4/6（日）大阪南港ＡＴＣ横広場で開催されていたＢＭＷ試乗会に行った。

　

近くのショッピングモールで石焼ビビンバを食べにいったり、ヒマそうに 展示車にまたがったりしてすごす。
Ｆ８００Ｓ

Ｇ６５０Ｘ　これ、向こうの子供と同じフレームで撮るな。

Ｋ１２００Ｒ

Ｒ１２００Ｓ

やっと順番が来て、Ｆ６５０ＧＳにまたがり颯爽と出発。

しかし一度離陸してしまえば、どうってことはなく快適に走行し、ギアの上げ下げ、カーブの傾け加減等の感触を確認する。
で、肝心の試乗の感想だが、これがよく分からんのである。
６５０から８００クラスに乗ったのは教習所のＣＢ７５０だけなので、比較の しようもない。
それに普段とは違う手元のスイッチ類、特に左右別についている方向指示器を 間違えずにオン・オフするのにかなり気をとられる。
右の指示器スイッチのすぐ上には、何やら得体の知れない３段階スイッチもある。
↑後で教えてもらったが、これはグリップウオーマーの切り替えスイッチだった。
すごい。
冬でも安心。
いいなぁ。

というわけで、満足な感想は書けないが、とにかく「軽い」という気がした。
何が軽いのか自分でもよくわからんが、なんだかフワリとした加速感だったのかも。

しかし、全くちがうバイクに乗って走るのは新鮮で楽しい。
試乗会に来る人は「試す」というより「楽しむ」という意識で参加する人が 多いのではないだろうか。
少し慣れたかなと思うと、もうコース一周の試乗は終わりである。
すぐ次の試乗を申込むが、一歩の差でどなたかにＦ６５０ＧＳの最終試乗の順番を 取られてしまった後。

仕方が無いのでまだ空席があった同一シリーズのＦ１２００ＧＳの試乗を申込む。
今回はヨメも後ろに乗る手はずである。
実はヨメは６５０ＧＳの初回試乗から乗るつもりだったのだが、私には最初から タンデムで走行する自信がなかった。
「倒したら弁償せんといかんしぃ」というとヨメは納得した。

まあ、１２００も動き出せば同じだろうと思うのだが、それでも事前に必死で 展示車にまたがり、感覚をつかもうとあがく。

ところがこの機種はまったく歯が立たないのが分かった。
足つきが悪すぎる。
つま先しか地面に届かないのだ。

実際に試乗コースに出、ヨメを後ろに立たせて先にＦ１２００ＧＳにまたがろうと、 ステーを払い、足を上げると届かない。
バイクがグラリと傾き、一瞬ひやりとなる。
何とかよじ登り、つま先で支えてヨメをうながす。
「本当に大丈夫なん？」と、いつになく弱気である。

やはり６５０が乗りやすい。
Ｆ６５０ＧＳは名前とは違って実は８００ＣＣである。
同じことならＦ４００ＧＳという名前にしたら、私には違和感はまったくないのに。
多少のオフロードでも走れるというコンセプトは、奈良県のいかにもアヤしい道に 分け入るのが趣味の私に合っている。

しかし、ＢＭＷはタカいですねぇ。
足つきだけではなく、Ｆ６５０ＧＳは展示ＢＭＷの中で最安という手つき のよさもある。
他のＢＭＷの値段を見ているとＦ６５０ＧＳは「安いと思えてくるな」とヨメ。
しめた。
うひひである。