野杉も美しい山林の光景が広がっていく。
目的地天川村へ直接行かず、昼食をとりに国道309に出て吉野黒滝道の駅に向かう。

途中発見した「黒滝森物語村」というリゾート施設。
温泉(500円)・レストラン・宿泊施設等からなる複合公園。

旧黒滝村役場の建物を保存した民俗資料館があった。
見たところ大正期様式の明るい洋館である。
昔の庄屋さんの家も。
どこにでも顔を突っ込むウチのヨメ。

吉野黒滝道の駅で昼食。
屋台の立ち食いこんにゃく100円をかじり、道の駅裏側の公園で売店で買った柿の葉寿司を食べる。
豊かな山肌に囲まれた明るい道の駅である。

国道309でトンネルを2つ抜けると天川村。

天川村みたらい渓谷。
バイクを置いて、洞川側渓谷への階段を上がるとダイナミックな山と谷の構図の中に色とりどりの木々。
どうですか?かなりなものでしょう?
奈良県の真ん中にまで行く価値はありますよ。
これ、みだりに顔をつっこんじゃいけません、というのに!

いやぁ、満足しました。
そのまま国道309号で上北山村の国道196号方面に。
国道とは言え、大峰山系を迂回するかなりきびしい山道。
ちょっと日常離れした風景もある。
遠景の山には雪。
峠の頂上付近では道端にも雪が残っていた。

途中のいつ通行止めになってるかわからない難所行者還トンネルまでくればあとひと息。
トンネルの入り口付近に車数台。
ここから行者還岳に登る登山者の車のようだ。
連休初日、事故のないよう気をつけて山に入ってください。

秋たけなわのにぎやかな山肌。

やっと国道169に抜け、快適に杉の湯川上道の駅まで快走。
ウチのヨメがオトなしくなったと思ったら、カクっと体重が抜ける。
居眠りをしているのである。
寒くなったので道の駅でかけうどん350円を二人で分ける。
「350円にしては少ない!」とのご意見でした。
となりのカップルはちゃんと二人分注文してましたが。

夜になるとやばいので、県道16号で東吉野方向に抜け、国道166⇒県道31経由で榛原、途中ご法度(^^;の名阪自動車道もちらりと利用し、一気に帰宅。
連休初日、ごくろうさん。


origin: [みたらい渓谷 秋たけなわ] 2007/11/26(月) 午後 5:12
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